善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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【ときめき10のお題】01. 見てないようでちゃんと見てる

遙か3での将臣くんと望美ちゃんの関係は、4で言うところの那岐と千尋ちゃんとも、風早と千尋ちゃんとも違うよなあと設定資料集見ながら改めて感じました。こう、
将臣と望美→兄妹
風早と千尋→パパと娘
那岐と千尋→ルームシェア仲間
ってイメージがあるんですよー。
なので、ぶっちゃけ風早や将臣くんは異世界に行かない限り千尋ちゃんなり望美ちゃんとは恋仲にならなかったんじゃ、と思うことがあるのですが(そんなことはない)、那岐だけは常に彼が千尋ちゃんから一定の距離を置いているので、いつか千尋ちゃんが那岐に惚れるかもしれないね!でもその前から多分那岐はずっと好きだけどね!と妄想してしまいました。
以上、遙か4だとアシュヴィンの次に好きなのは那岐かなーと最近思い始めた管理人でした。(いやでも最近遙か4やってないんですが)(那岐って何気に強いのでそれが好きなんですよー)(基本的に戦闘力高い人が好きです)ハイ。

と言う那岐語りとは全く関係のない南国将望(と言うより南国大家族…?)SS。
ちなみに運命の迷宮やっていて、改めて何気ないとこでこの二人はプレイヤーを悶えさせてくれるよね!!と改めて実感中ですー。迷宮は八葉それぞれの望美ちゃんへの接し方の違いが見えるところがまたイイですよね。


* * * *

 戦のない楽園のような島で、戦なみに皆が恐れるものはただ一つ。
 現代で言うところの台風――大風だ。

 その日も、不穏な雲が近付き、年配者の「節々が痛む」発言や、望美の「裾がやたらとめくれる」発言に強力な低気圧が近付いていることを察した将臣は、皆を一番丈夫で大きく、標高の高いところにある自らの邸に集めた。
 ちなみに将臣はすでに臨戦態勢、還内府時代に愛用していた鎧の一部――篭手やら脛あてやらを引っ張り出し、木戸を補強、やはり男達の中心に立っている。
 そしてまだ彼の『70%幼馴染30%恋人』な望美は女性陣と力を合わせ、近隣の家々から貴重品やら思い出の品やらを運んでいる。
 その望美の隣には、小さい身体を一生懸命支えながら持てる荷物を運ぶ言仁と、誰かの飼い猫を抱えておずおず歩いている六代がいる。いつもならば「まあ、帝御自ら……!」と止めに入る女房達も多忙ゆえに二人の面倒を望美に任せたのを良いことに、二人は慣れない肉体労働に汗を流し、楽しんでいた。

「望美殿、これはどこに置けば良いのだ?」
「あ……あの、猫は……」
「えーっとね、言仁くんの荷物はそこの戸棚の横で、猫は…………行李にでも入っててもらおっか!」

 身の危険を察したのか「ふぎゃーっ!」と毛を逆立てる猫をひょいと摘んだ元白龍の神子は、猫をあっという間に仕舞い込み、晴れやかな笑顔を見せた。

「よーし、これで最後だね!」
「うむ!」
「はい」

 望美を(時折兄のように)慕う二人は、それぞれに笑顔を浮かべた。言仁などは最近では望美のガッツポーズを真似することが好きなようで、拳を振り上げ満足感を味わっている。
 さらに。

「望美殿」
「なぁにー?」

 言仁は最近、将臣の真似をするのも好きだ。

「…………」
「昨日、将臣殿にこうされて望美殿が嬉しそうにしているのを見たのだ」

 「嬉しいか!?」と言わんばかりの愛らしい瞳で見詰められて、望美に逆らえるわけがない。それに望美にしてみれば、将臣からされるのとは違う嬉しさが込み上げてきていた。まさか言仁くんから!

「うん、嬉しい! じゃあ、お返しね」

 それから言仁の頬に唇を寄せた望美を見て、最初はオロオロと二人を見ていた六代も羨ましくなってきたらしい。

「あ、あの……」
「もちろん六代くんにも! 手伝ってくれてありがとね」
「あ……」

 真っ赤になって頬を押さえた六代のふわふわとした髪を撫でてたっぷりと望美は満足感に浸った。

 そして、大風も去ったある日。
 『ほっぺにちゅー』が癖になった三人をようやく発見した将臣は、まさかの平家の血に背筋を寒くさせるのだった。
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  1. 2009.11.07(土) _18:28:27
  2. SS<遙か3>
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