善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

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ソヨプ刀と連載の行方。@トンマン、ミシル、真興王

ソヨプ刀はどうなったんでしょう。

ふと思いついたのは、多分、着せ替えでしょっちゅうソヨプ刀をトンマンに握らせているからなのですが(笑)、実は、ソヨプ刀って行方不明ですよね…? ミシルの乱でババーンと活躍した後、消失しているような…。

と言うわけで、ソヨプ刀語りと、連載についての語りをー。


****

ソヨプ刀が消失したのは、そもそもソヨプ刀に課せられていた役目が、ミシルの死とトンマンの即位によって終わったからだと思うんです。

ソヨプ刀と言えば、真興王の『天叢剣』であり、彼の最初の敵を倒した剣。三韓一統への信念を具現化した、王家の必須アイテム。王とは何たるかを一言で示す、一番の教科書。
だから真興王はペクチョン@後の真平王にソヨプ刀を託した。直系の男子である彼に、王家の魂を継がせる為に。そして真平王は彼なりにそれを模索したし、上手くいったかどうかは別にして、とにかく稀代の女傑ミシルを王妃に据えることなく、王位を守った。それが素晴らしいことかどうか、彼の幸福と結びついていたかどうかはともかく。

そして、ソヨプ刀のもう一つの役割。
それは、『守り刀』であると言うこと。真興王にとって、ミシルから自分の孫を護る、『守り刀』であると言うこと。

崩御間近、真興王は案じていた。ミシルの才能を。彼女の野心を。
しかし、自分以外の誰もミシルを制御出来ないとわかっていながらも、ミシルを直接殺しはせず、自分の死後始末するようにソルォンに託した。
ドラマで描かれていた部分からは、はっきりそうとは断言出来ないけど、真興王は彼なりにミシルを愛していたんだと思う。異父弟セジョンや息子トンニュンから奪ってでも傍に置いておきたいくらいには、その美貌も才覚も野望も性格の悪さも(笑)、愛していた。
だから、殺せなかった。生かしておくわけにはいかないこともわかっていたし、自分の命令にも従わないだろうこともわかっていた。
でも、自分に対しては牙を剥くことはないと確信していた。

ところが。
ミシルは真興王を崇拝する一方で、不満を抱いていた。彼が彼女を都合よく扱うことが、不満だった。人として、愛する女としてではなく、美しい刀剣として、魅力的な雌として、彼女を愛でる真興王を崇拝し敬愛する一方で、憎んでいた。
誰よりも彼女の才能も野心も理解してくれていたのに、男として最上の愛だけはくれなかった。彼の愛しいもの達をミシルに打ち明けておきながら、決して託そうとはしなかった。
あまつさえ、その手で殺すことすらしなかった。ソルォンに生殺を委ねられたことは、ソルォンを評価しているのとは全く別次元のところで、ミシルを深く傷つけたはず。

――私の命は、私は、駆け出しの花郎に任せられる程度の軽い命だったのか。

真興王の愛は、ミシルを満たすものではなかった。
だからこそ、ミシルは真興王に、真興王の守ろうとしたもの達に復讐を始める。私には価値がある、あなたの見抜けなかった魅力があるのだと主張するように、真興王の遺言を破り、真興王が最も愛したペクチョンを苦しめ、追い詰める。
けれども、そんなミシルの前には、常に一つの小刀が立ちはだかる。

ソヨプ刀。
真興王が彼女に話した、王家の魂。王家の夢。

足掻くミシルを嘲笑うかのように、真興王が残した種が芽吹く。かつて真興王が一人ぼっちの状況から味方を得て強大な王権を作り上げたように、トンマンが、チュンチュが立ちはだかる。
ミシルにとって、トンマン達は真興王の影だったんじゃなかろーか。
いつも彼女の知らない世界を見て、思いもよらないことを口にして。若いミシルはそんな真興王を見て、いつか自分もそうなりたいと夢を見たけれども、年老いて目の当たりにした現実は、彼女が若い頃から何も成長していないことを示していた。

『王妃になりたい』
卑小な夢だと自ら嘲笑ったその夢が、問題だったわけではない。聖骨に生まれなかったことが問題だったわけでも、ない。
ミシルが成長出来なかったのは、自分を見捨てた者達が何故そうしたのかを、考えなかったから。
彼らを切り捨てることしかしなかったから。
自分を捨てる奴なんて、価値がない。私は悪くない、捨てた奴が悪いと叫ぶ。形は違えど、全く同じ姿を第1話でも第46話でも繰り返す。その、成長のなさ。
それが、ミシルの呪縛だった。
真興王に、自ら殺すまでもないと思わせてしまった、悲しい、愛おしい女ミシルの性だった。

ミシルが変わらなかったように、ソヨプ刀も、同じ役割を果たし続けた。王位継承者を、土壇場で守り続けた。ミシルが成長しない限り、真興王には一生勝てないのだと嘲笑うかのように。
真興王を追いかけて始まったミシルの政治家としての一生は、いつの間にか真興王からバトンタッチされていたトンマン(とチュンチュ)を追いかけるものになってしまっていた。

だからミシルが敗北を認めた時以降、ソヨプ刀は登場しない。追いかけっこは、終わったから。
そして王たるトンマンが三韓一統を掲げるようになった以上、もう一つの役割も自然に消滅する。これがゲームだったら、シュオンと光の渦の中に消えてそうな感じ(笑)

でも、せっかく第1話から登場したんだから、最後まで出してくれればいいのになあ、とも思います。
まあ、普通ならチュンチュの手に渡ってるんでしょうが…最後の方のチュンチュは私怨の塊だったので、スンマンが登場していたら、スンマンに託してたんだろうか…と言う気がします。そして、スンマンからチュンチュへ渡されればいいなーと。

ちなみに、連載ではスンマンに渡してる設定なんですが……あ、勿論スンマンが、王位を狙うチュンチュから身を護る為のアイテムですよ!w 私は腹黒い悪役じみたチュンチュが好きなので(笑)
連載でも、チュンチュの手には、スンマンが死ぬ時に渡したいます。

あと連載と言えば、やっと、トンマンとピダムの死ぬ順番が確定しまして!(ええ)
別に書く予定はないのですが、最終的な目的地は決まってくれていた方がありがたいと言うか、ブレがないだろうな、と言うわけでずっと考えてはいたんです。

んで。


トンマン→ピダム

の順番で死んじゃうのが理想だな!と言う結論に至りました。(…)
やっぱり、愛情表現が多い方よりも、より深く相手を必要としている方が先に死んじゃう方が、理想的ですよね。悲しみが大きいのは、逆のパターンですけど。(最終回のトンマンは可哀想だった…)

あと、ピダムは責任を果たすべきだとも思うんですよ。
トンマンが死んだ後、善徳王の墳墓に遺灰を収めて、ちゃんと王としてのトンマンを敬うべき。司量部令や上大等だった時にはなかった、トンマンの才能を純粋に崇拝する面をもう一度見せてくれたら、男としても成長出来た証になるんじゃないでしょうか。(最初の頃の、誰よりもトンマンの政策や奇抜な知略を褒め称えていたピダムが好きなんです。)
勿論、トンマンが死んでしまったとわぁわぁ泣いて、悲しみのあまり死んでしまう愛犬ピダムでも構いませんが。でもなー、それだと息子が「……手間のかかる親父(溜め息)」って呆れそうなので、出来れば最後にカッコいいピダムが見てみたい気がします(笑)
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