善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

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チュモンとイ・サンと善徳女王とキムシン。

チュモンが今日やってたのでチラ見。
主人公チュモンのお母さんが、プヨ王に殺されてました。理由は痴情の縺れです。ちなみに公衆の面前です。王様の息子を始め、皆が見ている中、「私を置いていくなど許さない。もしそうするならお前を殺す(要約)」と王様は宣言。「私の心はチュモンとその父のものです。アンタなんかどうでもいい(要約)」と答えた主人公のママ(プヨ王妃でもある。王様が横恋慕し、主人公のパパから奪った模様)を斬り、まだ息のある彼女を抱きしめて泣く……と言う。ちなみに公衆の面前です。王様と王妃様の愛憎劇が、王子や重臣の前で繰り広げられています。

……チャンネル変えました(笑)

見るのはイ・サン。昨日録画しといたやつです。チャングムチームが生まれ変わったんじゃ、としか思えないほどに役者さんが被りまくっています。
わーい楽しい。二次創作意欲は全く湧きませんが(笑)、超完璧な王子様ヒーローと、可憐で魔性の天才絵師なヒロインと、おちゃらけつつも善人な助演達と、期待を裏切らない悪役チームと、どーんとその迫力で場を締める王様がいる。めちゃくちゃバランスがいい。内容も王道で、でも練ってあって面白い。今のところ、疑問なのは世孫を廃位にした後、王妃は誰を後継者にするつもりなのか、ってことぐらい。対抗馬いなきゃ意味なくないか、と言う……。

さて!
そんな感想とは全く関係ない、今日知ったニュースに対する愚痴です。例によって酷いので、続きにしまっておきます。でもトンマンファンなので、言わずにはいられない!(笑)


***

こんなニュースがありました。

……お察しの通り、トンマンファン、イ・ヨウォンさんの演技を誉めたい管理人としては、これ、噴飯ものです。
だって、いつからミシルが善徳女王の主演になったんですか。全62話中、50話で退場する人が主役? じゃあ、あと12話は何? エピローグ12話もやったんですか? だからトンマンの感情はどーでも良かった? あんな不親切な脚本と演出になったんですか? ミシルが反乱を起こすまでの気持ちの移り変わりとミシルの乱は正味11話かけたのに、トンマンの女王時代は12話の駆け足放送で十分だって?

だったら、善徳女王って名乗るな、と思います。
タイトルロールの重責と長編時代劇作品の撮影の過酷さを主演に要求しておきながら、良心とデリカシーに欠けてます。プロデューサーと監督と脚本家の神経を疑う。

……善徳女王が良い作品だったと言うのとは別に、タイトルロールをここまでどうでも良く扱ったことに対しては怒りが湧くんですよ。
私はこのブログで散々トンマンのキャラ語りしてますが、そもそもキャラ語りがここまで必要な主役ってどうなんですか? 主役なんだから、ドラマの中で最もその心情が説明されて然るべきじゃないですか。なのに、世の中の視聴者の何割かはトンマンに感情移入出来ていなくて、トンマンは酷い、と言う感想もわりと見かけます。
ミシルに対してはそう言う感想はないのに。なのに、トンマンにはある。

スタッフが本当はどう思ってたかなんて、関係ないんですよ。
問題は、視聴者にそう見える作りにしなかった、と言うこと。トンマンの気持ちに対するフォローが、物凄く少ない。女王時代、トンマンが何故あんなに枯れていったのか、その説明が極端に少ない。トンマンの気持ちの激動期について、触れていない。
ミシルについては、触れてあるのに。彼女の人生の中でフォローされていない部分は、トンマンが生まれてからの15年間だけ。んでもって、その15年間、ミシルの変化はほとんどなく、また、子役時代だったこともあって、その変化についてもきちんと触れられている。

あームカつくなーと思うんです。
ミシルに対してじゃなく、そう言う作りにしたスタッフに対して。最も苦労した主演のトンマンに対する無神経さに対して、怒りを感じるんです。トンマンとミシルの存在感の差は、女優さん同士の演技力の差ではなく、特性の差をスタッフがカバーするどころか際立たせたところにあるだけに、苛々する。
ミシルのカリスマ性は際立たせて、彼女の演じられる年齢の幅が狭いことは美貌を際立たせることでちゃんとカバーしておきながら、トンマンのカリスマ性についてはほとんどカバーしていない。女王時代のトンマンの描き方は暴君に近く、トンマンの長所を潰しまくっている。ユシンを大事にしたことも、まるで未だにユシンに未練があるかのようにしか伝わらなかったし、ピダムが馬鹿になったことで、ピダムを重用しているトンマンまで馬鹿に見える。
あー、なんでこうなっちゃったのか……。


で、唐突にキムシン(笑)
キムシンと言う人は宝塚の座付き役者で、小池先生とかオギーほどは知られてないけど、座付き役者としてのレベルはかなり高いと思う(私は)

なんで、キムシンがいいかと言うと。
キムシンは、役者を『見て』仕事をするからだ。

キムシンはストレートにバーンとあて書きをして、トップだけじゃなく、所謂スターと呼ばれている人達のファンの期待を裏切らない。キャラに魅力があり、見せ場があり、一度見れば、「ああ、あの役の人!」とわかるような作りになっている。大概は。
んでもって、それだけじゃなく、キムシンは役者の力量を見て仕事をする。

例えば、花ちゃん。宝塚の女帝さま。元宙組トップ娘役で、彼女がトップの間は、宙組は娘役が主役で、男役トップがその相手役をしていたと言う、凄い存在。
花ちゃんは、とんでもない役者さんで。
2500人くらい入りそうな宝塚劇場で、12年間主役を張り続け、まさしくそれに相応しい器を持っていた。ぶっちゃけ辞めて欲しくなかった。専科として残って欲しかった。そんぐらい、凄い。

だからキムシンは、花ちゃんがいる宙組に作品を書く時は、漏れなく花ちゃんを主役にしていた。花ちゃん演じるヒロインがいて、そのヒロインと恋をする男が相手役。花ちゃんの演じる役が凄いから、相手の男も凄く見える。必ずそう言う設定にして、主人公が花ちゃんである分、男役トップに凄く気を遣っていた。まずハマり役である、見せ場があり、衣装もとても綺麗でビジュアル完璧、男役スターとの絡みあり、出番多い、とパッと見は男役トップが主役に見えるよう気を遣っていた。
とは言っても、物語を動かす場面を担うのは花ちゃん。花ちゃんがいるから、男役トップが動く。
そしてそんな大役をきちんとこなし、相手役をトップとしてきちんと立て、相手役を愛し、彼(笑)に寄り添いながらも、さらに自分自身の輝きで2500人を魅了するのが花ちゃんとゆー役者だった。だからこそ「ゴールデンコンビ」と呼ばれた。凄かった。


ミシルに求められていたのは、この役割なんじゃないかと思う。
あくまで必要なのは、ミシルが大きな壁だからこそ、その壁にビビり、対抗し、乗り越えていったトンマンが非常に魅力的に映る、と言うこと。そんでもって、乗り越えていった後のトンマンの更なる成長と、下克上を果たしたヨン・ゲソムンや、エリート王のウィジャと言う新たなライバルとの戦いが、トンマンの絶頂期となる。
……多分、これが正しい『善徳女王』。

連れてる女を見ればその男の価値がわかるように、ライバルを見ればその人の価値がわかる。ミシルが大きければ大きいほど、トンマンも大きくなる。
若い(あるいは、下手な)主演と年長者の(あるいは、巧者の)準主演の基本的な役割は、これだ。
いくら年長者の方が場数も踏んでて迫力もあるからと言って、主演を潰してはいけない。主演を育てることも、義務の一つになっている。ソルォンがポジョンを育てたように、ミシルはトンマンを育てなければいけない。それが、ミシルの役割。

ミシルは、その役割を果たせていなかったと思う。
好きなように演技をして、自分を魅力的に見せることは出来たけれども、トンマンを引き立てられなかった。トンマンを愛し、自分がいなくなった後、トンマンが主演としてさらに輝けるように気遣わなければならなかったのに、それが出来なかった。監督がそれを要求出来なかったとしても、あるいはするのを忘れていたとしても、ミシル自身がそれを自覚しなければいけなかったのに、しなかった。
その為に、ミシルチームにはベテラン陣がいたと言うのに。トンマンと本格的に対立する30話までの間に、時代劇初体験のミシルをサポートし、30話から50話まではミシルがトンマンを引っ張って、彼女を輝かせる。それがドラマとしての正しい姿だったんだから。

ミシルが凄い役者さんだなーカリスマすげーと思うと同時に、主演しか出来ない下手さが痛い。本当に上手い人は、相手役を立てるものだから。そうわかっているから、辛い。どーにかなんなかったのかなコレ、と思う。


……んで、結論としては、やっぱりトンマンを主演として輝かせなかったスタッフが悪いと思うw
編集って正直ですから。
最終回、トンマンの遺言シーンが大幅にカットになった(※ガイドブックのインタビューより)と言うことは、要するにトンマンの政治姿勢なんてものは書く気がなかった、「ミシル萌え」「ピダム萌え」で突っ走った、と言うことになるから。
編集したシーンを足した完全版求ム!(笑)
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