善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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ドSなラスボス求む。@セジョン、真平王、トンマン、ウィジャ

タイトル、こんなんですみません。
後程頂いたコメントのお返事をさせて頂きますー。



ミシルの死によって、善徳女王は大幅にパワーダウンします。何故か? それは、これまでドラマに奥行きを与えていた芸達者な脇役陣が一気にいなくなり、代わりとなる存在が投入されなかったからです。
ミシルが死んだから、だけじゃないんですよ。女王時代がわりと不評なのは、製作陣がキャストに手を抜いたからです。

ミシル、セジョン、チルスク、ソクプム、真平王、マヤ王后。

毎回必ず登場しており、OPにも顔が出ているほどに有名な役者さんを一度に六人も退場させておきながら、レギュラーの補充は一切なし。
そりゃ、つまらなくもなりますよ。だって、中心にいる若者達が演技的に何をしても受け止めてくれるキャラが、いないんです。

セジョンと真平王、この二人は、ドラマ的にとても大きな役割を担っていました。

それは、トンマンとミシルの演技をフォローする、と言う役割です。
例え主役(と敢えて言う)二人がとんでもない演技をしても、ドラマに時代劇としての重厚さを持たせること。重石として、常に抑えた気品ある演技をすること。セジョンと真平王が担っていたのは、そう言う役割だと思う。大河ドラマだったら、最後の方でクレジットされる人達の仕事ですね(笑)

トンマンやミシルがどれほどに破天荒でも、他のキャラクターが時代劇離れしていても、この二人(と、ナメクジ大臣もだ)が出てくれば、時代劇になる。
……こう言う役者さんばっかのドラマは画面が重苦しくてそれはそれで大変だけど、善徳女王みたいなファンタジー色のある時代劇には欠かせない人達。

とは言っても、替えがきかないわけではない。
この二人が死んじゃうなら、代わりにまた重厚な人を持ってくればいい。

……なのに、十話もある女王時代、新たに登場したのは百済チームのみ。それも途中でチラッと出てきたユンチュンとケベクだけで、この二人は±0で何も言えない。
新たにレギュラーに昇格したチュジンは明らかに場を引き締めるボスではないし、出番が増えたヨムジョンはトリックスター。大河のラスト辺りには決してクレジットされない。

前にもクレジットの話は書きましたが、やっぱり不満。最後の悲劇より、管理人的にはこっちの方がよっぽど不満。
何故かっちゅーと、製作陣の手抜きのツケは、主役に回ってくるからです。視聴率が落ちたのは、主役のせい。女王時代が面白くないのは、主役のせい。そう言われるから。

管理人的には、それは違う。
ドラマが面白くないのは、製作陣のせいですよ。
主役を選んだのも、脇役を選んだのも、製作陣。役者さん達は、やれることをやっている。パズルのピースと同じ。主役は、ピースが大きく派手なだけ。パズルそのものを作るのは、製作陣だから。


とまぁ愚痴ったところで、ソクプムに引き続き、善徳女王から去る人達…上大等セジョンについてと、ラスボス話。


●家系図●

      二世風月主ミジンブ
            ∥─┬─ミシル
    ヨンシル┌ミョド夫人└─ミセン
      ∥─┼フンド夫人
    オクチン└サド王后
┌─立宗葛文王   ∥─トンニュン太子
│     ∥──真興帝  ∥──真平帝
└法興帝─チソ太后─∥──マノ太后
     ∥─┬スンミョン
    イサブ└─セジョン



* * *


今回、セジョンと真平王(多分歴史的には真平帝が正しい表記だと思う)を一緒にしたのは、どちらもミシルのストッパーであり、ミシルから愛憎を持たれていたキャラだからです。
……って言う設定自体が、ミシルをさらに主役たらしめていて不満でもあるのですが、仕方ない。善徳女王の失敗点は、トンマンが主役なのに、彼女自身に向けられる愛憎が少ないことですねー。(とは言っても、こう言う文句を言えるのも、善徳女王が好きだから。他のドラマではここまで語る気が起きません)

さて、気を取り直して。
ミシルは多分主要キャラのほとんどと直接感情面での絡みがあり、だからこそミシルがいないと物語のバランスがおかしなことになるんですが、その中でもセジョンと真平帝は、格別でした。
この二人は、ミシルの「夫」であり、それぞれにミシルの壁だったんです。

壁、と言うのは、ミシルにとって劣等感の原因となった二人の人物。チソ太后と、真興帝です。
セジョンはチソ太后の最も愛した息子であり、真平帝は真興帝が最も愛した孫である。つまり、ミシルにとっては、「壁=仇」の象徴なんです。
片やミシルを愛し許し、片やミシルを恐れ続けたけど、想いの深さは変わらない。実際はどうあれ、ドラマでのこの二人は、ミシルと言う人間を、彼女の野望を象る重要なパーツだった。

実権を持たない皇帝(王)と、政治を操る上大等。
ミシルに取り引きを強いることの出来た、それだけの力を持った二人。
ミシルがご機嫌伺いをしなければならない二人。
いざと言う時は、本人達は何もしなくても、躊躇いなく殺される立場にある二人。

ミシルは、ソルォンやチルスクに対する態度には私情が見えるけど、この二人にだけは決して個人的な好意は寄せていない。
愛されてようが恐れられてようが、気にもならない。
どちらも、ミシルなしでは生きる意味がないから。


…と考えた時に、セジョンさんの鬼畜っぷりが見えて、少々動悸がします(笑)

セジョンさんって、実はSですよねー。
一見頼りない夫のようだけど、ミシルと自分の関係や、ソルォンとのバランスの何もかもを把握した上で、ミシルが自分から離れられないように手を打っている。血筋の良さ(重臣イサブの息子であり、真興帝の異父弟であること)を最大限に活かして、老獪に立ち回っている。「あなた……」とミシルがしなだれかかってくるように(笑)、常にミシルの権力を操作している。

ソルォンさんはもはやミシルの一部って言うか分身と化しているけど、セジョンさんは違うと思う。
ミシルとセジョンの間にはいつまでも張り詰めた緊張感があって、それがいい。どっちもSだから(笑)、肉食獣が互いに爪を隠しながら対峙している感じがあって。

んで、あのミシル相手にSでいられるセジョンの強者っぷりが、惜しいんですよねー。
ああ言うSっ気のある脇役が女王トンマンにも欲しかったなあ。チュンチュはいい線いってるんですが、何せ、トンマンが叔母馬鹿なもんで、意味がない。

ピダム?犬だから駄目!(酷っ)
ユシン?ヘタレだから駄目!(酷っっ)
ウォリャ?ユシンラブだから駄目!!(酷っっっ)

あああ、ユンチュンかケベクか、あるいは義慈(ウィジャ)王を登場させて、トンマンと絡めてくれたら良かったのに!
「美貌の女王とやらの城を、陥落させてやろう」ってほくそ笑む、そー言うSっ気のある敵キャラを投入しましょうよ。んでもって、出来れば回想シーンとかで、出陣したトンマンの姿を見て、舌舐めずりするような場面を作るんです。
新羅が百済に攻められてばっかなのは、新羅が弱いからではなく、トンマンが征服欲をそそる美女だからとゆー理由もあるのだ、だから(美)女王なんてマズイっっ!って臣下達は密かに考えているのだ!……とか、駄目ですか?

いやホラ、絶世の美女じゃなくたって、初の女王で、しかもわりと綺麗な女で、さらに未婚とか聞いたら、下品な意味でも陥落させたくなって、すげームカつく恋文とか送りつけてくる敵国の王(ただし美形。笑)とかいてもおかしくないでしょう。
ナマのトンマンを知らなかったらそのガサツなとこは知らずに済むし(笑)、好戦的な王なら、鼻っ柱の強い女を落とすのは好きだと思うんですが。

それにさー、それならさー、トンマンが男に対して潔癖になっても納得がいきませんか?
「新羅の牡丹、トンマンへ」で始まるヤラシー恋文を何度ももらった結果、「男って、男って……! 決めた、私は絶対に婚姻などしない!!」とメラメラ怒り狂うトンマンと、それを見てウィジャ王に殺意を抱く一方で、トンマンに不用意に近付けなくなるピダム(自分では自分を男の中の男だと認識している模様)とか、駄目ですかそうですか。

んや、もしそう言うシーンが52、53話辺りで登場していたら、トンマンの孤独もよりリアルになるし、ピダムがトンマンに十年も手を出せなかったのも、彼が変人だったからではなく(笑)、いつもいいところでウィジャ王の邪魔(手紙とか戦争とか)が入り、トンマンの男(の欲望。笑)嫌いが加速したからだったのか…とか想像がついて、いいんじゃないかなーと。
トンマンがユシンを特に慕っているのも、彼には妻子があり、何より兄のようなユシンは自分に対してそう言うヤラシー気持ちはないとわかっているから、と説明がつきますし。独身で、尚且つトンマンに甘い囁きを寄越すピダムを「愛情で私を妻にしようとしているわけではない、王座が欲しいんだ」と警戒するのも、ウィジャ王のセクハラ混じりの野心を知っているから、でOKです。

て言うか、そうでないと、設定からして気持ち悪いじゃないですか、女王時代(笑)
あらすじだけ見たら、大和さんのベルばらアンドレ編みたいな歪さがある設定ですよ、あれ。トンマンとピダムが綺麗に演じてくれてるから、なんとかファンタジーしてますけど。
製作陣は話数が足りない云々言ってましたが、延長しといて足りないはないでしょーよ。

・しつこく攻めてくる百済との戦線。大耶城陥落。(難攻不落が聞いて呆れる…と言う陥落っぷりw)
・ユシンとピダムの権力バランスの崩壊。
・復耶会の解体と伽耶民の消滅。それらを元にした第三勢力、チュンチュの台頭。
・貴族の私兵吸収と、それに対する反発により、ピダムの乱勃発。

政治的には、この四つだけですよ。女王時代で取り上げてるの。
んで、この中で、最初の百済だけが、ラスボス不在。国境を脅かす超大きな問題なのに、目に見えない敵状態。
しかも残り三つの問題のラスボスと来たら、おめめウルウル、M気質全開のピダム&ウォリャと、変態ヨムジョン(しかもトンマンに対して特に思い入れなし)ですよ。

酷い!
なんて酷い設定だよ!!
ミシルを屈服させた後にこんなチャチいラスボスとか、有り得んし!
そりゃあ、トンマンもイライラするわ!!(笑)

とゆーわけで、やらしーヒネた微笑が似合う三十路の美中年、専制君主となっているウィジャ王を投入です。
妻子どころか、側室だっている、大人の魅力満載の切れ者。世孫クオリティと同じ感じで、何でも出来るが故に、退屈気味。どっからどう見てもドS。自分から戦場に出て、ピダムとだって五分五分の実力!
まさかミシル再び!? トンマン大ピンチ!!

…な展開だと、メリハリがあるような。
そんな妄想をついついしてしまう今日この頃です。
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