善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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沼地を這う土竜のように。@ソクプム

善徳女王BS版で、ミシルが死にました。
この50話、一般的には見所は「ミシル」なわけですが、臍曲がりとしてはここまで製作チームにミシル万歳をやられるとウザいわけです。つーか大耶城城主の間@ミシル臨終の部屋は、なんであんなに乙女な部屋なのかw城主の趣味!?とか言いたくなるわけです(コラ)

と言うわけで、個人的に好きな演技をする役者さんを取り上げます。
それは、ソクプム!!

演技の好き嫌いってとても主観的なことなので、管理人が好き=上手いと言うわけではありません。
ただ管理人的には、女性だとトンマン、男性だとチュンチュ・ミセン・ソクプムが単体でも楽しい、ずっと見ていたい演技(&表情)をしてくれる方々でした。アルチョンは大好きではあるんですが、演技と言うよりはアルチョンと言うキャラクターや、役者さん自身への好感度が好意を底上げしている感じかなーと。ムンノと同じく、アクションは大好きです!

とまぁ前置きはさておき、チュンチュ・ミセン・ソクプム。
この三人の(管理人の感じる)もう一つの共通点は、「トンマンを手込めに出来るキャラである」と言うことです。


* * *


ソクプムの初登場は、どこだっただろう。
子役時代、ユシンをあっさり倒していたことは覚えているんですが(余談ですが、子役ユシンの配役が好きでした。ひたむきさと年齢設定が正しかったので。んで大人ユシンは、やっぱり配役ミス、と言う気がします。青さの残る英雄キャラと、役者さんの個性が噛み合ってない…と感じるんです。ユシンファンの方すみません!汗)、私が「ソクプム」と言うキャラクターを認識したのは、トンマンを苛める場面です。(迷宮でも書いたような)

昼間から遊花と戯れ、トンマンに言い掛かりをつけ、ことあるごとにトンマンを苛めるイヤな奴。
ポジョンの副官でありながら、戦場では囮部隊に配属され、ユシン親子とアルチョン共々戦死させられそうになっていた可哀想な奴。
戦場で口にしたこととは裏腹に、ユシンを侮辱し続けるヒネた奴。

登場から数話で、ソクプムの根性の悪さと、実務能力は説明されている。
戦えるし知恵もあるけど、友達にはなりたくない奴。でもポジョンに対しては常に真摯だったり、ユシン以外の花郎とはまともに接しているところを見るに、彼は「血筋や幸運で上の者に引き立てられ、出世する者」が嫌いなんだな、とわかる。だからこそ、ユシンを嫌うんだな、と。ユシンが徐羅伐に出てこれた一番の理由は、彼が公主の従弟だったから。それ以上でも、それ以下でもない。(ユシンが努力していることとは別問題)


そんなソクプムとも、もうお別れ。
なものだから、出番も結構あります。49回や51回の、チルスク絡みのソクプムも好きなんですが、管理人的には50回のこのシーンがソクプムらしくて大好きです。


「大耶城に流れる水の全てを汚染するのに、一体どれほどの毒が必要だと思っている」
いつものように鼻で笑うと、ソクプムは躊躇いなく柄杓を傾けた。



※ちょっと台詞とかあれこれ違いますが、お許しを。

この台詞、ソクプムと言う人間を凄く良く表していますよね。
城一つ落とすのに、どれほど毒が要るのか。
とても重要な問題なのに、彼以外の人は誰もそのことに触れないんですよ。何故か? それは、毒なんてものに関わらない――関わるにしても、虐殺を自ら実行するような立場に立ったことのある人が、いないから。
ソルォンだって、ポジョンだって、いくら汚れ仕事をしているとは言っても、あくまで「指揮官」であり、わざわざ自分の手で毒を探して買ってきて…なんてことはしたことがないに違いない。サンタクのような下っ端も、言われた通りに動くだけだから、数人殺す為に必要な量はわかっても、一つの軍隊を、城を陥落させる量だなんて想像もつかない。
トンマンチームは、ピダムは戦争をこなしてきたわけではないし、ユシンも実戦経験が足りない。ピダムの発想(元ネタはチュクパン。笑)が斬新なのは…あるいは、斬新に感じるのは、現実問題その作戦自体が非常に実行が難しい為に忌避されてきたものだからなんだと、誰も気付いていない。

現実問題って言うのは、ユシンが言ったように、領土争いをしているのに領土そのものを腐海化させたら元も子もない、と言う意味でもあるけど、それは実行した結果ついてくる利益の問題。
トンマンとミシルで国を折半して長々と内戦をするよりは、どう考えても大耶城を数年間潰してでもさっさと決着をつけた方が神国の利益になるんだから、どうしても勝たなくてはならない、必要だと思うなら、やればいい。
そこでその行為の善悪を問うのは、自分が敗れることによって下の者がどのような損害を被るか考えていない人間の発言。(ユシンだって、百済戦の時はキョウチクトウを使っていた。お互いにギリギリのところで戦っていると言うのは同じなのに、ちょっと発言としては矛盾している気がせんでもない。これは、チュンチュ辺りに言わせるべきだったんじゃ? 「毒で汚染された土地は使い物にならなくなる、国力に響く。それでもやるなら、一刻も早く始めるべきです」って)

対してソクプムが指摘したのは、作戦の可否。
実際問題、いざ作戦を命じられた時に、それが実行可能な作戦であるかどうか、と言うこと。

毒殺は、手間がかかる殺し方の一つ。
斬れば済むところを、わざわざ猛毒と呼ばれる植物を探しだし、それを毒薬と言う形にして用いなければならない。しかも川に流せば、毒はかなり薄まる。致死量どころか、体の不調をもたらすのも一苦労だろう。子供ピダムが鍋料理にトリカブトを混ぜたのとは、溶媒の量が違う。
さらに、トンマン達はミシルが大耶城に籠城してから一日二日の間に、作戦を実行に移す、と触れ回った。トンマン達は自分達のタイミングで内戦を起こしたわけではないのだから、戦いの支度なんてものはないに等しいにも関わらず。

ソクプムはそう言う戦況を見て、「毒を撒くなど不可能だ」と言っている。多分、例えトンマンの立場にいるのがミシルでも同じように考えたと思う。

そこが、カッコいいなーと思う。
戦場育ちの叩き上げ花郎らしい洞察力だと思う。

そして、自分の器や戦況を冷静に判断出来る洞察力を持つ一方で、悲しいくらいに人間的な彼が好きです。
「大義」と言われただけでホイホイ従う頭空っぽ……もとい、忠誠心の篤い他の花郎達とは違って、ミシルの恩義に報いたいと反逆者になることを決めた一方で、家門を犠牲にすることを思い、声を震わせて涙を浮かべる彼が好きです。
ミシルからの恩は、ソクプム自身が命懸けで掴み取ったものなのに、暴走するミシルにわかっていても従う。命を捧げる。

ソクプムは、チルスクとは違うのにさ。チルスクは死にたい、死んでもいいと思っているけど、ソクプムは違う。
アルチョンに「投降しろ」と説得されて、顔を歪めて笑いながら、泣いている。差し出された「生きる希望」を捨てられない、生きたいと思う当たり前の本能に、揺らぐ。
でもアルチョンに敗れ、剣を突きつけられたソクプムは、アルチョンの剣で自刃する。……先週龍の涙で見た自殺未遂将軍とはエライ違いだ(笑)

これは完全に私の好みなんですが、死に物狂いで生きてきた男がやれるとこまでやって、静かに、悲しみながら自刃する(もしくは生を諦める)の、好きなんですよー。
何せ、長崎円喜@フランキー堺さんの炎の中での切腹シーン、大好きですから。あれが、管理人的にはベストシーンオブ大河ですから!(笑)
……ああ言うシーン、もう大河では見れないのかなあ。『太平記』は、北畠親子も凄くツボにハマり、楽しく見たんだよなー…ケーブルテレビで(笑) 武将ものは色々ありますが、私は『太平記』をオススメしたいです。大半の戦国ものに比べれば、ずっと良作だと思います。密度が濃くて、主役がアイドル化してなくて、脇役が充実!

…あれ、話が変な方向に。

え、ええと、太平記はともかく、ソクプム!
脚本もですが、ここまであれこれ考えさせてくれるような演技をして下さった俳優さん、ありがとうございます。
特にソクプムに注目していたわけでもないのに、こんな一視聴者がソクプムについて語っちゃうのは、偏に俳優さんの眼差し、表情、間に惹かれたからです。

「頷いたけど、腹の底は違うよな。何考えてるんだろ、この人」

青黒黄赤含め(笑)、花郎の中で良い意味でそう思わせてくれたのは、ソクプムだけでした。

だから、ソクプムが好きです。
全然違うし、現時点ではソクプムよりはこの方の方が遥かに素晴らしい役者さんだと思うんですが、ソクプムを見て、フランキー堺さんを思い出しました。好みの演技なんだ、どっちも。決して美男ではなく(スミマセン)、スタイルも良くなく(さらにスミマセン)、でもメリハリが利いていて、腰の据わった演技が容姿のことを忘れさせてくれる。濃い演技なのに、くどくない。(ミセンはくどい。笑)
長崎円喜とソクプム、どっこも似てないのになあ。変なの。


と言うわけで、チュンチュ、ミセンと書いてきた以上、ソクプムでも書きたいわけです。

色男ソクプム。
トンマンが女だと知って、不可抗力な感じで襲うソクプム。

ラブシーン、書きたいです。
ソクプムのラブシーンを、想像したい。


そんなことを、先走って51話を見て泣きながら考えておりました(笑)
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  1. 2010.11.01(月) _21:25:19
  2. キャラ語り
  3.  コメント:4
  4. [ edit ]

<<ドSなラスボス求む。@セジョン、真平王、トンマン、ウィジャ | BLOG TOP | 10月29日から31日に頂いたコメントへの返信>>

comment

ほほー。

  1. 2010/11/02(火) 23:53:26 
  2. URL 
  3. りば 
  4. [ 編集 ] 
50話には、そんなソクプムのシーンもあったんですねー。・・・BSフジにはなかったですけど(死)。

ほほー、トンマン手込めキャラだったんですか(誰もそんな事は)。えっそこにラブまである?うおお想像力の限界ッス!

というか、ソクちゃん(4文字打つのが面倒なので愛称で)は絶対無理矢理女をモノにするタイプな気がします。それも恋人とか婚約者がいる人とか人妻とかちょっとややこしい人を。目に入ってピンときたら連れ込む。のノリで。だって恋愛のかけ引きとかときめきとか全然似合いませんもん、この人には。

そんでその女人の恋人だか婚約者だとかが剣で話をつけにきてもアッサリ返り討ち。或いは男の方がソクちゃん恐れて彼女を捨てるか遠ざけるんじゃないかと。

相手の女性は一見控えめに見えて実は芯が強いタイプの女性だといいですね。身分低いかソクちゃんに弱み握られてるかで逆らわないが決してなびきもせず、会ってる最中もニコリともせず、押し倒されてもにらんでるような。でもかえって歯ごたえあるって通われちゃって、ソクちゃんの死後息子を産んでたりしてなー。と妄想してます。きっとものすごい扱いづらいきかん気の息子を。

それにしても51話のソクちゃんも色々カットされてそうです・・・うはー。

りば様へ

  1. 2010/11/03(水) 23:51:07 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
あったんですよー。サンタクの良いシーンもありました。次回も……ソクプム&サンタクの良いシーンがあるんですが、多分カットだと思います(死)

手込めキャラww あ、いや、すみません、主人公に対してなんて邪な妄想を…!
って言うか、ソクプム→トンマンで愛はないです。怒りとか、負の感情ですねー。「この女…!」みたいな。(何言ってるんだ)

私もソク(さらに略)は、無理矢理女をモノにするタイプだと思います……って、りば様のコメントから、もう話が出来上がっちゃったんですがww ソクに手込めにされた、青龍翼徒の郎徒の妻の話と言う形でw
わわ、これ、そのうち更新しそうです(笑)

なんちゅーか、ソクには本当に救いのない、恋愛なんてそんな生易しい言葉では片付けられない女絡みのドロドロが似合いますよね。誰かの妻とか恋人とかを寝取って、でも三角関係にはならない、苦しいのは女だけ、でも最終的にはソクの子を妊娠しつつも女は生き残り、反逆者になったソクとは対照的に自分の人生を勝ち得る、みたいな…。
ソクには、一見控えめ、でも実は芯が強いタイプ、と言うの、めっちゃわかります! 姿は芍薬のようで、でもその実とても誇り高い……そんな女性が似合いそうですよね。ソクも、ダークピダムみたいに相手の愛情とか求めなさそうですし。むしろドライな関係だからこそ、家にいる妻とは違う満足感があっていい、みたいになりそうです……ってこれ、パスワードなしの記事で語って良いんですかね!?(笑)

あ、やっぱり・・・

  1. 2010/11/04(木) 22:15:31 
  2. URL 
  3. りば 
  4. [ 編集 ] 
>トンマンが女だと知って、不可抗力な感じで襲うソクプム。
ラブシーン、書きたいです。
ソクプムのラブシーンを、想像したい。

て続いてるんで、えっそんなラブ有手込!?て。ふー。よかった勘違いで。(汗を拭いつつ)

>三角関係にはならない、苦しいのは女だけ、でも最終的にはソクの子を妊娠しつつも女は生き残り、反逆者になったソクとは対照的に自分の人生を勝ち得る、みたいな…。

うおおおお、そんな感じッス!!!(膝をバンバン打ちつつ唾とばして)なんかこう、子を産むまでしてもやっぱりラブは生まれようがないんですが、否応なしにソっちゃんに巻き込まれたことで、女は人生を知るというか周囲の人間のひと皮むいた本性を知るというか。

そして結果、彼女の中にもともとあった芯の強さが、鉄が打たれるように鍛えられ、さらなる強さを身につけてしまうというか。なのでやっぱり愛ではないけど、彼女にとってソクプムは終生忘れられない男。そんなイメージが・・・!って、え?別に問題のある表現つこてる訳じゃないですし・・い、いいんですよねここで語っても?と、周囲を見回してみたり。今更。ほほほほほ更新をお待ちしていますーw

え、ダークピダム相手に愛情もとめてなかったんや・・・これから求めることを学習する、とかだろうか・・・ブツブツ・・・(←去り際の独り言)

りば様へ

  1. 2010/11/04(木) 23:53:52 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
あ、確かにややこしいですね! ソクプム→トンマン(愛ナシ)は前提条件だったので、うっかり書くのを忘れたようですw
ラブシーンは語弊があるので……襲いシーン?(んな露骨な)

うわあああ良かったあああ!!(盛大に安堵)
そうなんですよそうなんですよ、女はソっちゃんに巻き込まれたせいで、気弱で優しいと思っていた夫の本性を知り、自分達の夫婦関係と幸せを壊したソっちゃんの本性を知り……てな感じで妄想してました。そう言う、迷宮シリーズみたいにわんわん泣き喚く悲しみじゃなく、背筋の寒くなるような哀しみの篭った話がいいなーと。

> そして結果、彼女の中にもともとあった芯の強さが、鉄が打たれるように鍛えられ、さらなる強さを身につけてしまうというか。なのでやっぱり愛ではないけど、彼女にとってソクプムは終生忘れられない男。

その通りですその通りです!!(膝をバンバン打ちつつ唾とば(以下略)
あ、いや、その…こんな愛のない男女の話とかここで語っていいんだろうかと思わずチキンな一面が顔を出しましたw

ダークピダムの文、私の日本語力の問題でまた語弊のある文章を…!(スライディング土下座しつつ)ダークピダムは、愛情を求めないつもりで近寄りながらも、その実トンマンに対して「愛情欲しい愛情愛情」な態度をする人でした…。←またややこしい日本語をw


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