善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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SS 太一

えーと、一昨日の記事でお話しした、春先に書いた善徳女王SSです。kntvでドラマをリアルタイムで視聴していた頃に書いたものなので、勢いだけと言うか、あれこれ知らない…と言うか、主に女王時代のトン&ピしか知らない状態でのトン&ピ話です。

内容は、「ピダムの乱が成功し、ユシンやチュンチュを逃がした後、トンマンは自ら囮としてピダムに捕らえられた」設定です。設定については深く突っ込まないで下さい。ギャグです(違います)
えーと……なんと言えば良いのか、まあ、雰囲気を楽しんで頂ければなーと思います(え?)
多分この頃の管理人は、最終回ショックで頭がイカれてた頃なので、あれこれ変です。……いや、それは今もですかね(ハイ)

有り難くもとりにくや様がリクエストして下さったので、この一点のみ放出します。
トンマンの口調だけは修正しましたが(女言葉が気持ち悪かったので)(コラ)、それ以外は春先に書いたまんまです。……数行読んで「いてえ」と感じられましたら、すぐさま閲覧を中止することをオススメします!ではでは!


* * *


 誰をも信じない。
 その身分ゆえ、理想ゆえに孤独な王。
 それは自分であり、彼でもあったのだ。

 なのに、愚かにもそのことに気付かなかった。
 彼があくまで王の子であり、ミシルの子であること。全てが『ピダム』と言う人間を作り上げるものの一部であり、彼が忠誠を誓ってくれた心と同じく彼そのものだと言うことを知ろうとしなかった。
 ピダムを『剣』と称し、あくまで道具として使い切ろうとした。
 彼に力を、居場所を、拠り所となるものを。
 ずっと自分が求めてやまなかったものを彼に与えてきたのに、最後の望みだけは気付かないふりをしたのだ。
 ――全てを従える王になる、と言う望みだけは。

「……」

 幼い頃にすぐ傍にいた、と言うのは、一体どれくらいの距離だったのだろう。この距離より近いのか、それとも遠いのか。

 目覚めたトンマンは、自分を閉じ込めるように抱きしめて眠るピダムにそっと手を伸ばした。
 日に焼けた頬に、唇にかかる黒髪を、ゆっくりと払っていく。
 切れ長のユシンの瞳とは違ってどちらかと言うと円らなそれは、トンマンのしていることを咎めもせず、閉じられたまま。
 トンマンよりも年上のはずなのに、不思議なほど眠っている彼の顔は幼くて、子供のように安らかだった。時折トンマンに気付かれないように見せていた苦悩の影も、そこにはない。
 欲しいものを手に入れた充足感。望みを果たすことの出来た喜び。
 これが、彼の……ピダムの望んでいたことなのだ。やっとトンマンは理解した。

 やがて払い除ける髪もなくなって、トンマンは手指を引いた。

「止めないで」

 それを引き止めるかのように、ピダムの唇は動いていた。
 トンマンは手を止めた。

「起きていたのなら、どうして言わない」

 それでももう一度触れようとはしないトンマンに物足りなさを感じたのか、やっとピダムは瞼を上げた。……まるで何年も眠りについていたかのように、重たげに。

「眠っていたのなら、起こしてしまったのだな」

 謝意を篭めて呟くと、その手を浚われるように掴まれた。

「眠ってなんかいない。眠れるはずがない」

 てっきりピダムが眠っていたと思っていたトンマンは、驚きに目を瞠っていた。確かに眠っていると思っていたのに。
 ピダムは強く掴んだ手もそのままに、ただ真っ直ぐにトンマンを見た。

「……眠っていたら、トンマンが逃げようとした時に捕まえられない。だから起きていたんだ」
「ピダム……」
「今、眠る必要はない。もう……眠るのは十分だ」

 トンマンは、とピダムが問う。
 聞かれるまでもなくトンマンは疲れきっていたが、彼女もまた、これ以上眠っている暇はないことはわかっていた。それに、どうやらまだ外が暗いことからして、さほど時間は経っていないように思われた。

「起きよう」

 けれども、起き上がろうとしたトンマンの手をピダムは離さなかった。
 ピダムの力は強く、トンマンは引き戻された。

「トンマン。……抱きしめたい」

 これが現実だとわかるように。夢ではないとわかるように。
 希う思いそのままに見詰めてくるピダムの瞳を再び受け止め、暫しトンマンは黙した。きっとピダムが本当に言いたかったのは「抱きしめて欲しい」と言うことなのだろうとすぐに察しがついた。
 ややあってから、トンマンは彼の手に自分の手を重ね、ゆっくりとそれを剥がし始めた。
 それを見たピダムの双眸が彼の心を反映して鋭く細まる。トンマンが彼の手を外す前に、彼女の手を掴み直したピダムがその身を引き寄せていた。

「ピダム……」

 トンマンは「やめろ」と言うことはなかったが、その代わりに彼に身を預けることもなかった。
 長い沈黙の後に結局折れたのはピダムで、彼はトンマンの手を離した。

「……わかっていると思うけど、外には出られない」

 最後にそれだけ言うと、ピダムはトンマンに背を向けた。
 言われるまでもなく、トンマンとて反乱を起こしたピダムがそうそう簡単に女王の身を解放するわけがないことはわかっている。「ああ」と囁くような声で応じると、トンマンは久方振りに侍女の手を借りずに衣を羽織った。公主になり、王となってからは久しくしていなかった何気ない仕草に、何故だか心が落ち着いた。
 ああ、そうだ。ずっと自分のことは自分でやってきたのだ、と身体が思い出していた。
 そしてそうなると不思議なもので、心までもが公主となる前までのように軽くなる。まだ、ピダムも軽口を叩いていた頃のように。ユシンが部下として、女として慈しんでくれていた頃のように。
 いつの間にかトンマンは微笑んでいた。望んで得た王の位のために失ったものが、再び戻ってきたような感覚は決して居心地の悪いものではなかった。
 振り返れば、ピダムはまだトンマンに背を向けたままだった。着替えを見てはいけない、と遠慮するような性格だとも思えなかったので、単純に拗ねているのだろう。
 トンマンはピダムの衣も手に取ると、そっと彼の肩にそれをかけた。
 ピダムは動かない。
 とっくに失ったと思っていたのに、まだ彼に残っていた子供っぽさに苦笑して、トンマンは寝台に腰掛けた。

「王になるのか。ピダム」

 もはや彼が望むのはそれだけのはずだった。
 事実、こうしてトンマンを拘束している彼にはそれが可能だった。チュンチュやユシンが許さないだろうが、トンマンを人質に取っている限り、彼らも全力では抵抗出来ない。
 そう、トンマンの身をこうして手にした段階でピダムの勝利だった。後はただ、トンマンに譲位を迫り、ピダムが王になれば良いだけ。チュンチュ、ユシンとの戦いもそれからだろう。……その時には、トンマンは殺されているだろうけれども。
 ――トンマンが生き残るためには、このピダムの勝利を覆す以外に道はなかった。

 ピダムはゆっくりと起き上がった。
 彼に背を向けて寝台に腰掛けているトンマンの何の飾りも施されていない黒髪を見て、まだ彼女が公主になる前のことを思い出した。
 思えば、あの頃から……いや、それよりずっと前、まだ子供だった頃から、ピダムにとってトンマンは唯一の存在だった。
 ムンノに、ミシルに認められたい、愛されたいと願うのとはまた違う。
 トンマンは彼にとって魂を分け合った存在であり、トンマンを最も理解出来るのが自分であるなら、自分を最も理解出来るのもまたトンマンだと言う思いがあった。それはユシンにはない、二人だけの絆だと。

 愛しているのだ。
 トンマンの変わらぬ背を、ピダムは焦がれるような眼差しで見た。
 トンマンからユシンを、チュンチュを、アルチョンを、民を、皇位を。全てを奪い、ピダムが新しく全てのものを授ける。
 愛しているからこそ、そうしなければならない。

 指先をトンマンの肩から頬へと滑らせ、ピダムは背後からトンマンを抱きしめた。

「……私はトンマンを皇后にする」

 トンマンはピダムの腕を振り払おうとはせず、組んだ手を解すこともなかった。

「私は王だ。私が死なない限り、皇位は空かない」
「そんなことはない。真智帝は生きている間に廃された。ミシルが廃したんだ」
「だからお前も私を廃位に追い込むのか? そして皇后に?……馬鹿げている。ピダム、こうなった以上、私とお前は並び立たない」
「違う。私が皇位に就けば、全ては私の思いのままになる。誰を皇后にしても構わないはずだ」
「ピダム、お前は本当に純真だな」

 いつかのように、トンマンは苦笑した。

「そう、純真で。そして…………私を失望させる」

 ぴくりとピダムの眉が上がる。食い入るようにピダムがその眼差しを注いできていることはわかっていたが、それでトンマンの何かが揺らぐことはなかった。

「お前は……たかが恋慕の為に神国を滅亡の危機に陥れた。……何故そこまでして私を手に入れたいと思う? 何故……何故、あれだけお前に辛く当たった私を求める。私を恨んでいないのか?」
「――」

 何故?
 トンマンの問いを受けたピダムの唇に、乾いた笑みが浮かんだ。
 その問いへの答えは一つだけ。欲したものを、自分のものになるはずのものを、どうして諦めることなど出来るのだろう?

「……あなたを抱きしめた時、確かにあなたの手は私の背に回った」
「…………」
「けれどあなたはそれを認めず、神国を愛していると言った。王である限り、女ではないと。だから私は王になり、神国そのものになり、あなたを女に戻す。どうしてと聞くけれど、あなたは自分の愛したものを簡単に諦められるのか? 拒まれたからと言って簡単に捨てられるのか?」
「…………」
「捨てられるわけがない。あなたは諦めが悪い」

 ふっと笑みを浮かべてピダムはトンマンを抱きしめる腕に力を込めた。

「――私も同じだ。そうそう簡単に諦められない」

 それで神国が滅びると言うのならば、滅びてしまえばいい。ピダムにとって神国など、何ほどの価値もなかった。
 ピダムが欲しいのは、トンマンだけ。彼女がいない神国に何の価値があると言うのか。彼女を手に入れてこそ、三韓一統の夢も見られる。国が割れようが民が飢えようが、そんなことはどうだっていい。ピダムにとっては顔も知らぬ他人の話だ。
 ――大切なのは、こうしてやっとトンマンを心のままに抱きしめられること。

「逆らう者がいるのなら、私が滅ぼす。チュンチュにも……ユシンにも口は出させない」

 ユシン。

 その名を口にした途端、ピダムは迸る思いに今もまだ身を焼かれることを知った。

 ユシン。ユシン。

 トンマンを皇后にする。ピダムの中でそれは、ユシンを殺すことと等しかった。
 ――これまでずっとピダムが味わってきた思いを、屈辱を、ユシンに味わわせずにおくものか。
 トンマンへの想いが、愛情が深ければ深いほど、ユシンへの憎悪は膨らみ、留まることを知らなかった。

「……チュンチュもユシンも、お前に屈することはない。アルチョンも、ヨンチュンも……」
「私の味方がいないことなんて、今に始まったことじゃない」
「――ピダム」

 そこで初めてトンマンが膝から手を上げてピダムの腕に触れた。

「痛い」

 その言葉でやっと、ピダムは抱きしめる腕に力を入れ過ぎていたことに気付いた。慌てて力を緩めると、初めてトンマンが可笑しそうに笑っていた。

「ピダム、お前は言ったな。私はそうそう簡単に諦める性格ではないと。……だからこそ、王にもなれた」

 諭すような言葉と共に、トンマンの手がピダムの腕に重ねられる。思わぬことに嬉しさと戸惑いが走り、身体が強張ってしまう。
 そんなピダムの腕を優しく撫で、トンマンは告げた。

「ピダム。……私は、お前を愛しているかもしれない」

 背後で彼が息を飲んだのがわかったが、トンマンは構わず続けた。

「公主だった頃、私は幾度もお前に励まされ、助けられた。お前が無邪気に笑いかけてくれることが嬉しかった。……村人を斬ってしまった後、震える手を握ってくれた時は胸が高鳴った」

 一つ一つの思い出を辿るように、トンマンの声は柔らかだった。それはピダムを暖かく包み込む。

「……お前がミシルの子だと知った時は、お前を抱きしめられずにはいられなかった。ピダムの……お前の傷ついている姿を見て、居ても立ってもいられなくて」
「…………」
「そうだ。お前に抱きしめられた時……私は、このまま身を任せてしまいたいと思った。王であることを、一瞬とは言え、忘れてしまった。……そんなこと、王になってから一度もなかったのに」

 いつの間にかトンマンの頬には一筋の涙が伝っていた。それは紛れもなく、トンマンの中にあったピダムへの全ての想いの証だった。
 トンマンは哀しげな微笑を湛えて顔を上げた。

「女としての私はピダム、お前を愛しているかもしれない。……だが、王としての私は決してお前の皇后にはならない」

 不思議なことに、止まらない涙とは裏腹に、トンマンの声は震えてすらいなかった。いつの間にか彼女の声音は、女帝のそれへと戻っていた。

「私は王だ。望んで得た王位を全うすることを使命とする、神国の王だ」
「――」
「王座は、相応しい人間に譲られるべきもの。……お前がその器であるなら、きっとお前は王になる。ピダム、私はそう信じている」

 だが、とトンマンは真っ直ぐに前を見据えて言った。

「私はお前の……ミシルが残した者たちの心服を、結局は得られなかった。そして三韓一統の為に唐と手を結んだことで、付け入る隙を与えた。……王として、欠けるところがあった。内乱を起こすほどの、大きな穴が」
「それは違う。私はただ、トンマンを手に入れるために皇位を望んだ。あなたを……愛しているから」
「ピダム……」

 トンマンが眠る前、幾度となく腕の中の彼女に語った思いを、ピダムは再びぶつけた。

「トンマン、愛してる。あなたの全てを奪わなければ生きていけないほどに……愛しているんだ」

 掻き抱いて語るだけでは足りず、思いの丈を唇に篭めて唇を合わせる。さすがにトンマンも身を捩ったが、手も足もすぐに動けないようにされ、為す術はなかった。

「ピダム……!」

 その口付けの熱さと、トンマンが女王の仮面を崩された時に発する切羽詰った声に、身体が熱を帯びる。
 王座も未来も欲しい。だがそこにトンマンがいないのであれば、全てが……全てがこれまでとは違い、輝きを失ってしまうだろう。トンマンがいなければ。

「あなたを皇后にする。してみせる、必ず……!」

 誰にも許されなかったトンマンの純潔を奪い、思うままにその身体を貪った先ほどの興奮が再び総身を支配しているのをピダムは感じた。
 そう、ユシンでさえ暴くことの出来なかった全てを、もう彼は知っている。ユシンがどれだけ望んでも許されなかったことを、ピダムはしてのけた。望みのままにトンマンを抱き、彼女を知り、奪ったのだ。

「ピダム、止めろ……!」
「……拒絶の言葉は聞きたくない」

 ろくろく着込んでいないトンマンの肩からは、簡単に肌着と上衣が剥がれ落ちる。現れた肌に舌を這わせながら、ピダムはただ全ての感覚をもって彼女を感じようと傷一つないその肌に手を滑らせていった。




* *

恥ずかしいwwww(ちょ)
なんと言うか、あの、あのですね…(言いたいことが纏まってない模様)
とりあえず、これ以外のSSはまずお見せ出来る状態にないので(書きたいシーンしか書いてなかったり、あまりに内容がwwな感じだったり)、これだけで勘弁して下さい。こんなんですみません、とりにくや様…!(土下座)
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  1. 2010.12.03(金) _00:07:09
  2. SS(ドラマ設定IFもの)
  3.  コメント:6
  4. [ edit ]

<<12月1日から3日に頂いたコメントへの返信 | BLOG TOP | 『第一美花郎比才』第参話 公主の義務>>

comment

おお、upされてから一月たってしまってました・・・

  1. 2011/01/04(火) 00:07:04 
  2. URL 
  3. りば@遅れてきてみました 
  4. [ 編集 ] 
「太一」というタイトルを聞いた時に思い浮かんだのは陰陽魚の太極図でした。あの勾玉の穴みたいなところ、つまり陰の中に陽があり、陽の中にも陰がある。というのが自分の中に相手がいて、て感じでトン&ピっぽいかなーと。wikiで確認したら「やがて陰は陽を飲み込もうとし、陽は陰を飲み込もうとするが、自らの内に対極を持っているので、いくら強くなっても結局は陰は陽に転じ、陽は陰に転じる。永遠にこれを繰り返す」だそうですー。

う~む、ピダム皇帝、トンマン皇后・・・「初めまして花嫁様」シリーズみたいに、ヒョンジョンの傍にインミョンが常にいて、彼女の規範を自らの規範とするぐらいに惚れてるって構図ができてればピダム皇帝、トンマン皇后も成り立ちますけど、そもそもドラマピダムって、王になる能力はあるが器量はないキャラだと思ってますんで(笑)、この男が王になったら世も末だな~としか。

だいたいトンマンは王になる事を自ら選んだのだから、王の責務から逃げることは、自ら王となる事を決めた自分を、そしてその為に他人が自分に為した犠牲も、協力も、献身も否定する事になるのであり得ないよな~と思います。トンマンという人格と女王であるという事は既に不可分なのに、ピダムがトンマンに求めてる事は一人の人間を二つに裂こうとしてるようにしか見えなくて。それにこういう状況の二人が結ばれても、トンマンが仮に一時は悦楽を感じたとしても、苦しそうな顔して抱かれ、事が終わったら悲しそうな顔してる図しか思い浮かびませんので萌えるどころでは・・・。

なので、読み終わった後思うことといったら「出口なし、だな~」ですね。チュンチュの話と同じで、人間関係どんづまり、もう後はトンマンが死ぬしか話の動きようがない気がします。お互いの思惑がどうしようもなくすれ違ってしまっていて、そしてどうしても譲れない。悲しいお話ですねー・・・。

>トンマンを最も理解出来るのが自分であるなら、自分を最も理解出来るのもまたトンマンだと言う思いがあった

これって、緋翠様がチュンチュのトンマン観で使われてる表現のような気が。「トンマンを最も理解してるピダム」て・・・?て感じですしv

そしてまた、これは二人に会話させて、緋翠様が自分の中でのトンマンとピダム、ていうのを探っているようにも見えます。まだ二人を形づくってる最中というか。背後から抱きしめて問答してる図が、このSSの二人を象徴しているようです。すぐ傍にいて抱き合っているのに、向かい合えない。

でもこういう過程があって、当初は緋翠様にとって「ありえねえ!」だったピダムが生きていたパターン→連載開始、て事ですよねー。通過点として必要だったんでしょうかねー。(←なんかエラそうにww)でもそういうのがあるってブログで伺った時には読みたい!と思いましたので、リクエストして下さったとりにくや様、upして下さった緋翠様に感謝です!

りば様へ

  1. 2011/01/04(火) 23:28:34 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
そうなんですよー!私がタイトルをつける時にイメージしたのもまさに太極図です。陰陽魚と言うネーミングは知りませんでした…(恥)

> 自分の中に相手がいて、て感じでトン&ピっぽいかなーと。
そうですね。お互いがお互いを飲み込もうとするところや、あらゆる設定が対になっているところも含め、この二人らしいなーと私も考えました。同じです!タイトルは今回新しくつけたので、わりと満足と言うか、内容が内容なのでタイトルでカバーしようと頑張ったと言うかww

私もドラマのピダムが皇帝になったら世も末だと思っているので(笑)、この設定はな~と…。能力が高くて器量がない人ほど派手に自滅しますし、トンマンが愛した民がピダムによって苦しめられる、と言う設定はある意味正しいとは思うのですが、やっぱり嫌ですね。

チョンミョンはまだしも、ソファや他の郎徒達、兵士達が死んでいったのは明らかにトンマンが玉座を目指した為ですし、大勢の人間の命を左右する決断をたかだか恋心の為に翻す……と言うのは、私もしてはならないことだと思いますし、トンマンもそう思うと思います。
ピダムはその辺何とも思っていないと言うか、「そいつの生き死にはそいつの選択の結果だ」と言うのが彼の信条だと思うので、なんでトンマンが愛を選ばないのか不思議なんじゃないかなーと。躊躇うのは致し方ないと思っても、その理由はわかっていなくて、いずれ情愛に負けると信じてそうです。
んで、トンマンはそんなピダムを理解しているから、またつらいんじゃないかと……きつい設定ですw

チュンチュの話と似てはいるんですが、私の中では、『太一』はトンマンの葛藤がメインで、チュンチュの話はチュンチュの葛藤がメインなので、ちょっと違うんですよー。
チュンチュのは、トンマンの姿に未来の自分を垣間見たチュンチュの足掻きでもあり、トンマンの為、愛の為と言うよりは、チュンチュの自己満足的な部分がかなり強いので、彼はトンマンが死んだら死んだで納得して生きていくと思うんです。やるべきことはやった、知りたいことはわかった、って感じで。
でもこの話はピダムはトンマンの葛藤を何もわかってないので、トンマンが死んでも何故死んだか理解出来ないまま、破滅するだけかな…と。んでもって、トンマンもそれをわかっているから、チュンチュの時と違って、死ぬのが本当につらいんじゃないかなーと考えています。
どっちも嫌な話ですね…。

と言うわけで、話の骨子は今の私が考えるところと同じなんですが、

> >トンマンを最も理解出来るのが自分であるなら、自分を最も理解出来るのもまたトンマンだと言う思いがあった

とかには、ピダムに対する混乱が見えますwwチュンチュとピダム、この二人がごっちゃになっていたと言うか(え) 問答するのも、その名残かもしれません。

いやはや、りば様の仰る通り、模索している最中ですね!(笑) 「すぐ傍にいて抱き合っているのに向かい合えない」と言うのは、まんまトン&ピに対するイメージと、それに対する私、って感じもしますww

> でもこういう過程があって、当初は緋翠様にとって「ありえねえ!」だったピダムが生きていたパターン→連載開始、て事ですよねー。通過点として必要だったんでしょうかねー。
必要だったみたいですねー(笑) とにかくドラマ自体が大好きであると言うことと、歴史好きとしてあまりに史実を改悪することはしてはいけないと言うことは念頭に置きつつ模索した結果が、隠居連載だったようです。いやその、史実とか大して調べてないんですがww
拍手数の伸びっぷりは凄いSSですが、兎にも角にも後に残るのは破滅だけ、なので、多分続きは書かないんじゃないかなーと…。皇帝ピダムと皇后トンマンを希望して下さった方には申し訳ないのですが(汗)

「りば様はこのSSどう思うんだろなー」とこっそり待っていたので、コメントを頂けて嬉しかったです!ありがとうございますーv

また来てみました・・・

  1. 2011/01/08(土) 12:16:59 
  2. URL 
  3. りば 
  4. [ 編集 ] 
明るいうちから緋翠様コンニチハ。おお・・・!お待ち戴いてたとは光栄です。実はこのSSに関しては、すぐ感想を書こうとして長くなりそうなので思ったことメモして、それをまとめてコメントしようと思って後日来てみれば、なんか大好評!続き求む!の声が多いというのを知って、えっと・・・そうなんだ・・・と、あまりに自分の所感がそれと違っていたので、なんか気がくじけて(笑)、すごすごと引き返してしまったという・・・時間がたってもやっぱり最初に読んだ時に思った事は変わらないので、出直してみましたv

あ、太一がチュンチュの話と似てると思った点は唯一つ、あとはトンマンの死ぐらいしか話が動きようがないんじゃないかってその点だけです。チュンチュの自己満足ですかww私はケチのつけようのないほど隙のない親切の押し売りじゃないかとw玉座だけで満足できず女の幸せ欲しがったのは貴女でしょ?だからこの私が完璧にプロデュースしてあげてるんじゃないですか、な皮肉がきいてるようでこあいw

しかし嫌な話、というものはないんじゃないでしょうか。嫌がらせを意図して書くなら別でしょうが。読んだ後どう感じるかは読む人それぞれですし。これからも心のおもむくままに書いて下さいw

りば様へ

  1. 2011/01/10(月) 00:09:02 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
またまたようこそ!(笑)

実は私も拍手も続編希望がたくさん来るとも思ってなかったので、ビビりました。大好評は嬉しいのですが、需要と供給が噛み合わないってのはもどかしいと言うかなんと言うか。やはし、どこか世間一般と自分の求めるものがズレているのだわ、と実感した次第ですw とは言っても、私もあんましupする前と気持ちは変わってないので、そうそう簡単に人間変わるもんじゃないですねー(笑)

あ、なるほどなるほど!
確かにチュンチュの話は後はもうトンマンが死ぬだけですねー。って、このコメントを頂いてからチュンチュ熱がさらに高まったので、例のシリーズをもう書かないと言いつつ書いてしまいました…(←意志薄弱の代表例)
そして、親切の押し売りwwwそれ、ありますね!チュンチュ的に、自己満足とか自分の中でのケジメの一つとして『完璧な女の幸せ byチュンチュ』を押しつけてるイメージです。そもそも軟禁した理由が、「長年共有してきた理想を否定したまま死ぬなんて勝手なことされて堪るか!」的なものだったので…。チュンチュこあいw

> しかし嫌な話、というものはないんじゃないでしょうか。嫌がらせを意図して書くなら別でしょうが。読んだ後どう感じるかは読む人それぞれですし。これからも心のおもむくままに書いて下さいw

・゚・(ノД`;)・゚・
ありがとうございます。なんか病んでるなーと思ったので、ついつい「嫌」と言う言葉を使ってしまいました。拍手を下さった方にも、コメントを下さった方もいるのに、短慮でした…!!本人的には「暗い話だなー」ぐらいなつもりでこの言葉を使っちゃいました…(コラ!!!) 以後気をつけます!

トンマンを手に入れてもピダム、切羽詰ってますね

  1. 2011/11/03(木) 16:50:54 
  2. URL 
  3. didi 
  4. [ 編集 ] 
緋翠様
この作品を拝読したとき、本編の最終回よりこっちのシチュエーションの方が良かったなあ・・・って思ってしまいました。とにかく二人が生きて一緒にいる場面だから。
でも、緋翠様の描く世界では二人一緒にいても、決して浮き足立った幸せにならない当たりが妙に生々しくて、説得力がありますね。(吹っ切って思いっきり幸せにしちゃう連続作品にも癒されますが、ダークなままのこちらの世界も魅力的ですよ)
このほかの作品、「全てを奪う、その刹那」で抱きしめるほどに儚くなっていくトンマンに焦りを感じるピダムも、「至高の檻穽」の飢えて乾いて抱きしめてもなおトンマンを求め続けるピダムの感じは、本編の「消化不良ピダム」を埋めてあまりあります。
ピダムってやっぱり、トンマンを傍に置いていても不安に駆られちゃう感じがしますね。
トンマンのほうの心のバランスも実に面白い。ピダムに対する女としての深い思いと同時に「自分が死ぬことが勝利につながる」と怜悧な頭で思うトンマンの危うさも、ピダムに通じるものがありそう。
なんだかんだとこの二人は、相当クセが強くて面白いです。
ワタクシは考えることはできても創り出すことはできないので、緋翠様のこういう世界はとてもありがたいです。
当方のブログで、消えてしまったコメにも書いたのですが、本当にトンマンを見失ってしまったときのピダムってどんなだろうと考えてしまうんですよ。ずっと。
ぐちゃぐちゃになるのかしらって思ったけど、緋翠様の一連のピダムを読んでいたら、かえって無茶苦茶頭が冴えて、感情を無にして取り返す作戦に没頭するかもしれないな、という気もしてきました。
・・・罪のない、形にもならない妄想ですが、こちらに刺激を得ております。お許しください。

didi様へ

  1. 2011/11/04(金) 17:42:02 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
didi様、こんばんはーv
懐かしい作品にコメントをありがとうございます!嬉し恥ずかしです(笑)

> この作品を拝読したとき、本編の最終回よりこっちのシチュエーションの方が良かったなあ・・・って思ってしまいました。とにかく二人が生きて一緒にいる場面だから。

そうですねー。とにかく、生きてはいますね。本当に、「とにかく」ではありますが(汗)

didi様のご指摘通り、私には何もかもを忘れて両想いで幸せ、と言うトン&ピは書けないんですよ。本編をベースに書くなら、二人には背負うべきものがあって、恋愛最優先には絶対にならない気がします。(隠居連載もそう言うところがありますね)
トンマンを手に入れてもピダムは切羽詰まってるし、トンマンは王座にいる限り、ピダムの愛だけを見つめることは出来ない…と言う、なんとも不自由な感じもトン&ピっぽくて好きではあるんですけれども(笑)
とりあえず、恋愛最優先のトン&ピを書きたかったら、設定自体をかなり弄くる必要があって、ちょっと面倒臭いですw

> ピダムってやっぱり、トンマンを傍に置いていても不安に駆られちゃう感じがしますね。

ピダムの場合、愛を信じられるかが、生涯の課題ですからねー(笑)
トンマンがにこにこしてくれればまだ不安も薄まるんでしょうけれど、「全てを奪う、その刹那」や「至高の檻穽」では、まず無理ですね。ピダムだけの問題ではなく、トンマンが「ピダムの不安を解消すること=愛し合う幸せをトンマンが感じること」を拒むので。餓える辛さと拒む辛さの、ダブル辛さが書いてて辛かったです(笑)

トンマンの心身のボロボロさと、あくまで自分を「駒」と見なせる頭はこだわりのポイントなので、注目して頂けて嬉しいですv
そして、これは危うさと言うより、二人の思考に軍師気質があるからかなと思っています。自分だからと蔑ろにしているわけではないので。クセが強いことに変わりはありませんがw

didi様からあのお返事を頂いた時に、トンマンを見失ったピダム…って考えてみたんですが、私の中では決着がつかなかったんです。
トンマンが生きているなら、生きている限りは何をしてでも取り戻すと思いますが、トンマンの気持ち次第で山に帰りそうですし(笑)
本当に、シチュエーション次第ですねー。また、私の場合は書き始めるとキャラが勝手に動き出したりすることもあるので…。
ただ、トンマンを中心に考えた時、公主なり女王のトンマンが浚われる話自体が難しいなーと思いました(笑)

ただ、類似の例として、45話とか、48話は参考になるのではないかと。
あの時は、ピダムはトンマンが死ぬかもとキレましたが、キレたわりには(笑)、冷静と言うか、自分一人で突撃しても仕方ない、と冷静に行動していました。突撃を恐れるピダムではないので、やっぱり、いざとなったらきちんと勝算のあることをするんじゃないかと妄想していますv


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