善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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SSS アルチョン(+チュンチュ)

●SSとは関係のないテジョヨン感想パート2●
善徳女王は腹黒や善悪に拘らない人が多いですが、テジョヨンはお人好しが多い印象を受けます。
特に妄想将軍(※ソ・リンギ)は毎回毎回お茶目と言うか、「泣いてなどいない」と言いながら涙を流したり、矢がゲソさん(※ヨン・ゲソムン)に当たっただけで小躍りしたり、ほんっと「おまw」とウケてしまいます。憎めない。憎めないよ妄想将軍。あの人が唐になくてはならない武将かと思うと唐って大丈夫か……と不安になったりもしますが、一度くらい勝たせてあげたい。でも一回でいい(笑)
んでもって、ヘタレ兄上(※イ・ヘゴ)も毎回毎回能面くん(※テジョヨン)にボッコボコにされて可哀想なので、そのうち良い目を見て欲しい。今のところ契丹最高の勇者ってのがしっくり来ないYO!!
そしてプ・ギウォンは車裂きで死ねばいいと思ってしまいましたw いや、彼が悪いのではなく、ひたすらお母さんが可哀想だったので……こう、バランス的に、勧善懲悪っぽい雰囲気もありますし、それならもう、能面くんの言葉通り、凄絶な復讐を期待したいと思います。んでもって、クマさん(※善徳女王でソルチだった人)もかなーり嫌な死に方で、お供を(笑) 悪役は忠臣がいてこそ輝くと思うので!
そう言えば、一方的に能面くんにときめいているお姫様(スヴォン……スギョン……スギョンかな?)は、王様の養女なんでしょうか。と言うか王様には他に子供がいないのかな。高句麗大丈夫か。唐に攻められる云々よりも、王室の存続が危ぶまれる気がして不安ですw

あとは……何と言うか、濃いですよね。この濃さ、国は違えど『葵 徳川三代』を思い出します。あのドラマも濃かった。キャストが。(淀殿とか凄かったよーな……いや、西田さんと志麻姐さんの夫婦も凄かったですけど…)(皆さんお上手だし脚本も骨太なのでめっちゃ楽しかったですよ!あー、時代劇見たって感じがしますw)
でもテジョヨンはキャストで濃いのは男性陣だけなのですが、演出が!もう!なんでいつもドアップor全身像しかないんじゃ!とw 腰から上とか、もう少しカメラワークに工夫と言うか配慮が欲しいです。濃過ぎる!この間音声消して見てみたらちょうど良かったぐらいの濃さですマジで。

あ。最後に、テジョヨンはOPが凝ってますよね!しょっちゅう変わってて、良いと思います。善徳女王もせめて女王編からはOP変えて欲しかったなー。いつまでもチョンミョンが一人枠で、ピダムとチュンチュが二人枠と言うのは変だったし、アルチョンがいないのは何より大問題です!!(アルチョンファンの意見です)

続きにしまってあるSSSは、ユシンのSSの続きみたいな感じです。


***

 トンマンがピダムと二人で暮らすようになってからまもなくの頃、アルチョンは彼の私家を訪ねて来たチュンチュにこう訊かれたことがある。

「上大等も叔母上との縁が格別だと聞きましたが……上大等は、叔母上を恋しく思われたことはないのですか?」

 その時、アルチョンは即座に頷いた。

「私がこうして徐羅伐で政に携わっているのは、あの御方があればこそです。何時であれ、決して忘れることなどありません」

 昨年の末まで、アルチョンはずっと女王の侍衛府令として、このまま女王の柔い身体を守ることが出来れば他に望むことはない、と思っていたのだ。王が変わったとは言え、その気持ちはずっと心の中に宿っている。
 いつも通りの断固とした答えを聞いて、チュンチュはくすりと笑みを漏らした。全く、ユシンこそ朴念仁だと思い続けていたが、よくよく考えてみると、この男はユシンよりもずっと長く女王の傍にいて、そうして傍にありながら、常に任務に忠実であったのだ。一番の朴念仁は、この男かもしれない。

「いえ、そうではなくて……ピダムが羨ましくはありませんか」
「羨ましいなどと思ったことはありません。彼は『陛下』に無礼な要求を繰り返しただけでなく、刃を向けました」

 躊躇いなく即座に答えたアルチョンの小さな双眸には一点の曇りもない。『善徳王』と呼ぶべきところをうっかり『陛下』と呼んだことにも気付かぬまま、アルチョンは不審さをそのまま顔に出してチュンチュを睨んだ。

「チュンチュ公、何が仰りたいのですか」

 そもそも彼の名を口にすること自体、不謹慎です、慎んで下さい、と生真面目な口調で説教するアルチョンを前に、チュンチュは口元に浮かぶ笑みがばれないよう慌てて茶を飲んだ。
 全く、ユシンやピダムと同じように叔母の傍にいたはずなのに、どうしてアルチョンの感覚はこうも違うのだろう。彼ら二人が形はどうあれ叔母を『女人』として見ているのに対し、あの二人よりも遙かに長い時間を女王であった叔母と共有したアルチョンは、今でも完全に叔母を『主人』として見ている。
 アルチョンの仕事ぶりはなかなかのものだったが、未だに彼は叔母の身に災いが降りかからぬかといつも心の底から案じていたし、叔母から命じられたのでなければ、とっくの昔に上大等の職など誰かに譲り渡して、彼女の後を追い掛けて推火郡へ行き、門番でもやっているだろう。それほどに、アルチョンにとって叔母は重要かつ絶対の主人であるようにチュンチュには見える。
 ……そしてその感覚は、誰かに仕えることなど考えたこともないチュンチュからは、大層不可思議かつ面白いものだった。

「アルチョン公」
「はい」
「もしあの御方に会えるなら、何か仰りたいことはありますか」

 チュンチュの問い掛けにアルチョンの双眸が少し大きくなった。

「そうですね。為すべきことを終えた暁には、必ずや陛下の下に馳せ参じます。それまでどうかお元気で、お健やかにお暮らし下さい……と。そう申し上げます」

 その答えを聞いて、チュンチュは苦く笑った。
 スンマンも、大変だ。こんな単純で面倒な男を、上大等として傍に置き、頼らねばならない。自分ではなく、他の誰かに忠誠を誓っているこの男を。


******
またまた短いアルチョンのお話。
『三国史記』を読んだ時、真徳女王(スンマン)亡き後、アルチョンが王に推挙されたけれど、それを蹴ってチュンチュに王になるよう薦めた……と言うことが書かれていて、「ちょ、それって『善徳女王』アレンジで行くと、「私は上大等として善徳王が為した政を継ぐよう命じられたのでそうしただけであって、王になるつもりはありません!(byアルチョン)」ってことだよね!!」と勝手に興奮した管理人。
アルチョンはユシンとは違った意味でピダムの最大のライバルだと思います。(『真田太平記』の右近とか、佐平次ポジションと言いますか。殉死するレベルの奉公度だといいと妄想してます)
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  1. 2010.05.11(火) _23:12:45
  2. 隠居連載『蕾の開く頃』
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