善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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善徳女王33話感想。

とうとう第一話でじーちゃん大帝……もとい、真興王がペクチョンに遺言しようとした「見果てぬ夢(不可能な夢より、こっちの方がロマンのある言葉だと思うのですが)」が明らかになりました。(いや、第一話で確かすでに「三韓一統」とか言ってた気もしますが……どうだったかな)

徳業日新 網羅四方 三韓一統

信長の「天下布武」もそうですが、こーゆーわかりやすい四字熟語によるスローガン、と言うのは堪らないですね。漢文文化ならではの心地よさ、快さかと思います。そしてまた『三韓一統』と言う言葉は、今の韓国の方にとってもじーんと来る言葉なのではないでしょうか。いえ、韓国のお知り合いはいませんけど、なんとなく(笑)
さらに今回、その言葉に関わる人物は3人に絞られました。その言葉を発見したトンマンとユシン、それから何故か三者面談(違う)していたピダムです。この三人だけが、真興王時代の人達を除けば、唯一(と言うか唯三?)三韓一統と言う言葉を現実的に捉えている。敢えて言うなら、ユシンはそれを将軍として成し遂げようとしていて、ピダムはちょっと甘く考えているとは思いますが、成し遂げることの出来る力がある三人がその『不可能な夢』を知った33話。ドラマも折り返し地点を過ぎ、王道とは、覇業とは、と言う深いテーマが続いて見応えがあります。その代わり、立ち回りなどの部分はなく、一見すると地味な展開でもありますが。でも地味なのは、来週から武術比才が始まるからなので、全然OKです。アルチョンの立ち回り、とっても楽しみにしてました!(笑)

さて、続きからはトンマンとユシンとピダムのお話です。三角関係っぽさが出てきましたねー。

33話はトンマンとユシンが覇業に目覚める反面、ピダムの心情が大きく動く回でもありました。
ムンノに「ただ愛して欲しかっただけ(要約)」と訴えるピダムと、それをわかっていても、どうすれば良いのかわからなかったムンノ。ソファがただトンマンを自分の娘として、一人の人間として幸せな人生を送らせたい、と願っていたのに対し、ムンノはピダムをずっと「王の器に」と考えていた。だから、王としては致命的な欠点が見えてしまった瞬間、ムンノの育児方針は乱れて、修復出来なかったんでしょうね。ムンノ自身、ピダムを恐れたと言うより、ピダムを通して見えるミシルの血が恐ろしかったんでしょう。切ない…。
そしてムンノとの関係が決裂しつつあるピダムは、欠点に目くじらを立てて叱責ばかりするムンノとは違って、自分が何をしても恐れたりせず、長所を見て大事にしてくれるトンマンに惹かれていく。自分の本名、出生、トンマンとの関係、その全てを知ったピダムは、トンマンこそが運命の相手だと確信したでしょうし、だからこそ、ユシンを見詰めるトンマンを見ていると嫌な気持ちになる。比才でピダムがまた卑怯な手を使った時、トンマンがそれを受け入れたら、もうピダムの気持ちは100%トンマンに向かいそうですね。でもそれはつまり、もうムンノにしがみ付く必要もないと言うことで……これまでは他に誰もいないからとムンノに一縷の望みを託していたわけですが、それがなくなったら、あの師弟は戦うしかないような気がします。

ここからは話が変わるのですが、個人的に、創作では
ユシン→トンマンを教え導く人。師匠。
ピダム→トンマンを慰め癒す人。恋人。
アルチョン→トンマンを守り抜く人。護衛。
と言う感覚でそれぞれを描写しています。
師匠と言うとミシルもそうですが、やっぱり彼女はライバルだったり……うーん、ライバル校のスター選手と言いますか(笑)、グラウンドが違う気がするし、トンマンが覇道を忘れそうになった時に諫めてくれるのがユシンなので、ユシンをお師匠様と考えています。
あー、57回か58回の予告にあった、トンマンとユシンとピダムとアルチョン四人の宴会の場面が本編にあったらなあ…!(あの四人で宴会とか理想過ぎるんですがぁあ) あと、アルチョンが地図を使ってトンマン(&ピダム)に戦況を説明してるっぽいシーンと、その後の、ピダムがトンマンの肩に手を置いて、その手にトンマンの手が重ねられているシーン!あれは見たかったです。特典映像につけて欲しいです。千円くらい上乗せしてくれてもいいので…!(え)
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  1. 2010.06.12(土) _21:07:15
  2. ドラマや本の感想
  3.  コメント:6
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comment

ですよね!!!

  1. 2011/02/21(月) 17:19:26 
  2. URL 
  3. あつ 
  4. [ 編集 ] 
こんにちは~!連日遊びに来てま~す!楽しいで~す!

>あー、57回か58回の予告にあった、トンマンとユシンとピダムとアルチョン四人の宴会の場面が本編にあったらなあ…!(あの四人で宴会とか理想過ぎるんですがぁあ) あと、アルチョンが地図を使ってトンマン(&ピダム)に戦況を説明してるっぽいシーンと、その後の、ピダムがトンマンの肩に手を置いて、その手にトンマンの手が重ねられているシーン!あれは見たかったです。特典映像につけて欲しいです。千円くらい上乗せしてくれてもいいので…!

いきなりコピっちゃいましたが、全力で同意です!!!!!v-218この、ファンにはたまらないシーンは、全力で入れてほしいと抗議したいです!4人の宴会…美味しすぎ…ジュルッ←汚し…

しかし、この3人てベクトルがみんなトンマンに向いているんですが、そのベクトルに乗せる想いがみんな違うんですよね!でも、トンマンが彼らに寄せている想いは意外と一緒なのかな?っと思ってます。

ユシンは、トンマンに対して明らかに恋愛感情を抱いてます。しかし、根がお坊ちゃまだからなのか、建前も大事にする人で、「伽耶人が生き残るため」なんて大義名分も忘れない人。その建前が珍しく崩れかけて本音が見え隠れしたのが、ミシルの乱が起こって復耶会の砦に避難した時。特に「自分の思い人が死に行くのを止めない男はいない」の言葉を吐いた時は、建前を取っ払って素のユシンが見えてピダムびいきの私もドキドキしました。でも決して建前を忘れないユシン。本音だけで生きようとするピダムとは違います。その潔さはもはや英雄。男としては最高。彼の生き方は男のロマンそのもの。愛に生きたい女性はともかく、ミシルみたいな女性にとってはたまらない男。だからこそ、トンマンはユシンのその頼りがいのある、安心して信じられる人間的魅力に惹かれてはいるものの、男女の愛とはちょっと違う気もします。…ん~、コミカルチックに言うなら金八先生と不良生徒?な雰囲気は私も感じます。(笑)ピダムの前で「ユシン郎に好きだと伝えればよかった…」と泣くシーンもピダムは気付いてないだろうけど、失恋は失恋でも「憧れていた先生が結婚しちゃった~さみし~」みたいな感じ。チョンミョンが亡くなった時の嗚咽とは全く違う、恋に憧れている少女の失恋みたいな淡さを感じます。…ユシン、かわいそうなヤツ…

それに対して、アルチョン郎は恋愛感情一切なし!(笑)視聴者、若干、寂しいものの、その忠義心は絶対にユシンより純粋で、いかにもアルチョンらしくて、視聴者の心をがっちりつかんでます!何気に一番最初にトンマンを自分の王と定めたのはアルチョンなのに、本人、その辺はあまりこだわらないところがまた良いところ!だからこそ、トンマンは、アルチョンを戦場に行かせないで(行っちゃったら、視聴者はさみしいが)、自分の身近に置いたのかもしれません。まぁ、「チュンチュが王に即位する時に政務をすべて司っていたアルチョンを王にという声が出たがアルチョンは辞退して田舎にこもった」という史実を念頭に踏まえたのでしょうが、私的にトンマンはナイスセレクトしたと思います。適材適所なうえに、臣下1号を護衛として最も身近に置いたのは巧妙な人事だと思います。

…ピダムに言うことがあるとすれば、キミが嫉妬すべきは実はユシンではなくて、アルチョンなんじゃないかなと…ピダム的には毎日朝夕夜と女王に会えて、あわよくば(?)触れるアルチョンの位置はかなりオイシイポジションかと…。(笑)

ピダム…トンマンを幸せにする男。ピダム的には、トンマンと最初の出会いで「おっ?かわいいな。」と思って、薬と引き換えにソルォンに引き渡すと告げたときにトンマンが「ありがとう」と言ったときから気になる存在になって、日食の日に恋に落ちたんだと思うのです。ただ、ピダムは恋愛はもちろん、友情・師弟愛・親子愛、憧れ、果てには自己愛等、「愛」と名のつく感情に触れたこと自体、初めてだったろうから、彼の感情は、憧憬や恋愛感情にも、親子愛にも友情にも見えます。「愛」と名のつくすべての感情が向かう相手の例えとして「カモ」は言い得て妙だと思います。…笑えますが…「犬」だともっと的を得てました。(笑)「トンマンに出会う前は「狼」のようなものだった」というようなことをナムギルも言ってましたし、狼が飼い慣らされたら「カモ」じゃなくて「犬」ですよね?

そんなピダムが幼児のようにかわいかったであろうことは容易に想像がつき、またその愛情表現も野で自由に育っただけあって、気取らず直接的だったのではないでしょうか。それに対して、トンマンも女王とはいえ、基本は庶民の中で自由に育った自由人ですから、ピダムがかわいい愛情表現をしてくれているときに心の中まで鉄面皮だったとは到底考えられない。…絶対かわいい顔してた時があったはず!!!

…だからこそ、ミシルの死後、ピダムがああいう手段を取らざるを得なくなるまで、二人の間で起きていた(ワタクシ的には)萌え的出来事(当事者的には苦悩とシアワセを行ったり来たりな出来事)を知りたい!

本筋とどんどん離れて行きましたが、「二次創作」というすばらしい昇華手段を知って以降、ちょっと思いつきました。

はぁ…。やっぱり長くなってしまいました…。スミマセン…。

あつ様へ

  1. 2011/02/22(火) 23:16:28 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
あつ様、こんばんはー(*´∀`)
連日のコメント、ありがとうございます!噛み砕いてからお返事しようとするあまり、返信が遅くなってしまってすみません…!

女王時代は、カットするシーンの優先順位が変なことが多いですよねー。他にもファン的にはたまらないシーンがザクザク切り刻まれ…びりっ(←繊細な和紙製のハートが破れる音)

>しかし、この3人てベクトルがみんなトンマンに向いているんですが、そのベクトルに乗せる想いがみんな違うんですよね!

その通りですねー。同じトンマンなのに、三人ともトンマンに対してバラバラなイメージを抱いている気がします。考えてみると、そもそも第一印象が全然違いますし。

ユシンに関しては、私は建前の人…と言うイメージはないです(コラ)
三人とも『生き甲斐とするもの』が違うのであって、ユシンにとってはそれが『統治者(王)の道』で、アルチョンは『忠義』、ピダムは『満足』なんじゃないかと考えています。
でも人間は『生き甲斐(運命)』と言う縦軸だけでは生きていけないから、『心情』と言う横軸が人生をより複雑にして、時には迷ったり、道を逸れたりしちゃうのかな…なーんて(笑)

ドラマの中のユシンがトンマンの前で取り乱すのって、必ずトンマンの『死』が絡んでる時ですよね。まだ徐羅伐の花郎に認められてなかった頃の真性比才の時や、その後の百済戦の時や……ただの婚姻・恋愛問題では、ユシンは絶対に取り乱すところを見せません。
それは、ユシンとトンマンの関係の始まりも終わりも『主従』であり『覇道を歩む戦友』であることと無関係ではないと思うんです。恋愛感情だけじゃなく、ユシンの「自分の部下(従う者・民)を守る」と言う『生き甲斐』に直接的に絡む存在だからこそ、ユシンはトンマンの死を恐れるんじゃないかと。アルチョンが酷い拷問をされた時に、ソルォンに食い下がったみたいに。

ただ、トンマンはそう言うユシンを理解しきっていないと思います。そもそも彼女は統治者(政治家・王)の立場に生まれたわけではなく、統治者としての信念はユシンやミシルから学んでいってますよね。革命家としては誰よりも優れているトンマンですが、彼女は現実に即した統治者としての根本・哲学をきちんと突き詰めて考えて覇道に進んだわけではなかった。
だから基本的にユシンの行動の重さを理解出来ないし、ユシンと恋愛する時の波長が合わないのではないかなーと考えるようになりました。
なので、トンマンにとっては確かに
> 失恋は失恋でも「憧れていた先生が結婚しちゃった~さみし~」みたいな感じ。チョンミョンが亡くなった時の嗚咽とは全く違う、恋に憧れている少女の失恋みたいな淡さを感じます。
↑この程度の感覚しかないと思われますw

ユシンとアルチョンはよく似てると言われますし、私も混同しそうになりますが、ユシンは統治者で、アルチョンはあくまで武将、てとこが一番の違いだなーと感じます。
例えば戦場でも、アルチョンは自分が戦えなくなったら、部下に対して「私を殺せ」って言いますよね。言い方は悪いですが、五体満足でも、戦士としての自分の価値が落ちた瞬間に、部下を纏め上げ導く責任を放棄するわけです。ユシンが真性比才の時に一人一人に戦法を指示して、「どんなやり方でもいいからお前達を生き残らせる」と部下の『生存』と言う権利を保護する責任者としての立場を最も重要視したのに対し、アルチョンは部下と自分をある意味対等な戦士だと考え、命のかかった究極の状態では彼らを守ろうとはしないんですね。
でもその一方で、主たる存在に対しては、アルチョンは殉死までしようとする。例えば、ユシンは、トンマンよりチョンミョンを選んだように、主の生死に対してはどっちかと言うと無関心です。統治者には統治者の覚悟があるべきだと考えているから、必要以上に過保護にならない。
アルチョンとはまるで正反対で、二人のその特性を生かした人事は私も「トンマンナイス!」と思いますv

> …ピダムに言うことがあるとすれば、キミが嫉妬すべきは実はユシンではなくて、アルチョンなんじゃないかなと…ピダム的には毎日朝夕夜と女王に会えて、あわよくば(?)触れるアルチョンの位置はかなりオイシイポジションかと…。(笑)

あと、チュンチュに嫉妬すべきですねw

ピダムに関しては、「愛」と名のつく感情に触れたこと自体、初めて……てのはないと思うんです。
何故かと言うと、ピダムは「あの事件をきっかけにムンノが冷たくなった」ときちんと理解してますよね。与えられる愛情を知っているからこそ、喪失が悔しくて悲しくて堪らないわけです。
だからムンノの悪いところをあげるなら、「無償の愛(溺愛)」を「拒絶」に変えてしまったことかな、と。それによってピダムは喪失の大きさばかりに目が向くようになり、飢え続けることになってしまったのではないでしょうか。
とゆーわけで、あつ様とはちょっと違った視点で私も
> 恋愛はもちろん、彼の感情は、憧憬や恋愛感情にも、親子愛にも友情にも見えます。
↑に見えています。
ピダムを「犬」に例えたのも、ムンノの愛し方が「対人間」と言うよりは、「愛玩動物」とかに近いような感じがしたので…。いや勿論、ムンノは真剣にピダムのことを考えて接してきたわけですが、そもそもが天然なので愛情の与え方がごにょごにょ…(笑)

> 「トンマンに出会う前は「狼」のようなものだった」というようなことをナムギルも言ってましたし、狼が飼い慣らされたら「カモ」じゃなくて「犬」ですよね?

これがですねー、私、インタビューを読む限りナムギルさんと気が合わないのでw、トンマンに会う前は「狼」ってのには素直に頷きかねます(笑) 「捨て犬」辺りが私にはしっくり来ますねw

> トンマンも絶対かわいい顔してた時があったはず!!!

ドラマでもちらほらしてましたよねー! 「もう、しょうがないんだから」と思いつつも楽しく笑ってる(ように見える。笑)シーンが印象的ですv

> …だからこそ、ミシルの死後、ピダムがああいう手段を取らざるを得なくなるまで、二人の間で起きていた(ワタクシ的には)萌え的出来事(当事者的には苦悩とシアワセを行ったり来たりな出来事)を知りたい!
> 本筋とどんどん離れて行きましたが、「二次創作」というすばらしい昇華手段を知って以降、ちょっと思いつきました。

こっ、こここれはアレですか。二次創作をしようと言う決意宣言ですか!!?(←落ち着け)

緋翠様

  1. 2011/02/24(木) 02:53:56 
  2. URL 
  3. あつ 
  4. [ 編集 ] 
こんなに深い返信コメ、本当にありがとうございます!めちゃめちゃ勉強になりました!

>連日のコメント、ありがとうございます!噛み砕いてからお返事しようとするあまり、返信が遅くなってしまってすみません…!

とんでもございません!v-12
こんなダラダラ長いコメントにこんなに丁寧に返信くださって、かえって恐縮です…。こんなに丁寧なコメを書いてくださる一方で、あんな素晴らしい新作をお書きになったということ自体、私には驚きです!本当にありがとうございます!


>ユシンとトンマンの関係の始まりも終わりも『主従』であり『覇道を歩む戦友』であることと無関係ではないと思うんです。
>ユシンは、トンマンよりチョンミョンを選んだように、主の生死に対してはどっちかと言うと無関心です。統治者には統治者の覚悟があるべきだと考えているから、必要以上に過保護にならない。

ユシン分析。素晴らしかったです。本当なら全てコピリたいところですが、特に感銘を受けた二文を選びました。

私もコメを書いた後、やっと届いたガイドブック(←どこにも、在庫ないんですよ!!!!出版社にも無いらしくて、全国の支店から取り寄せ状態です…。)を読んで、その後、緋翠様の返信コメを読んで、大分ユシンに対する考え方が変わりました。

ユシンにとっては、確かに最初は愛するトンマンと共に在るために彼女の臣下になる決心をしたとユシンは思っていたと思いますが、次第に、彼女が王になり、そして自分は彼女とと共に覇道を歩むことが彼らが新羅で生き残る唯一の道だと信じるようになったのかなと思うようになりました。…というより、本当はこういうシーンがあったけど、カットになったということをオム・テウンさんのインタビューで知って、あぁなるほどと思ったのですが。(笑)

ただ、ここからさらに発展して考えると、ユシンの信条は、「伽耶人が生き残るため」という建前云々ではなく、ただ純粋に「生き残る(守る)」ことなのかなと、今は思っています。だから、ユシンがトンマンと逃げようと思ったのは、サダハムと逃げようとしたミシルとは違い、トンマンを何とか生かしたかったからかなと思います。なぜなら、トンマンは、部下であり戦友だから。そして、自分が尊敬する人間だから。女性なのに、男性以上に厳しい訓練を受け、それに対して文句を言わず、なお且つ誰より明るくふるまうことのできる人だから。戦場で何よりも全員の生存を考え、それを言葉にすることのできる人だから。

そして、その信条は彼女が王になる決心をしても変わることはなく、王として生きる道を選んだ彼女が、そして自分が、さらには自分の部下達が「生き残る」ためにはどうしたらよいか、常に考えているうちに英雄になったのかと思います。もっとも、一方で、トンマンには、彼女が自分や部下たちと違い、王(統治者)として生き残るために、「統治者としての覚悟」を持って生きて行くべきであるから、かつて戦場で彼女が自分やアルチョンに言ったように「私たちが生き残るための策を考えてくれ!私たちに希望をくれ!」と彼女に言い続けたのかなと思います。それが結果として、女王を絶対的孤独に追いやることになったとしても、彼女が王として生き残るには、それしかなかったのだから、仕方なかったのかなと思っています。

言葉が拙くてうまく言えませんが、私なりに表現するとするなら、キム・ユシンとは、「信念」を生涯をかけて貫き通した人で、トンマンに対しても「信念」に従って接した人かなと思っています。だから、トンマンに対する愛は、最終的に男女の愛というより、強いて言うならば、主人への愛、戦友への愛なのかと思います。

若干、緋翠様と異なる意見になるかな?ただ、もしそういう印象を受ける文になったとしたら、それはただただ私の文章力不足でありまして、大筋で緋翠様のご意見と同じだと私は理解しています。

>あと、チュンチュに嫉妬すべきですねw

嫉妬する相手が多くて、ピダム、大変(笑)

>ピダムに関しては、「愛」と名のつく感情に触れたこと自体、初めて……てのはないと思うんです。
何故かと言うと、ピダムは「あの事件をきっかけにムンノが冷たくなった」ときちんと理解してますよね。与えられる愛情を知っているからこそ、喪失が悔しくて悲しくて堪らないわけです。

この意見には、なるほどと思いました。確かに、ピダムは、愛を知らなかったわけではないですね。そして、「与えられる愛情を知っているからこそ、喪失が悔しくて悲しくてたまらない」。全くその通りだと思い直しました。

ただ、ワタクシ、どうしてもピダムについて分からないのが、どうしてピダムが「愛とは惜しみなく奪うこと」というミシルの言葉を心に宿したかということなのです。そして、ミシルは何故そんな言葉をピダムに残したのでしょうか?

まぁ、ピダムが女王即位の日に心の中で女王に誓うシーンは、若干、その後の展開を案じさせるための付け足しにも思えるのですが(笑)、それをあえて抜きにしても、ミシルの言葉がじわじわとピダムの心を支配していった過程がきっとあると思うのです。

>こっ、こここれはアレですか。二次創作をしようと言う決意宣言ですか!!?(←落ち着け)

さすが、緋翠様!よくあんな短い文章で見抜かれましたね!そうなんですよ~。実はやってみたくて。今、色々勉強してます。「花郎世紀」もさっそく国会図書館にかりに行ったんですが、やっぱりないですね~。研究論文数十頁しか見つかりませんでした。でも、なかなか興味深いです。

いつか、できたらいいなぁ~と実は思ってます。←大きく出たな?!

出来たら、読んでいただけますか?あぁ~!!!でも、ハズカシイ~!!!!

あつ様へ

  1. 2011/02/25(金) 00:24:11 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
べ、勉強なんてとんでもないです…!

> >ユシンは、トンマンよりチョンミョンを選んだように、主の生死に対してはどっちかと言うと無関心です。統治者には統治者の覚悟があるべきだと考えているから、必要以上に過保護にならない。

↑ここ、「チョンミョンよりトンマン」ですね…!! あつ様のコメントで初めて気付きました。きっと他にも支離滅裂なことを言ってる部分が多々あると思います…うおおおお(震)
こんな文章が変なのに、意を汲んでくださってありがとうございます!!

> 私もコメを書いた後、やっと届いたガイドブック(←どこにも、在庫ないんですよ!!!!出版社にも無いらしくて、全国の支店から取り寄せ状態です…。)を読んで、その後、緋翠様の返信コメを読んで、大分ユシンに対する考え方が変わりました。

おお……ガイドブック、ないんですか!?(←そこか!?) どうしましょう、下巻がすでに破損してるんですが…あ、いや、乱暴に扱ったわけではなく、隅々まで見たくて大きく広げてたらページが剥がれていきまして……って、そんなことはどうでもいいですね!

> 本当はこういうシーンがあったけど、カットになったということをオム・テウンさんのインタビューで知って、あぁなるほどと思ったのですが。(笑)

ユシンのインタビューはあんまし読んでないので忘れてましたが(酷)、確かにありましたー!!おお、そうか、私もこれできっとユシンへのイメージが変わっ…たのかもしれません(笑)

> ユシンがトンマンと逃げようと思ったのは、サダハムと逃げようとしたミシルとは違い、トンマンを何とか生かしたかったからかなと思います。

↑私もその通りだと思います。身分違いとか周囲に引き裂かれての駆け落ちとか愛の逃避行とか、そんな甘ったるい話ではなく、ユシンは「生存」の為だけに逃げたんじゃないかと。徐羅伐にいたら殺されるか王位簒奪に利用されるしかなく、トンマン自身も一人になった瞬間に死んでしまいそうなくらいに茫然自失していましたし、だからこそ、ユシンが我武者羅になってトンマンを連れて逃げて、そのことでトンマンを生かそうとしたのかなーと言う気がします。
真性比才の時のことを思い出して気付いたのですが、時には強い誰かの後ろに隠れてもいいから何としてでも生き残れ、と言うユシンの信条は、この時からあったんだなーと…。

> トンマンには、「統治者としての覚悟」を持って生きて行くべきであるから、かつて戦場で彼女が自分やアルチョンに言ったように「私たちが生き残るための策を考えてくれ!私たちに希望をくれ!」と彼女に言い続けたのかなと思います。

ミシルにもそう言う一面がありましたが、大勢の部下や民を始めとする、「守るべき者」を抱えている人間は、自分のプライドや気持ちなんか捨てて、彼らを全力で守らないといけないんですよね。時には、地を這ってでも、意に染まぬ結婚をしてでも、その為に自分が危険な目に遭っても、とにかく守るものは守らなければならない。
トンマンもそのことを覚悟して王座に就き、女王としてやってきたけれども、トンマンには身近な兄弟や家族もなく、彼女の立場や生きるべき道を理解した上で安らぎとなってくれる人が出来なかったのが心身共に疲れ果ててしまった原因だと感じます。

> 若干、緋翠様と異なる意見になるかな?ただ、もしそういう印象を受ける文になったとしたら、それはただただ私の文章力不足でありまして、大筋で緋翠様のご意見と同じだと私は理解しています。

いやいや、すっごく伝わりました……と言うより、私が話すよりよっぽどわかりやすく纏まっていて、「そうそう、こう言うことが言いたかったんだ!」と頷くばかりです。ありがとうございます!

実は私、ピダムとミシルの関わりに関しては、製作サイドの『ミシル上げ』が見え隠れしているので、考察しないことにしていますww
なんて言うか、ミシルを持ち上げる為にピダムが都合よく利用されていると言うか……「愛とは惜しみなく奪うこと」と言う台詞をピダムの胸に刻み込ませるなら、ミシルはピダムの手にかかって死ぬべきだと思うんですよ。ミシルが、わざとピダムに自分を殺させた上で、「これでお前は大手柄を上げた。トンマンに……王座に近付いた。よく覚えておけ。愛とは、惜しみなく奪うことだ。奪うことで……全てが手に入る」みたいな感じで遺言させれば、確かにその通りとピダムが納得してもおかしくはないんじゃないかと。
この辺は、やる気が起きたらSSにでもしたいですねー。私も即位式前後のミシル&ピダムは謎だらけって言いますか、真面目に考察する気も起きない展開でした…(コラァアアア)

『花郎世紀』はですね、私は全部ネットで調べて、原文を読みましたw なので、意味がわからないところも多々あり…(汗)
研究論文数十頁って気になります。国会図書館に行かねばならないのでしょうか…!

二次創作はその気になった日が吉日と言うことで、勢いのまま始めることをオススメします(笑) んでもって、勿論拝読しに伺う予定なので、出来上がったらぜひぜひ教えて下さいませーvv

  1. 2011/02/28(月) 11:25:21 
  2. URL 
  3. あつ 
  4. [ 編集 ] 
こんにちは!

あいや~!反響がすごいですね!お返事したいと思っていたら、どこに書いたか忘れてしまいました~(笑)

>「愛とは惜しみなく奪うこと」と言う台詞をピダムの胸に刻み込ませるなら、ミシルはピダムの手にかかって死ぬべきだと思うんですよ。ミシルが、わざとピダムに自分を殺させた上で、「これでお前は大手柄を上げた。トンマンに……王座に近付いた。よく覚えておけ。愛とは、惜しみなく奪うことだ。奪うことで……全てが手に入る」みたいな感じで遺言させれば、確かにその通りとピダムが納得してもおかしくはないんじゃないかと。

実は、当初の予定ではそうだったらしいですよ。でも、途中から「ピダムを悪者にしたくない」と脚本家さまが考えるようになって変更だったらしいです。おかげでナムギル、超がっかりだったらしいです(笑)。しまいには、ムンノの墓でピダムが独白するシーンも思いっきりカットされて、不満が爆発したとか。でも、その後、最終的にピダムが死ぬのは分かっていたから、ただ誰かの手にかかって死ぬのではなく、最後にトンマンのところへ行って死にたい!と監督に要望メール(←この辺が若者)したところ、監督から脚本家に伝わって、脚本家は大笑いの後にシーンを採用したようです。…意外とアイディアマンなキム・ナムギル(笑)。そして、結構執念深い?(笑)

確かに、ミシルびいきのおかげで一番肝心の女王時代があまり良く描けていないので、謎があまりに多いです。東アジアで二番目とはいえ、蛮族とされていた倭国はともかく、新羅で女性が王になるなんて唐辺りからももっと反発があっても良かったはずなのに、結構あっさりしていたところとか、3つの予言の話とか…。特に3つの予言なんて、キューティー☆腹黒(笑)トンマンが巧いこと考えたものだと思うんです。

まぁ、はっきりさせてないからこそ、私も創作意欲が出てくるのかもしれませんが!←前向きな姿勢です☆

>『花郎世紀』はですね、私は全部ネットで調べて、原文を読みましたw なので、意味がわからないところも多々あり…(汗)
研究論文数十頁って気になります。国会図書館に行かねばならないのでしょうか…!

えっ!!!!マジですか!すごいです!私が検索すると某出版社のネット通販やウィキ、ブログしか引っかからないですv-12すごい~!!私も頑張ろう!
研究論文はですね、東京の有名私立W大の大学院の院生の研究論文です。花郎世紀・三国遺事・三国世紀を基本として血縁関係の分析をしています。結構参考になります。

ではでは!


あつ様へ

  1. 2011/03/01(火) 00:33:37 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
あつ様、こんばんはーv
もしどこに書いたかわからなくなったら、「拍手コメントへの返信」シリーズの一番新しい記事などをご利用下さい。コメント検索機能のないこのブログから過去のコメントを掘り出すのは、面倒だと思いますw

> 実は、当初の予定ではそうだったらしいですよ。

ああ、シノプシスではそうだったと言う話は知っていたのですが(善徳女王オタクですw)、シノプシス通りだとわりとステレオタイプの悪役と言うか、「救いようのない悪人」って感じで、だいぶイメージが違ったんですよ、ノベライズを読んだ感じだと。
でもまあ、正直私は、「ピダムを悪者にしたくない」と言うのは建前で、本音は「監督がミシルを醜く殺したくなかった」が正しいと思っています(笑)
ナムギルさんがどう言う方かは存じ上げませんが、役に対する思い入れが強い方なんですねー! だとすると、ピダムと言う役はさぞ疲れる役だっただろうな…と変なところで心中お察し申し上げます(コラ!) 私の感想だと、ムンノの墓の前で独白するシーンより、ムンノと対決する前にピダムが自害しようとしたシーンの方がより絶望の深さが伝わるので放送して欲しかった気がしますねー。独白シーンはなくても問題ない気がします(コラァアアア!!)

果たしてその時代の日本が朝鮮半島から見て蛮族であったかどうかはともかく(笑)、女王時代の有名な逸話がカット、と言うのは私も寂しかったですね。予言なんかは、どうやって見せてくれるんだろうとワクワクしていたと思います……先に女王時代を見てなかったら!(←視聴の順番が滅茶苦茶だったもので…汗) トリックが思いつかなかったんでしょうか(笑)

> まぁ、はっきりさせてないからこそ、私も創作意欲が出てくるのかもしれませんが!←前向きな姿勢です☆
素晴らしい姿勢だと思います☆(敬礼!)

> えっ!!!!マジですか!すごいです!私が検索すると某出版社のネット通販やウィキ、ブログしか引っかからないですv-12

えっと、
ttp://hi.baidu.com/%C9%C6%B5%C2%CA%C7%CB%AD/(頭にhをつけて下さい)
このサイトさんで私は見ています。中国語のサイトなのですが、漢字なのでなんとなく意味がわかると信じています!(あやふやw)

> 研究論文はですね、東京の有名私立W大の大学院の院生の研究論文です。花郎世紀・三国遺事・三国世紀を基本として血縁関係の分析をしています。結構参考になります。

おおー!! これ、私も秘かに試みているんですよ!(笑) 参考になりそうです。読まねば…!!
あつ様、貴重な情報をありがとうございますーv


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