善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --.--.--(--) _--:--:--
  2. スポンサー広告
  3. [ edit ]

若き百獣の王と、鋭く脆い刀。@チュンチュとピダム

チュンチュの顔を見ていると、「ああ、チュンチュって美形だなあ」とうっとりします。

↓公式HPより。いやー麗しい。
チュンチュ1

なんて言うか、チュンチュの顔って面白いですよね(ええ) 凄くはっきりした太い眉も、切れ長すぎる目も、一重なのに凄く目が大きいところも、唇のはっきりとした輪郭も、お猿さんのような大きな耳も(笑)
個性的なパーツが揃って出来上がったのは、世界で一つだけの美。
オンリーワンでもあり、ナンバーワンでもある。
笑うんじゃなくて、嗤うと表現したくなる、不思議な微笑。
可愛いのに、次の瞬間には誰よりも残酷になる。
命を弄ぶのも、喰らうのも、当たり前。そう言う生き物なのだから、その是非を問うべきではない。
傲慢で当たり前。ちまちました民衆とは全てが違う。
まさに、百獣の王。

……とは言い過ぎかもしれませんが(笑)、凄い役者さんだなーと思います。とりあえず日本の若い俳優さんではこう言うタイプは見たことがないです。美しや美しや。
……とまあチュンチュの美貌語りはさて置き、またしても唐突に考えてみました。

何故に世の中ではメジャーなチュンチュ&ピダムコンビに管理人は盛り上がらないのか…!と言う、悩みについて。


***

チュンチュとピダムは、どちらもドラマの中盤から登場します。
その役割は、トンマン&チョンミョン&ユシンが善、ミシルが悪と描かれてきた世界にポンと登場して、善悪の観念を揺さ振ってドラマを盛り上げると言うもので、二人は形は違えど、本質的にはよく似ています。(脚本家さんによると、ピダムは善悪を行き来するキャラ、チュンチュは善悪を超越したキャラ)
悪のミシルの息子ピダムは、善のトンマンに惹かれて、善のチョンミョンの息子チュンチュは、ミシルに接近してトンマンに反発。面白い構図だなー凄いなーとひたすら感激していると、なんとこの二人がコンビになります。
この頃は、確かにこのコンビ面白いかも、と思いました。

何故ならこの二人、お互いに対してカケラも愛情を持ってないんですよ。

チュンチュはピダムを、『刀剣』として見ている。自分にはない『鋭く美しい刃』としてのピダムに目をつける。
でも、すでにその刃は叔母のものだった。だからチュンチュは、叔母から彼を奪えないなら、叩き折ればいいと嗤う。ムンノが口にした時とは違って、本気で殺すべきだと考えている。ピダムが、『鋭く美しい刃』であるが故に。彼が、有能であるが故に。いつか自分の足を掬うかもしれないからこそ、後々の憂いをなくす為には殺しておくべきだと嗤う。

ピダムはチュンチュを、『トンマンの気を引く為の子犬』として見ている。
ムンノ亡き今、ピダムは何としてでもトンマンに捨てられたくない。花郎としても、男としてもユシンに並びたい。だから手っ取り早くトンマンの気を引く為に、ユシンが失敗した仕事を成し遂げる必要がある。それで、チュンチュに目をつけた。
しかもチュンチュはただの子犬ではない。頭の切れる子犬なのだから、もしチュンチュをトンマンに差し出せれば、ピダムは花郎としても男としても、トンマンの気を引ける。
ちなみにピダムにとっても、チュンチュの命は軽い。この後、トンマンかチュンチュかどちらかを虎口に入れなければならないと言う時に、迷わずチュンチュを差し出せと主張することからもそれはわかる。あくまで気を引きたいのはトンマンなのだから、それは当然と言えば、当然の主張。

こうして計算づくで並ぶ二人だから、この二人を「仲良し」と言われても、管理人は「うわー。二人らしいブラックジョークだなオイw」と思ってしまうんですね。
いやその、トンマンに「うまくやっているか?」と聞かれて、「俺達仲良しだよな♪」「はい★」と答える二人はありだと思いますが……本気で仲良しなわけじゃなく、似た者同士、気楽に過ごせる関係と言うか……そんなイメージがありまして。
でも、そう言う関係は関係で、好きなんですよ。ユシン&アルチョンと好対照になるし、なんと言っても「真の友情」なんてチュンチュとピダムには似合わない。
だってこの二人、一生友達出来ない性格してますから(笑)
だから、「話がわかる奴」とつるむのはありだと思うんです。どうせ友情なんて初めから求めてもいないし、不要になったら殺すけど、今は必要だし面白いから話をしようって関係が、イヤミったらしくて素晴らしい(笑)

ただ、ガイドブックを見る限り、どうも世間一般ではそうじゃないらしくって。「え、なんかカップルらしいぞ、この二人……!」と知った時、ふと思ったんです。

ああ、なんで女王編で、一度もチュンチュとヨムジョンを絡ませなかったんだろうと。

チュンチュは頭脳戦しか出来ない子なので、基本的に重要人物にはスパイをつけます。
トンマンにはチュクパンとピダム、ミシルにはミセンとテナムボ。そしてピダムには、ヨムジョン。
このうち、最終話まで機能するスパイはチュクパンだけなんですよ。つまりどれほど親しくなろうと、叔母であり女王であるトンマンにだけは最後までスパイをつけているわけです。(勿論、スパイ本人はそうとは知りませんけれども。でも情報を提供してくれればチュンチュ的には十分スパイなので)

ところが。
ミシル死後、ミシル勢力を引き継いだピダムに対して、ヨムジョンはもうスパイ行為をしなくなってるんですよ。いや実はやってたのかもしれませんが、とにかくドラマの中では一度もそう言う描写が出てこない。そもそも、チュンチュとヨムジョンが同じ場面に出ない。
台詞なんかなくたっていいんです。この二人が宮中ですれ違って、目配せする、それだけでも十分ヨムジョンがスパイだとわかるのに、そう言うシーンは全くなかった。

……あれ? えっと、ミシルの乱の時、ヨムジョンは馬に乗れないチュンチュと相乗りしてあげてましたよね?
って言うかヨムジョンはずっとチュンチュを王様にするつもりでいたんですよね?
あれ?
なんで、ヨムジョンとチュンチュの関係は自然消滅してるんだ?

チュンチュは女王時代になると、一度もヨムジョンを通してピダムの情報を得ようとしなくなるし、って言うかヨムジョンの存在覚えてますかレベルで関わらない。
つまり、チュンチュはトンマンが女王になった後、ヨムジョンを捨てたと言うことになる。(そしてヨムジョンは、チュンチュに捨てられたからこそピダムの下で権力を握ることに必死になって、結果として司量部を牛耳り、野望を果たしているのだと理解出来る)

ヨムジョンを捨てた。
それはつまり、ピダムを「スパイする必要もない小物」と認識したことになります。

……んなこと言ったって、ユシンにだってスパイ送ってないじゃん、とは言えないんです。
ユシンからは、彼の妹ムニ(とついでにポヒも?)を娶ってますから。ユシンに対するスパイは、ちゃんといます。(チュンチュの性格からして、ムニを自分にベタ惚れ状態にさせていることでしょう。笑)

ちなみにピダムがチュンチュをどう考えていたか、それは60話で示されています。
「お前、大きくなったな」と。つまりピダムにとってチュンチュは、何年経っても『子犬』でしかなかった。政敵と言う認識すら、なかった。あくまで彼の敵はユシンであり、トンマンを手に入れる為に必要なのは、ユシンを倒すことだと信じきっていた。

じゃあ、チュンチュはと言うと。
彼もまた、ピダムを政敵どころか、がっぷり四つに組む必要が生じるかもしれない実力者ともみなしてなかったんですよ。実力者には、スパイ送りますから。いざ王になる時に、敵のことがわからないんじゃ困りますから。
つまり、トンマンが王になってからは、チュンチュは一転してピダムをスルーするようになった、と解釈出来るんです。あくまで女王本位のピダムはチュンチュのライバルにはなり得ないし、その気になれば容易く折れる刀だとわかってしまった。だからもう気にする価値もない、ある程度女王の役に立った後、放っておけば自滅する。

……実際にはそんな風にチュンチュが敵を舐めくさるかなあ、とも思うんですが、ドラマでそう描かれているので仕方ない。
それで、また思考が戻るんです。
ああ、なんで女王編で、一度もチュンチュとヨムジョンを絡ませなかったんだろうと。

ヨムジョンがチュンチュのスパイである、いやそうかもしれない、と匂わせておけば、チュンチュがピダムを嵌めたのも、長年企んできたことを実行に移しただけだと知れて、良かったのに。長年チュンチュはピダムを警戒して、警戒してたってことはそれだけ認めていて、執着していたんだとわかるのに。
なのに、ドラマではチュンチュとヨムジョンが絡まない。おまけに、チュンチュは自分の足で事態の解決に乗り出し、そんなチュンチュをヨムジョンは殺しかけたのに、全く怯まない。
どう考えても、あの二人は主従ではないし、繋がってもいない。

……あー、つまりチュンチュ、ピダムを野放しにしたのか。どうでもいいって思っちゃったのか、と。
そして当初はスパイとしてピダムに近付いたヨムジョンは、チュンチュに捨てられたか、あるいはピダムを傀儡王にすることを夢見たのか、と。

いえ、ヨムジョン好き的にはいいんですけどね。展開として、悪くないとは思うんですが。
でもヨムジョンがスパイじゃない以上、チュンチュとピダムは本当に約十年、お互いに興味なかったんだなーと、そう思えまして。最後、チュンチュがピダムを陥れたのは「ずっとお前にスパイまで送り込んで手間隙かけて敵視してたのに……お前を、欲しいと思ってたのに! 陛下になんか、渡してたまるか! 陛下に渡すくらいなら、殺してやる!!」と、穿った見方をすることもしようと思えば出来ないこともないのですが(え)、とてもそうは見えない。チュンチュが、ピダムに関心を持っていないから。
トドメに、チュンチュ、謝りましたし。つうか、謝るんか。ピダムには愛憎すらないのか。謝るとか、どんだけ他人なんだ。……えー、と。

あの、チュンチュとピダムがカップルって、どう見たらそう見えるんでしょうか…?(二人のファンの方、スミマセンスミマセン!汗)
関連記事
スポンサーサイト
  1. 2010.08.13(金) _00:12:46
  2. キャラ語り
  3.  コメント:0
  4. [ edit ]

<<8月11日と12日に頂いたコメントへの返信 | BLOG TOP | 8月10日に頂いたコメントへの返信>>

comment


 管理者にだけ表示を許可する
 




PAGE
TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。