善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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少女漫画的な視点で見る『善徳女王』

昔々、管理人のバイブル(←死語…)は『セーラームーン』と『赤ずきんチャチャ』でした。この二つがほぼリアルタイムで読んだ少女漫画だったんです。
でも、リアルタイムじゃない少女漫画ももちろん好きで、その中でも一番は『はいからさんが通る』でした。恋愛パートは「ふむふむ」程度の入れ込み方だったのですが、もーとにかくめっちゃ笑えて、そこが大好きでした(*´∇`*)
そんなはいからさんも、今読むと多少は恋愛模様もわかるようになり、紅緒さんが綺麗に見えてきまして(←編集長現象ですね!w)、他の作品も読もうと手に取ったのが、『ヨコハマ物語』でした。はいからさんよりもっと前の、明治時代初期の横浜を舞台にした物語です。
んで、これがですねー、ダブル主人公なんですよ。勝ち気な美人お嬢様の万里子と、田舎育ちのやぼったい孤児のお卯野の二人が、十一歳で出会うところから始まって、結婚や出産まで描いてあるんです。また、主人公が二人ですから、相手役も二人いまして、ご近所のインテリ医学生の森太郎と、零落した武家の孤児から成り上がる竜助と、主人公コンビも相手役コンビもとことん正反対の設定をされております。
こういう被らないキャラ設定はよくありますが、ふと、ヨコハマ物語って…いや、少女漫画って『善徳女王』に通じるものがあるよなー…というわけで、『善徳女王』を少女漫画的な視点で見てみましたv




* *


●その1.対照的なWヒロイン【ベルばら、海闇月影】
双子ものは、ある意味鉄板です。双子のヒット作品は山ほどありますが、その中でもトンマンとチョンミョンは、片や異性関係ゼロの男装娘、片や夫に先立たれたお姫様という、双子なのに物凄く対照的な存在として登場します。まるでオスカルとマリー・アントワネットのように!
しかもこの二人、またまた双子ものの鉄板として、同じ青年(ユシン)と関係を深めていき、ついには三角関係になります。もしここで双子の片割れとユシンがラブラブになったら流風と流水ですが、面白い(というか珍しい?)ことに、上手くいかないんですよね。何故なら、ユシンは、年下だから(←えっ?)。
いやその、通常なら、男が片割れを口説き落とすことでカップル成立の免罪符になるのですが、ユシンはトンマンを終始口説き落とせずにいます。なもんだから、チョンミョンがトンマンにユシンとくっつけと命じるという、三角関係よりもWヒロインの友愛関係に重きが置かれた展開になりました。ここら辺では、まさに『ヨコハマ物語』の万里子がお卯野をアメリカに送り出すシーンに感じる愛おしさと同じような感情を引き出されます。……ただ、万里子には竜助がいますが、チョンミョンには誰もいないし、また、迫っている危険の度合いが全く違います。なので、恋愛はこの際大した問題ではなく、あのシーンはWヒロインの最大の絆場面で、男はその絆を表すための道具に過ぎない感じもしますねー。

●その2.シンデレラストーリー【天河、はいからさん】
古今東西、フツーの女の子がなんやかんやあってお姫様になる物語、というのはウケるようです。で、それが、ヒロイン自身の能力と、彼女に対する周囲の献身によるものであれば、願ったり叶ったり、もー有り難いことこの上ない展開です。ここでのポイントは、「ヒロインはごくフツーの暮らしをしているけど、実はとんでもない才能を秘めている」ということです。ごくフツーの感性、あるいは常識的な金銭感覚は持っていて、才能だけが並外れており、徐々にそれを発揮していく、とゆーのが大事なのです。
ちゅーわけで、トンマンが裸一貫(違)から部下を獲得し、ピダムとかを唸らせながらマイナスをひっくり返して公主になるというのは、天河のユーリの図に当てはまって、大変愉快です。
ただ、トンマンの場合は、残念ながら同性の仲間を獲得する流れがありませんでしたが、代わりに、トンマンには「ヒロインの周辺人物のために、ヒロインに尽くす」キャラがいないところが特徴的ですよね(アルチョンも、トンマン自身が頑張らないと味方にはならなかったわけですし)(また、同性というと、チョンミョン、ミシルのようなメインキャラがいるので、もう同性成分は必要ないかもしれません)。「トンマン自身が力を示さなければ、誰も味方してくれない」という状況は、少女漫画としては物凄く痛快だと思います。紅緒さんが編集者になった時みたいにお笑いベースでも、トンマンみたいに腹黒ベースでもw

●その3.女の敵は女【天河、ガラスの仮面、エースを狙え】
天河やガラスの仮面の何がいいって、ナキア皇太后や亜弓さん、あるいはお蝶夫人がいることだと思うんですよ! やっぱり女の敵は女みたいな、女同士のライバル関係は、男同士のそれに劣らずハラハラドキドキ、吸引力があります。
ただ、大事なのは、Wヒロインの間でそれをやっていいか、なんですよねー。女同士だと、普段一緒にいる友達とは仲良くしたいじゃないですか。毎日火花を散らしてたり、ライバルライバルと意識するのもありっちゃありですが、女同士の友愛ものも楽しみたいわけです。そんな時に活躍するのが、プライドで出来てるツンな濃いぃ顔の超絶美形(←ここ重要w)ライバル様!!ですよねー(*´∇`*)
しかもこのライバル様は、恐らく大多数の女に存在するであろう「カッコいい(美人な)同性を崇拝したい」という、ドM気分も味わわせてくれないといけないので、当然美人で、スタイルもよくて、デーンとしてて、人知れず努力もしていて、出来れば肉感的なタイプで、さらにイイ男にかしずかれている存在であって欲しいんです。……自分で言ってて不気味になってきましたが(爆)(;´Д`)、とにかく、ミシルはそういう意味で、最高のライバル様ですよね!

●その4.対照的だけど…なWヒーロー【はいからさん、天河、こどちゃ…】
少女漫画というものは、ヒロインが二人以上の男からモテまくらなければいけません。そうでなければ少女漫画にはなりません(断言)。←えっ
いやまぁ冗談はさておき(・∀・)←、ヒットする少女漫画は、大概ヒロインが二人の男からモテまくります。そしてこの時大事なのは、二人の男は、どちらもかなりハイレベルな男でなければならない、ということです。そんじょそこらの男じゃいかんのです。性格が素晴らしいとか美形なのは当たり前で、まず、同じベッドで寝てるのに三年間も我慢してくれる皇帝陛下や孤児院で育った超売れっ子俳優のように、「お前病気か」レベルで辛抱強いか人格者(草食系)であるか、あるいはチャンスがあればさっさと手を出してくる(ただしヒロインが嫌がったら素直に止める)ような人格者な肉食系でなければなりません。しかもその上、仕事面では群を抜いて有能である、これが鉄板です。
あと、これはWヒロインと同じようでちょっと違うポイントとしては、ヒロインの片割れ(もしくはライバル)が始めから至高の座にあるのに対して、Wヒーローは、出発点にお坊っちゃまとnotお坊っちゃまという差はあっても、二人ともがある程度は出世したり、なんか高貴な生まれが発覚したりしないといけないんです。例えば、「皇子→皇帝と部隊長→将軍(→皇帝)」の天河や、「貴族軍人→ロシア貴族と編集長→財閥の跡取り息子」なはいからさんのように。
そう考えると、ユシンは苛められお坊っちゃまで不器用草食系、ピダムは孤児(ただし高貴な生まれ)で天才肉食系と、見事に個性が分かれています。鉄板ですな。

●その5.ヒロインを取り囲む男たち【はいからさん】
少女漫画の読者という生き物は超肉食系で欲深いもので、超ハイレベルな二人の男に愛されるだけでは物足りません。「ワンランク落ちるけど素敵な男たち」にも囲まれ、慕われていたいのです(※管理人調べ)。
てなわけで、はいからさんと対応させながら見ていくと、まず年下キャラとして蘭丸・チュンチュがいます。この二人は性格こそ違いますが、ひ弱でヒロインと背の高さがあまり変わらない、美少年(扱い)、女にモテる、いざとなるとヒロインを引っ張る思いきりのよさ、仕事面では将来有望、といった共通点があります。きみペのモモもこの路線ですね。
続いてはいからさんではワイルド系の狼こと鬼島さんがいますが、ワイルド系の役割は『善徳女王』ではピダムが担っているので、忠臣キャラ(&如月さん&牛五郎キャラ)として、アルチョンが登場します。アルチョンはいざという時にはトンマンの腕を掴んで支えるキャラなので、少女漫画だったらお姫様だっこくらいはしていたかもしれません。
次に、ユシンが優雅系ではなく、ピダムもワイルドである以上、優雅な王子様キャラが『善徳女王』には欠けています。というわけで探しますと、うってつけの人物ウォルヤがいます。亡国の王子様で、トンマンに対して常に紳士的でありながら、長らく腹のうちは見せず、腕っぷしは強く、イケメンであるウォルヤは、まさしく王子様キャラです。トンマンより、ユシンとの関係を推測されるキャラでもありますが、世の中、男同士の絆に萌える人は多いと言いますし、そういう意味でも万々歳(?)です。(※残念ながら、管理人にはいわゆる腐女子センスが不足しているようなので、そっち方面は取り上げないでおきます(・∀・)ツマランワー←こら)

●その6.花
『天下一ファミリー!!ヤマダ』というお気に入り漫画に、「これさえあれば少女漫画!」みたいなコーナーがありまして、その中に「とにかく花を飛ばせ!」的な項目があります。背景に花を散らせば、アラ不思議、少女漫画の出来上がり~ということです(・∀・)/
『善徳女王』では、まるでそれを実写化したかのように、季節や時代を無視した花花が登場します。しかも、多くの人物が、花を背負って台詞を言います。もう、少女漫画!ですよねー。ただ、何故かヒロインのトンマンはあんまり花を背負ってないという謎はありますが。あれですか、トンマンは花がなくても少女漫画らしいと、そういうことでしょうか。←妄想





というわけで、『善徳女王』から感じる少女漫画要素を抜き出してみました。言い換えれば、管理人の嬉しいポイントですv(´∀`*)ムフフ←気持ち悪いぞw
あ、もちろん、『善徳女王』はたぶんに少年漫画要素もあるドラマで、そこがまた性別を問わず人気のあるポイントだと(勝手に)思っています。ただ、少年漫画というとドラゴンボール、るろうに剣心、封神演義ぐらいしか全巻読んだものがないので、残念ながらあれこれ語れないんですよねー(´・ω・`)
少年漫画に詳しい方、もしよかったら少年漫画視点の『善徳女王』語りを…!と放り投げて、終わります(・∀・)(笑)




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  1. 2013.07.05(金) _21:00:00
  2. キャラ語り
  3.  コメント:2
  4. [ edit ]

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管理人のみ閲覧できます

  1. 2013/07/05(金) 22:09:16 
  2.  
  3.  
  4. [ 編集 ] 
このコメントは管理人のみ閲覧できます

urekat様へ

  1. 2013/07/07(日) 21:23:31 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
urekat様、こんばんは~!v
第四拍手でもありがたい上に凄いです…! そしてコメントまでありがとうございまーすv(*´∇`*)v

> 「ベルばら」「ヨコハマ物語」「エースをねらえ!」「ガラスの仮面」

実は、「エースをねらえ!」はちょっとしか読んだことないんですよ(爆) 私の中でお蝶夫人とミシルが被ったので、出しちゃいました(*´∀`)

「ベルばら」は、2001年の宝塚版から入って漫画に移行したんです。安奈淳さんのオスカルは残念ながら見たことがないのですが、安奈さんは確か今年のベルばらで演技指導をされてました(・∀・) 安奈さんのベルばらが受け継がれてるんじゃないかとv

> 善徳女王を少年マンガにたとえるとしたら

これがわかんないんですよねー(;´Д`)
私の中では、ユシンがベジータでピダムが悟空でアルチョンがピッコロなんですが(←えっ?)、トンマンの立ち位置が難しいというか(´・ω・`)

アホな記事ですが、楽しんでいただけて嬉しいです!ありがとうございます~(*´∇`*)


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