善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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小ネタ「お届けものです」

クリスマスですね!
善徳女王時代にはクリスマスはなかったと思いますが(笑)、せっかくなので、トン&ピにプレゼントを贈ってみましたー。


* *


●トンマン編
 ほとほと、ほとほと。深夜、遠慮がちに叩かれる戸の音。
「? なんだ?」
 その音で目覚めたトンマンは、簡素な寝台から起き上がると、パッと玄関の戸を開けた。すると、そこには。
「母さん! 姉さん! ユシン公、チュンチュ……璽主! 龍華香徒の皆に、アルチョン公まで……な、なんで皆がここに?」
「お届けものだよ」
「ピダム!! どうしたんだ、一体」
「トンマンが会いたがってる人を皆集めてきたんだ。今日は、皆で飲んで騒ごう!」
「トンマン、お酒を飲み過ぎちゃ駄目よ。後でカターンおじさんも来るわ」
「トンマン、今日こそはお揃いを着るわよ。後で母上が、父上と一緒に力作を持ってきてくれるから」
「トンマン、今日こそは答えてもらうぞ。私の部下でいたかったのか、違うのか、どうなんだ?」
「叔母上、こんばんは!(ぎゅっ)」
「公主様、今日はトゥジョンで勝負をしましょう。三番勝負をして、公主様が勝ち越されたら、このミシル、公主様のものになります」
「わあ……! ピダム、凄く嬉しい!」
「良かった! 俺も、トンマンと一緒で、皆に会えて嬉しいよ。賑やかで楽しいし」
「うん! 凄いな、夢のようだ……」
「あ、トンマン、これも」
「! 花じゃないか。これは……」
「摘んできたんだ。トンマン、受け取ってくれる?」
「……うん。ありがとう、ピダム。凄く……綺麗だ」
「トンマン、泣かないで。皆と遊べないだろ?」
「うん……。今夜は涙は無用だな。ピダム、ありがとう。私、幸せだ!」
 こうしてトンマンは、一晩楽しく過ごしましたとさ。



●ピダム編
 ほとほと、ほとほと。深夜、遠慮がちに叩かれる戸の音。
「なんだろう……?」
 その音で目覚めたピダムは、隣で眠るトンマンを起こさないように寝台から出ると、ひょいと玄関の戸を開けた。すると、そこには。
「師匠!! 母上……!」
「元気そうだな、ピダム。お前が幸せそうで何よりだ。お前の唯一の柄と鞘が、見つかったのだな」
「どうやら青臭い夢を見事に叶えたようだな。その祝いに、褒美をやろう。国仙と私からの愛の証だ」
「えっ!?……凄い、鶏肉の山だ!!!」
「ピダム……? ピダム、どこなの?」
「あ、トンマン!! こっちに来て、今、鶏肉の山を師匠と母上が……!」
「わあ、凄いな! どれ、ピダム、食べさせてあげる。はい、あーん」
「あーん。うん、美味い!!……って、どうしたの? トンマン」
「ピダム……一人ぼっちにしないでってお願いしたのに、私を置いていなくなっちゃうなんて、酷い……。ピダムがいなきゃ、私は寂しくて死んじゃうのに……(ぎゅっ)」
「トンマン……。トンマンったら、本当に甘えん坊なんだから、しょうがないなあ。よしよし、鶏肉は後にするから。今夜は離さないよ」
「本当? ピダム、大好き! 愛してる(チュッ)」
「トンマン! 私も愛してる!」
 こうしてピダムは、一晩楽しく過ごしましたとさ。




* * *

メリークリスマス!!
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  1. 2010.12.25(土) _00:00:00
  2. 隠居連載『蕾の開く頃』
  3.  コメント:2
  4. [ edit ]

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comment

新羅って

  1. 2010/12/25(土) 01:15:12 
  2. URL 
  3. りば 
  4. [ 編集 ] 
代々の王家の祖先を神として祀り(←正確な表現じゃないかも)ながら、仏教も信仰してるんで、後は結婚式が教会だったらコンプリートだー(何が)、と思った事があります。でもこの雰囲気だとクリスマスというより笠地蔵みたいですねww

で、二人の落差が・・・(笑)!トンマンは会いたい人、会いたかった人がたくさんいてにぎやか、ピダムの場合は濃~いお二人のみが登場で、後半の連れ合いは自分の理想像に寄っているところがww皆と一緒でも楽しそうな、嫉妬もしないで心の広いピダムと、あなたがいなければ生きていけないの!なうさぎちゃんトンマンと。(ていうかイチャイチャしてる間に師匠と母はどうでもよくなって消滅でもしたのか、トンマンがやっぱり唯一無二というか・・・。)しかしトンマン、そんなにお花が嬉しかったのか・・・とほろり。

あと贈り物を持ってきたとはいえ「青臭い夢」発言のなにげに高ビーなミシル様、お懐かしや~。その豪腕で鬼のような量の鶏肉を持ってきて下さったのでしょうvピダムが師匠もミシルも眼中になくトンマンを閨に連れて背を向けたら「お前はもう用無しだ・・・」つって捨てそうですけど、鶏肉。んでムンノが人間離れした体さばきで一つ残らず地に落ちる前に受けとめ、皿に盛って家の前にでも置いてってくれるの図を妄想しました。楽しいお話有難うございました!緋翠様、良いクリスマスをお過ごし下さいw

りば様へ。

  1. 2010/12/26(日) 00:24:44 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
新羅の宗教への緩さ(コラ)って、どこか親近感が湧きますよねー。土地の神(祖先を神とする?)を祀る一方で、仏教の寺がどんどん建てられたり…。日本だと、その時代の仏教は最先端の知識を持つ学者でもあったわけですが、どーなんでしょう。ぜひそこにウエディングドレスで永遠の愛を誓っちゃうやつも……って、「汝を~」の誓いの部分に大いに引っ掛かりそうですよね、新羅ww

そして、笠地蔵!!(爆)……なんですが、知らないので調べました(←色々知識が足りない管理人) 確かにクリスマスって言うよりは、そっちですねwww

トン&ピの落差、自分でも「凄い差だ…」と思いました。全然違うww
トンマンはピダムに対して夢見てますが、それだけじゃなくて、チュンチュにも秘かに夢見てるところがわりとこだわりポイントでしたwあと、ユシンがぶっきら棒で話題がめちゃくちゃなのも、トンマン仕様と言うかwお花は書きたいネタだったので、良かったですv
ピダムは「ちゃんと「愛の証」って言ってもらえたのに、スルー!?」と書いてて思ったのですが、ピダムってわりと愛の言葉は印象薄いかな、と(酷)とりあえず言われたら満足で、あとはうさぎちゃんトンマンと…って切り替え速過ぎる感じになってしまいました。

> ピダムが師匠もミシルも眼中になくトンマンを閨に連れて背を向けたら「お前はもう用無しだ・・・」つって捨てそうですけど、鶏肉。んでムンノが人間離れした体さばきで一つ残らず地に落ちる前に受けとめ、皿に盛って家の前にでも置いてってくれるの図を妄想しました。
めちゃめちゃありそうです、それwwwwそっか、クリスマス当日、朝起きたら戸の前に鶏肉が置いてあるんですね。ミシルのツンとムンノの愛情…(ほろり) その隣にはチョンミョンとお揃いの衣装があったら、もうこれ以上ないくらいに幸せなクリスマスですね!
んでもって、あの世ではミシルの豪腕に引き摺られたムンノやチルスクと言った花郎の懐かしい面々が、宴会してることでしょうww


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