善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

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暗殺者の真実。@『孫子大伝』第9話

クンチョコワンにミセン登場――(゜∀゜)――!!
まだ初登場のシーンしか見てませんが、お料理姿がサマになっておられます。んでもって、やっぱりミセンが出るとドラマが締まる!! じっくり見るのが楽しみでやんすv
あと、クンチョコワンの敵役に、色白司量部令みたいな人がいるんですよww どうしても見る度に「ピダムみたい…」とウケてしまいます(歪んだ愛です)

さて、孫子大伝の話を!
今回は見ていて、こう、私はめちゃめちゃ楽しんでるドラマなんですが、これが果たして皆様にもウケているのかがわからないなあと改めて思いました(笑)


●第九話のキャスト●
※()内は管理人のあだ名です。

孫武……兵法の権化。呉の大将軍。用間の計を用い、要離を慶忌の陣営に潜入させた。

[シ猗]羅(イラちゃん)……孫武が引き取った公主。季札の弟子となり、共に旅をしている。
季札……闔閭の父・諸樊の末弟。闔閭に王座を譲り、諸国行脚をしている。

闔閭……前王・僚を計略にかけ暗殺し、王位に就いた呉の国王。孫武に慶忌対策を一任する。
夫概……闔閭の弟。思慮深く、冷静沈着な将。前線にて慶忌の軍と交戦中。

要離……酒坊の主だったが、慶忌暗殺の為に全てを捨てる。慶忌の陣で酒の調達をしている。
田狄……孫武の忠実なる家人。常に付き従う。

慶忌……呉の先王・僚の息子。呉の王座を奪還する為に、楚の助勢を受けて三万の軍を率いて呉に攻め込む。勇猛果敢で、したたか。

霊[木越]……昭王の最愛の姉。楚の為に慶忌に嫁ぐことを決めた。
申包胥……楚の大将軍。慶忌と霊[木越]の縁談を推進する。

       ┌夫概
1寿夢┬2諸樊┴6闔閭─夫差
   ├3余祭  ↓<王位簒奪>
   ├4余昧─5僚─慶忌
   └季札
(数字は王位に就いた順番)


続きから感想とあらすじですー。


* *


●第九話『二人の勇士』あらすじ●

慶忌と楚の霊[木越]公主の結婚の日が来た。酒の買い付けで陣を自由に出入り出来る要離は孫武と密会し、孫武から名剣『楽女』と慶忌の油断を誘う為の策を授かる。慶忌の陣へ帰って行く要離を見て、孫武は慶忌のことを考え高らかに笑う。「諸候の力も借りず、自軍のみで呉を奪わんとする慶忌が要離の手にかかるとは……。小さな油断が命取りとなるのだ」と。
その夜、公主が到着する前に、要離は陣に火を放った。大量の祝い酒に引火した火は、瞬く間に慶忌の天幕へと向かっていく。
炎に気付いて飛び出してきた慶忌は、護衛兵にも消火を命じた為に、一人きりになっている。そして近付いてきた要離にも消火を命じた瞬間、慶忌は要離に胸を深く刺し貫かれる。しかし、慶忌は剣が胸に刺さったままの状態で要離を投げ飛ばし、彼を締め上げて暗殺の理由を吐かせる。お前は楚に寝返った裏切り者だ、と要離に吼えられた慶忌は、兵達が要離を殺すよう主張する中、要離の罪を許す。「要離は呉の勇士であり呉の忠臣。一度に呉の勇士を二人も失うことはない。死ぬのは裏切り者だけだ」と告げた後、慶忌は兵達と要離に姑蘇へ帰るよう命じると、自ら胸の剣を抜いて果てた。
三万の軍が投降し、要離も密会場所で待ち続けていた孫武の傍を通るものの、要離は立ち止まらない。田狄に小舟を任せて、孫武は要離の後を負うも、要離には始めから姑蘇へ帰るつもりはなかった。「爵位が貰えるぞ」と訴える孫武に、要離は「もう帰る理由はありません。何より私は、一時の義侠心に駆られて妻を殺し、先王の息子を殺し、親からもらった身体を損なった。不仁、不義、不孝の至りです」と吐き出す。孫武は「慶忌は王座を奪おうとした」と反論するが、「王座を奪ったのは、大王様(闔閭)だ」と言われて返す言葉がない。要離は、慶忌こそが勇士だと叫び、名剣『楽女』を孫武に返して自害する。

ところが、要離の死を悲しむ間もなく、今度は孫武が楚軍の虜囚となる。孫武の記した兵法書を愛読する楚の大将軍・申包胥が、孫武から取り上げられた『楽女』を見て、干将の作った剣だと気付いたおかげで処刑を免れるが、申包胥は孫武に寝返りを促す。
二人の大将軍、孫武と申包胥は酒を酌み交わして語り合う。孫武の気骨と兵法の素晴らしさを惜しんだ申包胥は、寝返りを拒む孫武を処刑するのではなく、自ら孫武と剣を合わせて彼を殺すことを決意。慶忌に姑蘇を陥落させた後、楚軍が慶忌を殺して呉を手にすることこそ私の策だったと語る申包胥もまた、有能であるだけでなく、自信家だった。
二人の戦いは白熱し、互いに手傷を負っていく。やがて申包胥が致命傷を負って死に、孫武もまた、重傷を負い倒れる。孫武を殺そうと群がる兵を制したのは、孫武の為に結婚出来なくなった霊[木越]公主だった。

その頃姑蘇には夫概が凱旋していた。しかし、闔閭は楚軍に囚われ戻らぬ孫武を案じ、祝宴すら開かない。闔閭は、楚から流れてきた臣・白[喜否]に、楚へ行き孫武の生死を確かめるよう命じる。


季札と旅を続ける[シ猗]羅は、故郷である鐘離の城下へと来ていた。無念の死を遂げた両親の為にもこの鐘離城を取り戻したいと語る[シ猗]羅を、季札は宥める。その時、鐘離城の主・霊[木越]公主からの「兵法家孫武の怪我を治せる万能薬を持つ者は城へ上がれ。見事怪我を治した者には、鐘離城を与える」との触れが二人の耳に届く。二人は城へ上がることにする。



今回の話を見ていて思ったのは、「ドラゴンボール」と言うことでした。……いや、冗談じゃないっすよ!(笑)
戦国乱世の男達が、平和とか忠義とか生存とかそう言った大義名分を忘れる瞬間と言うものが、「強い相手と夢中になって戦う時」にあるんだなーと思ったと言うか。腕一本でのし上がってきた叩き上げっぽい雰囲気のある申包胥はともかく、孫武でも戦ってるうちに変わるんだなーと…。
あ、いや、冷静に考えれば、孫武も見た目はともかく(コラ)、中身は若いんですけどね。わ、若い…んですよね!?(聞くなw)

要離に爵位を進めるところとか、実のところ、孫武には義侠心ってものはほとんどないんですよね。正義もない。彼にあるのは、「兵法と言うゲームを精一杯進めていく」こと。
ゲームだから当然ルールがあり、「ゲームをする機会を与えてくれた王(闔閭)を裏切ること」はルール違反だからしないし、ルールを破るくらいならゲームオーバーを選ぶだろうけど、これは忠義とは言えても、正義とは違う気がします。

で、孫武と対照的に『正義』や『義侠心』を重んじた要離は、それ故に生死や個人の幸福を放棄して慶忌と相打ちを狙ったわけですが、純粋なぐらいに『正義』を重んじていたが故に、気付いてしまうわけですね。『正義』が如何に流動的で、脆いかを。
確かに要離は姑蘇を戦から救った。楚と組んだ慶忌を討ち果たし、自分の国を混乱と破壊から救ったかもしれない。

でも、だから、呉の国王闔閭が『正義』たり得るか?

それに、要離は『NO』を突きつけた。
慶忌の父を暗殺したのも、彼から祖国を奪ったのも闔閭。慶忌は楚と協力し合っているとは言え、あくまで自分の軍だけで戦おうとしたし、彼が考えていたのは呉のことだけ。
勿論、それは闔閭も同じなんですけどね。おまけに闔閭は孫武よりよほど慶忌のことも自分のこともわかっていて、だからこそ慶忌を罵らないし、純粋に彼が攻めてくることを憂慮している。クーデターを起こす時も、徹底的に卑怯に、かつ最も被害が少ない方法を選んだ。だから要離は最初、闔閭に対して否定的じゃなかった。

でも、闔閭と慶忌、二人の『王』の真実を知った以上、要離は闔閭に仕えることは出来ないし、必然的に闔閭の部下たる孫武とも決別するしかない。
それが要離の暗殺者としての『礼儀』なのかな、と言う気がしました。殺した妻、王に対する礼節と言うか。
前回、孫武の奥さん帛女が憂慮したことも似てますよね。孫武は確かに一見「忠義者」だけど、正義とか礼儀とか、ある意味人として最も大事とも言える部分の優先順位がおっそろしく低いんですよ、孫武。ないわけじゃないんですが、とにかく順位が低い。だから彼の妻がそう言う一面を心配するのは凄くわかる気がします。
孫武が悪い人じゃないとわかっているから、帛女も要離も彼の為に頑張るのもまた、事実なんですが。


展開とか賛否分かれる作品かもしれませんが、妄想しがいのある作品で好きですねー(笑)
イラちゃんのファンタジーさも、楽しめるようになってくると、重いドラマの清涼剤に感じます。十分以内なら、って感じですがw

ああ、それにしても慶忌様が死んじゃったのが寂しい…。いいキャラだったのになー。わーん。
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  1. 2011.03.03(木) _00:00:08
  2. 孫子<兵法>大伝
  3.  コメント:2
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comment

慶忌様、見たかったー!

  1. 2011/03/03(木) 13:17:55 
  2. URL 
  3. 椿 
  4. [ 編集 ] 
緋翠さん、こんにちわーv

叔母に録画は頼みましたが、果たして見れるのか?動画を探しても見つからないんですよね…。

なんとゆーか、凄まじい…!慶忌暗殺のためとは言え、潜入するため妻を殺させ、自らの右腕を斬り落とさせた要離…。
慶忌は先王の息子であり、王座の奪いあいや、駆け引き。戦国の世で、忠義心とは違い正義はとても流動的だと実感します。戦国乱世、凄まじいっ……!ぞくぞくします!(←危ない)

確かにここにツッコミどころ満載のイラちゃんが入ると、物語が分かれますよねー(笑)気になりますがw

既に慶忌様は亡くなってしまったみたいで、視聴が間に合いませんでしたが…。見たかった…!めっちゃ見たかったです!!慶忌様っ!!!特に最期がっ…!SS拝読させて頂き、ますます見たかったー!って、悶えました(笑)
カッコイイー!

あ、孫武さんはレッドクリフでしか拝見したことがなかったので、外見年齢高そーですねっ!←時代劇ならでは…w

ご負担でなければ、緋翠さんお気に入り夫概様のSSも、是非とも拝見したいですーv(←おねだりw)

椿様へ

  1. 2011/03/03(木) 23:08:57 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
椿さん、こんばんはーv

孫子大伝の動画、私も一度探してみたんですが見つかりませんでしたー(;Д;) そんなにファンがいないのかもしれません…w

要離の話は最初から最後まで凄まじかったですね! また、要離だけじゃなく、要離の行動に対する反応によって、それぞれのキャラクターの個性が際立っていました。慶忌もですが、闔閭と孫武の違いが痛々しかったです、私には。

あと、ちょっと前までは孫子大伝の凄まじさに圧倒されっぱなしだったのですが、近頃『毛利元就』がそれの上を行くハードな展開になっているので、以前ほど「うおお……」と圧倒はされなくなってきた…ようなw
純粋に「面白ーい!」と楽しめていますv

イラちゃんはイラちゃんで徹底してファンタジーしているので、ある意味快いかもしれません。落差に慣れてくると(笑)

慶忌様、カッコよかったですよー! この話はどのキャラクターにも魅力があるんですが、慶忌様には思わず判官贔屓になってしまいそうになるカッコよさがありましたv あ、SSはちょっと私の妄想が入り過ぎてるかもしれませんw

孫武さんは、最初に奥さんが第一子を出産するところから始まるので、恐らく若いんだろうな……下手をしたら二十代なんだろな…と、心眼で見るようにしていますw でも、表情によっては本当に少年みたいで、役者さんスゲー!と思います。でもやっぱり心眼が…ww

夫概様のSSも書いてみたいんですが、情報が少な過ぎて…!! 慶忌よりまだ掴めてないんですよー。すっごいそつのない人であることはわかっているんですが、なかなか…! 頑張って研究しますw


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