善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --.--.--(--) _--:--:--
  2. スポンサー広告
  3. [ edit ]

何故ドラマのラスボスがトンマンとピダムの結婚問題なのか。@『善徳女王』と『根の深い木』

『善徳女王』ファンとして、『根の深い木』の何が一番痛快かと言うと、「同じ脚本家ズが脚本を書いている」と言うことだと最近痛感しています(当たり前じゃ…)。
もっと言うと、『根の深い木』を見て、『善徳女王』の脚本の構成との共通点を見つけ出すことで、「これが重要なことだったのか!」とさらに理解が深まるんですよー(*´∇`*)

と言うわけで、トン&ピ好き的にも超嬉しかった発見を以下にv



* *


『根の深い木』が子役時代から引っ張ったネタ、それは『密本』です。
『密本』とは何なのか、「密本の書」とは、『密本』の後継者こと本元のチョン・ギジュンはどこにいるのか? これら、『密本』に関する謎が全24話の前半戦を通しての大きな謎で、ドラマ的にも大きな見せ場となっています。
特に、ちょうど半分くらいの話数でわかるチョン・ギジュンの正体は、彼がイ・ドの幼少期に多大な影響を及ぼしたこともあって、イ・ドと言う主人公にとっては「密本の書」よりも重要な存在です。たぶん、このチョン・ギジュンがドラマのラスボスになるのも間違いありません。(まだ最後まで見てないので確かではないのですが(;´∀`))(イ・ドに影響を与えた存在と言うと、父のバンウォンもそうですが、世代が違うので、チョン・ギジュンのような『生涯の好敵手』とするには無理があります。カン・チェユンも、なんだかんだ言って土台が違うので、当てはまらないと思います。)

つまり、「主人公の幼少期に多大な影響を与えた出来事&存在の秘密」が、「中盤までその理由と正体が明かされず、ドラマを引っ張る謎」になり、しかも「最後に主人公が対決もしくは向き合わなければならない敵」になる……と言う、こう言う構成が取られていると思うんです、『根の深い木』では。
そして、実はこれは『善徳女王』にも当てはまるんじゃないかなと。

『善徳女王』では、主人公はトンマンです。と言うことは、「主人公トンマンの幼少期に多大な影響を与えた出来事&存在の秘密」が鍵になります。では、それは何か?
私は、それは

ソファが、トンマンを連れてムンノから逃げたこと

だと思うんですよ。
例えば、双子であることは、チョンミョンにも当てはまる秘密なので、「主人公トンマンのみに関わる秘密」ではありません。あくまでトンマンの秘密、と限定すると、トンマンの人生が両親(真平王)の意図するものと変わった瞬間は、

トンマンがムンノから離された時

です。この瞬間に、トンマンの人生は真平王の預かり知らぬものに変わってしまっています。イ・ドが、父バンウォンの預かり知らないところでチョン・ギジュンに出会い、彼がバンウォンとは違う道を模索するようになったように。

次に、「中盤までその理由と正体が明かされず、ドラマを引っ張る謎」ですが、これこそが、

何故ソファはムンノから逃げたのか?

ではないでしょうか。
トンマン赤ちゃん期のラスト、ソファは確かにムンノと一緒に逃げていました。でも、トンマン子役時代になると、ムンノはいなかったし、ソファは決してムンノから離れた理由を語りませんでした。視聴者に、「ムンノは?」と言う疑問が付きまとうように仕向けられ、また、その疑問はトンマンの「ムンノって誰?」と言う疑問とリンクして、トンマンへの感情移入を助ける役割を果たしています。
そして、この疑問が解消されるのは、なんと、31話なんです。全60話だろうと全70話だろうと、どちらにせよちょうど半分くらいでこの謎は解けたんです。
しかも、この謎の答え、それはムンノにもソファにもありませんでした。何故ソファが逃げたか、それは

トンマンをピダムと一緒にいさせるわけにはいかないから

でした。
要するに、ソファは、ムンノ一人だったらムンノと一緒にトンマンを育てられたんです。
でも、ムンノにはピダムがいました。ムンノが結婚させたいと願おうが願うまいが、ムンノはピダムを、ソファはトンマンを連れている以上、かなりの高確率で情は湧きます。ソファが真平王を第一の主と支え続けたように。
だから、赤ちゃんトンマンの人生が変わったのは、結局はピダムがいたから、と言うことになります。初対面なのに、赤ちゃんトンマンをなでなでするピダムがいたから(笑)、トンマンの人生はタクラマカンまで飛ばされた、と言う…。

また、ドラマを見ればわかるように、「最後に主人公トンマンが対決もしくは向き合わなければならない敵」もまた、ピダムでした。
血筋、性別、年齢、才能の全てにおいてトンマンと並び立てるのはピダムのみで、だからこそ主人公トンマンにとって、「ピダムをどうするか」がドラマの最後を飾るテーマになり得ました。事実、他のメインキャラを見ると、ミシルは年齢がアウト、チョンミョンは才能がアウト(チョンミョンがダメだって意味ではないですよ!(汗))、ユシンは血筋がアウト、チュンチュは年齢がアウトです。トンマンの好敵手になり得るのは、ピダムしかいません。

その上、主人公トンマンの人生が変わったのは、ピダムが「異性(皇子)だから」でした。
ピダムが女なら、まずムンノがピダムを連れていることもなかったし、ムンノもソファも結婚は考えなかったでしょう。つまり、トンマンとピダムの問題には、「二人が、結婚可能な皇子と皇女である」と言う事実が欠かせないと言うことになります。

そう考えると、『根の深い木』が『密本』に重きを置いているなら、『善徳女王』が「ピダムとの結婚問題」に重きを置くのは間違ってない……どころか、必然だったんじゃないかなーと思いまして。
何故なら、「ピダムがトンマンと結婚するのに最適な男」であることと、「ピダムがトンマンと玉座を争うのに相応しい資格を全て備えていること」が、トンマンの人生を動かし続けている。トンマンの人生における方向転換は、細辛の件に象徴されるように、ピダムが原因になっている。(チョンミョンが死んだのも、突き詰めれば、ピダムがトンマンの逃亡路を確保出来たからでしょう。あの時、ピダムがいなければ、トンマン達は身動きが取れませんでしたし)

結論を言うと、トンマンとピダムの結婚ネタやら国を巻き込む夫婦喧嘩は正しい路線だったよ!と確認出来て嬉しかったと言うだけでしたw



関連記事
スポンサーサイト
  1. 2013.03.28(木) _20:00:00
  2. 『根の深い木』を見て
  3.  コメント:0
  4. [ edit ]

<<mukugeさんに続け!~鶏林への道。@新羅時代の交易路 | BLOG TOP | 『善徳女王』トンマンと『根の深い木』カン・チェユンの似て非なるところ。>>

comment


 管理者にだけ表示を許可する
 




PAGE
TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。