善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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一対の。@ピダム、チュンチュ、トンマン、ウォルヤ

先に拍手にて頂いたコメントへお返事せねばいけないのですが、あつ様へのお返事の一環として、この記事を先に更新させて頂きます。拍手コメントをくださったお四方、ありがとうございます!それぞれにとても丁寧で優しいお言葉を頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです…!明日の早いうちにお返事させて頂きますvv





あくまで、あくまで、ですが、脚本から私が想像したピダムと言う男は、以下のような男でした。


●生来百獣の王であり、それに相応しい能力と才覚がある。
  →だから、彼が爪を見せれば皆が畏怖し、一方で頼りにしたくもなる。

●百獣の王だから、蝿が集ろうと噛みついてこようと気にしないし、蝿に興味なし。血ぐらい勝手に吸ってろ。
  →貴族その他は蝿扱い。蝿じゃなくて、禿鷲なのに。

●気になるのは、彼の命を奪うほどの力を持つ存在のみ。
  →28話でトンマンにしてやられて、危うく死にかけたからこそ、初めて彼をそんな目に遭わせたトンマンは特別。

●滅多に誰かに魅了されたりしないからこそ、一度魅了されると、その『宝』を手に入れるまで絶対に諦めない。
  →この諦めの悪さが子供っぽい。

●本性が『王』だから、忠義と言う概念をはじめとする、下々(部下)の心情に理解はないし、興味もない。
  →弱い奴は強い奴に従うのが当たり前だから、ヨムジョンや貴族や世の男達は彼にとっては下僕同然。

●欲しいものは、誰にも渡したくない。
  →例えばそれが「トンマン」だとしたら、トンマン自身にも渡したくない。全て意のままにしたい。


この、根っからの「王」である傲慢で才能に溢れる男が、簡単には手に入らないものを欲しがったが為に妥協していたけれど、蝿だと思っていた禿鷲達の逆襲に遭って、『王』たる生き方を取り戻す。禿鷲ごときは捩じ伏せ、再び下僕にして、欲しいものを、欲しい女を丸ごと手に入れる為に、楽々と国を引っくり返していく。
そして、女の心を知った後は、暴君らしく、自分の愛を伝えに行く為に禿鷲を見捨てて。そうやって最もむごたらしい形で死ぬことで、欲しい女の心だけでは飽きたらず、僅かな余命すら奪って死んでいく。

なんちゅー大魔王っぷり!と、SSを書く度にニヤニヤします(危ない)
……と言う話を、続きでさらに語ります。


* *


上で挙げた条件は、チュンチュにも当てはまる部分があります。
ただ、チュンチュはピダムと違って強力な庇護者がいなかったぶん、『禿鷲』を知っている。小さくてひ弱で戦えなかった頃に、『禿鷲』に狙われ続けたから、それがどんな生き物かよく知っており、百獣の王と言えど、弱れば禿鷲に喰われることを理解している。

このチュンチュが『智』の王だとすれば、ピダムは『武』の王。どちらも生まれた時から『百獣の王』になると決まっていて、だからこそ傲慢で残酷です。
こんな二人に「唯一無二~♪」と懐かれたトンマンは、凄まじい猛獣使いだわwと、この三角関係にときめくんです。

なので、私がピダムに求めるのは、究極の俺様オーラであり、大魔王オーラであり、百獣の王オーラであり、それに値する迫力です。
禿鷲達は束にならなきゃ口答えすら出来ないような、そんな威圧感。下手なことを言ったら、禿鷲ごとき爪で一裂きされてしまいそうな不気味さと強さ。それを求めています。
SSで、ピダムがはしゃいでない時、男達が大なり小なりピダムを恐れる描写があるのは、そう言うことです。弱肉強食の男の序列で言えば、彼は『王』だから、そのオーラを隠さずにいれば怖がられる。何もしてなくても。

女王時代のピダムは、この『王』たる魅力を思う存分発揮していました。王に近い権力を得て、残酷さと傲慢さが宮廷中に知れ渡っているし、実際問題、それを隠す必要がないのですから。

少なくとも、脚本でのピダムはそうでした。
例えそれが彼を想ってのことであろうとも、病の恋人が、彼の意見を無視して彼女の都合で遠ざかった瞬間から、牙を剥く。彼女の意見は関係ない。
ただ、彼女を愛しているから、踏ん切りがいる。彼女の意思を無視して全てを奪い尽くし、自分のものとする為には、きっかけが、理由がいる。そのきっかけを、ヨムジョンは与えたし、ピダムは利用した。
乱に加わる時も、ボロのままでもいいのに、わざわざ礼装に着替えて遅参し、その間貴族達を焦らすことで、彼の権威を高めた。その上、それからは献策されようが全て切り捨てて、思いのままに貴族達を彼の手足へと、下僕へと変えてしまった。そうして悠々と戦果を手にした彼に、貴族達は誰も逆らえなくなった。

「私を頭に据えたいなら、お前達は私の下僕でいろ」

これがピダムの論理で、それでこそ彼は力を発揮する。

――思いのままにならないなら、自らの意を汲まないなら、力尽で従わせる。
それが、彼の本性だから。


と言うわけで、ナムさんの演技にチュンチュのようなドSオーラがあれば最高なのになぁあああとハンカチを噛んでいますw

私が女王時代のピダムに感じる魅力と言うのは、本性は誰にも屈しない、「王。へぇ、だから、何?」って思ってる男が、惚れた女に遠慮して彼女の手足となり、約十年も臣下として尽くした、と言う点です。
「従う」と言うより、「従ってやる。お前の為に」と言う風な位置付けで、トンマンに従い、「この俺が本気で従う以上、いずれ相応の対価をもらう」と思っているとも取れるところが、イイと言うか。
んで、ピダムにとってその対価は、『トンマン』と言う人間の全てだったんじゃないかなぁと思うんです。心も身体も命も、全てもらわない限りは満たされない。だから、女王時代のピダムは心を奪い、身体を奪い、命すらも最期に奪っていった。

チュンチュは、ピダムから権力を奪い、名誉を奪い、命を奪った代わりに、彼がトンマンから得ていた愛を奪われ、後継者と言う地位を奪われ、安らぎすらも奪われた。
最初はあくまで手懐けよう、奪わせまいとする猛獣使いトンマンと、奪い尽くそうとする猛獣ピダムの争いで、もう一人の猛獣チュンチュはそれを眺めて楽しむ傍観者だったけれど、トンマンが結婚した瞬間から、形勢が変わる。争っていた二人が懇ろになったが為にチュンチュは傍観者ではいられなくなり、トンマンを挟んで、今度はピダムとチュンチュが猛獣同士牙を剥き出しにして戦い、あらゆるものを奪い合った。
二人から奪われ奪われ続けたトンマンは、最後に残った『王』と言う地位だけは全うして、二人がどうしても欲しいものだけはあげなかった。ピダムが欲しがった愛の言葉と、チュンチュが欲しがった玉座だけは決して彼らにあげないまま、『王』としての彼女に全てを捧げたユシンの前で死んでいった。


こう言う見方をしているもので、私の書くピダムはダークピダムのように、「根は大魔王」キャラで、チュンチュも同様で、トンマンは珍獣に懐かれた猛獣使いみたいな感じになっていますw


ちなみに、本性、本質と言う意味でトンマンと対になっているのは、ウォルヤだと思います。『助けを必要とする者を感知し、その者が誰であろうと、手を差し伸べ、面倒を見ずにはいられない』と言う本質が、この二人は対になってるなぁと。
トンマンは一度助けた後は自立を促し、昔の長屋の大家さんみたいに身元引き受け人となるのに対し、ウォルヤは養父母のように助けた者達の面倒を見て、生活の糧まで与えてやろうとする。トンマンは相手を大人として見て、ウォルヤは相手を子供として見る。
復耶会とのやり取りは、トンマンがウォルヤに対して、「いつまでも子供は子供じゃない」と言うことを叩きつけ、ウォルヤに対して、彼らと大人同士として向き合え、と言う忠告を与え、そう思っても踏ん切りがつかなかった彼を手助けしたとも取れるんですよねー。だから、トンマンが最初にウォルヤに会いに来た時に、ウォルヤの腹は決まったと思う。だから後は、口先三寸で子供達を丸め込むハーメルンのチュンチュが必要だったんではないかなーとw
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  1. 2011.07.16(土) _01:06:19
  2. キャラ語り
  3.  コメント:2
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comment

こちらからコメントさせていただきます

  1. 2011/07/21(木) 09:08:25 
  2. URL 
  3. すーさん 
  4. [ 編集 ] 
おはようございます!
「大魔王」ピダム・・・私の書いてるピダムも仕事はできる、切れ者が根底にありますね
「社長シリーズ」も「月に照らされ&闇色の月シリーズ」も教えられたら、あっという間に能力を発揮して天辺に昇る

馬鹿ではないです・・・というより天才に近い扱いですね
能力は天才な「俺様大魔王」で誇りも高く意地っ張り・・・・・・だけど、トンマンに惚れるとデレデレになる(少年のように純粋にも)
それが魅力です

もちろん、私と緋翠さんの書くピダムは違ってますが・・・大部分は同じと思うのです・・・

>ナムさんの演技にチュンチュのドSオーラがあれば最高なのにな

そうです! そうです! そうなんですよ!
ってか、SSを書くときの妄想ピダムにチュンチュの顔が浮かんできて混じる時があるのは、ドSが欲しいからなんですね! 納得(本能で書いてるもので理屈付けは緋翠さんから貰う事が多い私です)

ああ、なんかスッキリしました

すーさん様へ

  1. 2011/07/22(金) 17:54:51 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
すーさん、再びこんばんはーv

それが、私の中では、ピダムは「コピー&運用の天才」なんですよ。「教えられなくてもいい。見るだけで完璧にコピーし、しかも欠点はなくした形でピダム自身はそれを使う」と言う…。
だからムンノの武術を覗き見でコピーし、トンマンとミシルの政治手腕をコピーし、武人としても政治家としても最強の存在になったと考えているんです。
ムンノがピダムを殺そうと決意出来たのも、ピダムが刃を向けてきたからだけではなく、ピダムは教えられなくてもムンノの奥義を完璧にコピー出来る天才だ、と比才で理解してしまったことも大きいんじゃないかと思っています。もう隠居してもどうにもならない、ピダムが人様に、神国に迷惑をかけないようにする為には、ムンノに力がある今のうちに殺すしかない、と思ったんじゃないかなぁと…。(ムンノの愛って、つくづく父性愛だなぁと感じます)

とにもかくにも、すーさんも仰る通り、やっぱり「天才」ですよね、ピダム!


>ドSオーラ

すーさんがSSを書く時の妄想ピダムにチュンチュの顔が浮かんできて混じる!?初耳です、ビックリしました!(笑)
私はチュンチュが浮かんだりはせず、ピダムのままなんですけど、都合良く改編していますw

スッキリのお手伝いが出来て、何よりですーv


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