善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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SS 盗人萩・上

女王時代のトン&ピの三角関係と言うと、やっぱり

チュンチュ→トン&ピ

な図に萌える管理人。
(あま茶様情報によると、百済の将軍とトンマンの恋愛伝説があるらしいので、チュンチュじゃなければ、ケベクでしょうかv)

……ええと、そんな感じで(?)、国婚決定後のトン&ピ&チュンチュです。チュンチュは片想いですが、苦手な方はご注意くださいー。(勢いで書いたので、変なところがあるかもしれません(汗))


* *


「陛下」

 振り向いたトンマンの肩から薄紫の欠片を取り上げて、チュンチュは穏やかに微笑した。

「これが何かおわかりですか? 陛下」

 トンマンの目には、チュンチュの指にあるものは何かの植物に見えた。花と言うにはそれらしき花弁もなく、小さいが、彼の着ている表衣と同じ、優美な色合いをしている。
 ただ、砂漠育ちのトンマンは今も植物には疎く、それ以上のことは何も知らなかったので、一寸小首を傾けた。チュンチュの意図が読めなかった。

「いや」
「いいえ。陛下はご存知のはず……」

 次の瞬間、怪訝そうに眼差しを険しくするトンマンを見つめる瞳に、ひんやりとした憤怒が走った。

「――咲き遅れた盗人萩です」



 わからないではない。チュンチュの「裏切られた」と言う想いは、わからないものではない。トンマン自身、まだ郎徒だった頃に、チョンミョンも王と同じように自分を殺そうとするかもしれないと考え、悲しみ、半ば憎んだこともあったのだ。

「……」

 昼間の、憤怒を不意に喉に流し込まれたようなあの時の感覚を思い出して、トンマンは手を握った。
 百済軍を退け、ピダムとの国婚を公表してから、チュンチュとの関係は初めて出会った頃にも増して悪化していた。彼に与えた勅書は、解決策ではなく、ただの保険に過ぎなかったし、その保険も確かなものとは言い難い。何せ、あの真興大帝の勅書でさえ、ミシルに握り潰され、挙げ句の果てにピダムに隠され、トンマンの手に渡ることはなかった。
 勿論、チュンチュに渡したのだから、真興大帝の勅書は違う結末を迎えるかもしれない。いや、迎えるだろう。もしピダムが盟約を違えることになれば、だが……。
『その時』を考えると、トンマンは憂鬱だった。自分が死ぬことより、自分の夫と、亡き姉の忘れ形見が殺し合うようなことが起きるかもしれないと思うだけで、全身の血が凍りついた。
 言うまでもなく、そうならないよう手は打っているし、何よりピダムを、そしてチュンチュを信じているけれども、信頼出来る人間であっても……例えその人が善意によってのみ行動をしたとしても、それが結果的にトンマンにとっては苦痛でしかないこともある。逆もまた然りだ。
 ――難しい。治めると言うことは……本当に、困難なことばかりだ。
 王としての計算と、個人としての願いは、互いを打ち滅ぼすまで永遠に刃を交えなければならないらしい。
 トンマンの嘆息を配慮したかのように控えめな先触れがなされたのは、その時だ。

「陛下、チュンチュ公が御目通りを願っております」

 ――チュンチュ?
 思わぬ名を聞いて、トンマンは目を通していた書巻から顔を上げた。
 ちょうどチュンチュのことを考えていたからだろうか、何故だか胸に鈍い痛みが走ったが、断る理由はない。一度息を吸って痛みを紛らせてから、穏やかに命じた。

「通しなさい」
「はい」

 書巻を丸めて、それを卓上に積まれた山の上に載せながら、トンマンは寝衣の襟を正した。今夜はもう休むだけの予定だったので、鬘も取ってしまっているが、チュンチュなら問題はないだろう。
 何より、あまり時間をかけると、この後に来るピダムと鉢合わせになってしまう。それはあまり良くないことだとトンマンでさえ感じるくらい、今の二人は――と言うより、チュンチュは、ピダムに対して冷淡だ。二人は昔は仲良くしていて、始終一緒にいた時もあったことを考えると、致し方ないとは言え、トンマンは少し寂しい。

「何があった?」

 思い出はさておき、目の前に座ったチュンチュは、もうトンマンに対しても無邪気な微笑は見せなかった。切れ長の双眸は引き締まっており、もうどこにも少年の面影はない。気に入らないことがあっても、下げ髪だった頃のようにトンマンを小馬鹿にした態度を取ることもない。
 それは、頼もしいことだ、とトンマンは気を取り直した。
 チュンチュは急ぎもせず、もたつくこともなく、冷静に用件を切り出した。

「陛下。争いを防ぐ手立てはあります」

 まるで、トンマンの内心の葛藤を見透かしたかのような言葉だった。しかし、あまりに唐突な言葉だったので、トンマンは怪訝そうな眼差しをチュンチュに向けた。

「何の争いだ?」
「私とピダムによる、陛下の後継を巡る争いです」

 誰もが知っていると言わんばかりの口調だった。

「だが、ピダムには私の後継者になる意志は――」
「本人の意志が、それほど重要なことですか?」

 チュンチュは珍しくトンマンの言葉を遮り、畳み掛けるように言葉を紡いだ。

「陛下もご存知のはずです。意志など、波間の木切れのように頼りないものだと。そうとご存知だから、私に勅書をくださった。……違いますか?」

 春先の雪のように儚い余韻を残した問い掛けが、その儚さとは裏腹に、すでに答えを知り抜いているのは、疑うべくもなかった。

「……勅書の他に、まだ欲しいものがあるのか?」
「はい。陛下も……それが何か、もうお分かりでは?」

 躊躇いなく応じたチュンチュは、じっとトンマンを見つめていた。
 謎めいた言葉の意味をトンマンが察してくれるのを待っているのだと、トンマンにはわかった。チュンチュはそうは言わなかったが、彼の声音ははっきりと主張しているのだ。あなたはわかるはず――あなたならわかるはず、と。
 確かに、皆目見当がつかないわけではなかった。むしろ、その言葉をいつか誰かが口にするのではないか――チュンチュが口にするのではないかと恐れ、考えないようにしていた自分に気がついた。
 トンマンの顔色からその想いを読み取ったチュンチュは、ゆっくりと、一語一語を明瞭に発音して訊ねた。

「――私が陛下に色を供することを、お許し頂けますか」



 かなりたっぷりとした間があった。風も木々も、鳴りをひそめているかのように、静かな時間だった。
 ――どうやら、彼女にしては珍しく、本当に言葉を失ったらしい。
 緊張で綺麗な瞳が揺れ、ふっくらとした唇が震えるのを、チュンチュは一つも逃さずに見つめ続けた。

「……チュンチュ」

 それからやっとのことで絞り出された声は、辛うじて平静を保っていたものの、チュンチュに対して見せていたいつもの気軽さはない。初めて会った時よりも、強張っている。

「はい」

 一方で、応じるチュンチュ自身は何の畏れもなかった。
 感じるのは、畏れを凌駕してなお余りある瞋恚の炎が、明け暮れ彼の心を焼きつくす痛みだけだ。……そして、その痛みは、それを癒す何かを手にするまで、決して消えはしないだろう。何かを――あの男の、死を。

「私は、お前の母の妹だ」
「存じ上げています、叔母上」
「つまり……私はお前の親代わりだ。だから、そのようなことは――」
「叔母上」

 チュンチュは逃げ道を絶つように、鋭く遮った。

「あなたは親代わりであって、私の母ではないのです。母の真似事などに、どれほどの価値がありますか」
「――」

 奇しくも、かつて公主だった頃に言われた言葉と、ほとんど同じ言葉だった。
 その言葉に深く傷つくトンマンを氷塊で撫でるように、眉宇を吊り上げたチュンチュは容赦しなかった。

「お忘れですか? 先の陛下は、実の叔母であるテヤン公主との間に二人の御子を儲けられました。……陛下と私の間に子があって、何の不自由がありましょう?」
「……」
「陛下。――毒を飲み干す時が、来たのです」

 ――毒。そう、あなたは私に毒があると、知っている。

「私は忠告しました。私を懐に抱くことが、どう言うことなのか。……私は、叔母上、あなたに忠告した」

 ――忘れたのは、あなただ。
 チュンチュは一言一句、彼の言葉を聞き漏らさなかったであろうトンマンの表情が変わるのを待った。次に見せる表情で、また攻め手を上手く制御しなければならない。
 ところが、驚きを失ったトンマンの眼差しには、チュンチュに更なる嫌悪をもたらすあの輝きがあった。

「昔……ミシルまでは私が引き受ける、と言ったことを覚えているか? チュンチュ」
「はい」
「ならば、お前に勅書を与えた意味もわかるはずだ」

 ――勅書を与えたのは、ピダムの始末は任せる……と言うことにはならないのか?
 言外にトンマンが匂わせた言葉を拾って、チュンチュは口の端を歪ませた。匂わせても、あくまで言質は与えない用心深さを素直に誉めたい気も多少はしたが、それよりも、あくまでチュンチュが立ち入るのを拒む姿勢に懐が捻れた。何故? 何故、私を抱いたその腕で、懸命にピダムを護るのか。

「はい、わかります。……情人を裏切りたくはないのだと」
「……」
「勅書は、陛下のご存命中には何の効力もありません。それに……叔母上、あなたはまだお若い。あと十年……いいえ、二十年はお健やかにあられるでしょう。その間に何が起こるか、お考えになったことはありませんか? あなたがミシルを打ち倒したように、全てが変わることは有り得るのに」

 苦痛の滲むチュンチュの問いに、トンマンの瞳がはっきりと揺れた。



 まだ、誰にも言っていなかった。譲位のことも、病のことも。なのに……。
 ――チュンチュは、勘づいたのか?
 トンマンの病に。彼女が、ピダムと共に王宮から去ろうとしていることに。
 いや、そんなことはないはずだと、トンマンは重ねた両手を握った。ひんやりとした手は、いくら重ねても温かくはならないと知りながらも、そうするしかなかった。

 その時、戸の向こうから微かに足音がして、仄かな影が映った。

「陛下、ピダムです」
「……入れ」

 次の瞬間、てっきりにこやかに迎え入れられるだろうと考えていたピダムは、トンマンの白い顔に刻まれた翳に、素早く眉を顰めた。すぐさまトンマンの目の前にある円卓の上に視線を走らせるも、特に胸を痛めるようなものは見当たらない。

「陛下……いかがなさいました?」

 けれど、何かあったのは間違いなかった。
 座っているトンマンのすぐ傍に跪いて、細い膝の上で強く握りしめられた手を右手で包み込めば、氷のように冷たい。その冷たさにぎょっとして、ピダムは思わずその手を胸元に引き寄せた。

「陛下、温石をお持ちします」

 それからすぐに腰を上げると、繋いだ手が僅かに引っ張られ……躊躇いを残して離れた。振り返ったピダムの眼を、行き場を失い取り残されたような繊手が惹き付ける。
 その繊手に籠められた哀しみが、ピダムには痛いほどわかって、ピダムは繊手を掴み、その主を抱きしめた。
 ――トンマンに必要なのは、温石なんかじゃない。
 温石では、この孤独に凍らされた心にぬくもりは与えられない。必要なのは、物ではないのだ。

「……陛下」

 熱を帯びた吐息をこめかみに感じながら、トンマンはゆっくりと瞼を閉じた。そして、温かい背を抱き、伏せた睫毛から零れたひとしずくの涙がピダムの衣につかないよう、肩にかけた指で涙を浚った。




****

続く…のか!?と言う感じですが、トン&ピをいちゃいちゃさせたくて、続きます(←)
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  1. 2011.11.03(木) _22:05:30
  2. SS(ドラマ設定IFもの)
  3.  コメント:9
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<<SS 盗人萩・下 | BLOG TOP | 10月30日に頂いたコメントへの返信>>

comment

  1. 2011/11/04(金) 00:11:16 
  2. URL 
  3. あま茶 
  4. [ 編集 ] 
いつまでも子どもだと思っていれば、何時の間にか大人になっているし。
もう立派な大人かとおもえば、いくつになっても子どもだし。
男っていうのは・・・(^_^;)

翡翠さま、こんばんはー!

あやふや情報ですみません。
公演上のフィクションなのか、実際そういう伝説が残っているのか、裏を取ってません。
これ以上私を惑わさないで~(>_<)と、観覧拒否だったわけですが、話題にした今となってはストーリーぐらい把握してくれば良かったと後悔してます。←でも言葉わからないけど(^^ゞ
どなたかご存知な方はいらっしゃいませんでしょうか?←ここで言うても

将軍というからにはケベクだったのでしょうか。王と解説してある場合もあって謎です。
そんな遠方の人より、チュンチュに頑張ってもらった方が応援しがいがあります(笑)

  1. 2011/11/04(金) 01:18:24 
  2. URL 
  3. げん 
  4. [ 編集 ] 
緋翠様 こんばんは

このSSを読ませていただいて、トンマンが「徳曼」と記したピダム宛ての手紙シーンが頭の中に思い浮かびました。ただ一心にピダムを思い書き連ねた手紙がピダムに届いたのは時すでに遅しのタイミングでした。
トンマンの王としての勅書は、チュンチュに直接手渡されましたが、そこに書かれてある短い内容をトンマンが書いた時、チュンチュ宛てのその勅書をどのように思いながら、どれだけの時間をかけて書き上げたのか・・・王としてただ粛々と書かれたのでしょうか・・・と想いを馳せました

真興大帝の勅書が肝心な時にトンマンの手に渡ることがなく、コチルブさんの手紙もまた、短い文に隠された思いが届いたのはトンマンによってでした。

毒を持ったチュンチュだからこそ、短い文のその勅書に潜んでいるトンマンの思いを鋭く読みとったのかもしれないですね・・・

「陛下、ピダムです」
が許されたわずかな期間でも、チュンチュとの間に交わされた話しの内容がピダムに知れたら・・・続きのイチャイチャはどうなっちゃうんでしょうか・・・と心配になりました




あま茶様へ

  1. 2011/11/05(土) 16:32:07 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
あま茶様、こんにちはーv

> いつまでも子どもだと思っていれば、何時の間にか大人になっているし。
> もう立派な大人かとおもえば、いくつになっても子どもだし。
> 男っていうのは・・・(^_^;)

面倒臭いですよねーw(男からすれば、女の方が面倒臭いんでしょうけどもv)
チュンチュとトンマンの話を書くと、どうしても子供と大人が共存するチュンチュになります。でもそんなチュンチュが好きなので(…)、ピダムとは違った意味で面倒臭いチュンチュを続きでも書きます!

そして、すみません、うっかり書いちゃいまして…!
善徳女王についての伝説は私もそれなりに調べたのですが、「元暁(ソルォンの曾孫)に恋する善徳女王」とか、「善徳女王の王子」の伝説とかもあったりして、かなりあちこちの説話でその異性関係について触れてあるようです。(真徳女王についてはそう言う話を全く見かけないので、不思議ですね)
なので、百済との将軍の伝説もあっておかしくないのではないかと。
『女王の涙(여왕의 눈물)』についても調べてみましたが、公式ホームページに「新羅の姫(後の善徳女王)と百済の将軍の叶わぬ恋、死を超えた愛」と言うようなことが明記されているので、「百済の将軍」が誰かは好きに考えていいみたいですv(そして、これなら、ケベクが公主時代に潜入して…とか妄想出来る、と思いましたww)

でも、私もまずはチュンチュに頑張ってもらいたいです(笑)

げん様へ(※訂正しました)

  1. 2011/11/05(土) 16:44:50 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
げん様、こんにちはーv

> トンマンの王としての勅書は、チュンチュに直接手渡されましたが、そこに書かれてある短い内容をトンマンが書いた時、チュンチュ宛てのその勅書をどのように思いながら、どれだけの時間をかけて書き上げたのか・・・王としてただ粛々と書かれたのでしょうか・・・と想いを馳せました

これ、私も以前から妄想していました。視聴者は、トンマンの勅書が真興王の勅書と重なることがわかっていますが、ドラマの中のトンマンは、ピダムが真興王の勅書を隠したので、その内容を知らないんですよね。だから、あの勅書はトンマン自身が搾り出したものであるはずです。

※すみませんー!!ご指摘を頂き、思い出しました。トンマンは知ってました知ってました!(滝汗)

そう考えると、真興王のように正真正銘今日明日の命となった時ではなく、ピダムと結婚して、普通なら幸せの絶頂であるべき時に、あの勅書を書いたトンマンの胸中は、どれほどの苦痛で満ち満ちていただろう…と、トンマンの思いに涙せずにはいられなくて。
あのチュンチュが一度引っ込むぐらい、トンマンの勅書は重いものだし、だからこそ、その勅書をただ一人知っているチュンチュは、トンマンの思いの深さに嫉妬もしただろうし、ピダムの不用意さも腹立たしかったろうなーと…。チュンチュが、ピダムの勢力が反乱を起こした瞬間にキレたのは、彼が一番トンマンの想いの深さを知っているからなんじゃないかなーと思いました。ユシンや、アルチョンや、ピダム本人より、チュンチュが誰よりもトンマンのピダムへの愛を理解しているんだろうなーと(←妄想注意ですw)

> 「陛下、ピダムです」
> が許されたわずかな期間でも、チュンチュとの間に交わされた話しの内容がピダムに知れたら・・・続きのイチャイチャはどうなっちゃうんでしょうか・・・と心配になりました

難しいですねー(笑) このチュンチュの場合、トンマンと本当に男女関係になりたいわけではなく、あくまでトンマンがピダムに溺れることを阻止したい感じが強いので、普通の三角関係とは違うと言うか……うーむ、どうなんでしょう…?
ただ、ピダムはもし会話の内容を知ったとしても、トンマンが王である限り、トンマンを責めることはない気がします。たぶんですがw

管理人のみ閲覧できます

  1. 2011/11/05(土) 17:07:18 
  2.  
  3.  
  4. [ 編集 ] 
このコメントは管理人のみ閲覧できます

するめの唄様へ

  1. 2011/11/05(土) 17:13:47 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
すすすすみませんー!!!(土下座)

するめの唄様、ご指摘ありがとうございます!すんごいド忘れてました、そのシーン!(滝汗)
そう言えば、ソファは勅書を持ってトンマンと再会したんでした…。頭の中でごちゃごちゃしたようです(汗)

余計なんてことないですよー!頭がチュンチュのSSに飛んでいて、妄想が膨らみ過ぎました。自重します(笑)

ブログ作りは事務作業ですから面倒ですけど、一度作っちゃえば楽なので!気晴らしをしつつ頑張ってくださいーv

緋翠さん、お早うございますー。

  1. 2011/11/06(日) 09:16:05 
  2. URL 
  3. りば 
  4. [ 編集 ] 
えーと、考えてみても色々分からなくて、以下は多分あさっての方向に走ってると思いますが。

「争いを防ぐ手立て」ですかー。後継者争いを、そしてそれが元で国が乱れることを防ぐのは確かに王の義務ですね。でもこの場合それは名目で、春の提案は「女王の夫」という大きな力をピダムに与えるのなら、その力を自分あけん制できるよう「女王の子の父」の地位をよこせ、に聞こえます。それがトンマンをぐさりと突き、深く傷つける策だと十分分かっていても、いえ分かっているからこそ、裏切りの代償として高くはないでしょう、てとこでしょうか?ピダムと違って惚れた弱みもないし、容赦ないですね~。

で、思うんですが、この9年で春が為したことってなんでしょう?(馬に乗れるようになったこと以外に・・・)自分を後継者として認めさせるだけの実績をあげる努力をしたんでしょうか。

今ピダムに王位に最も近くなるというアドバンテージを握らせたのは陛下なのだからと、自分の不利まで女王にどうにかしてもらおうというのは、この9年で春がピダムをむこうに回せるような実績を自力では積んでいない、或いは結果が出せていない現実を露呈していて、トンマンの国婚という(春にとっての)裏切り行為でグラグラする現況を招いたのは、春自身の努力不足でもあるんじゃないかと思うんですが。ピダムの血筋や結婚の効果の大きさを差し引いて考えても尚。9年間の努力とその結果掴んだもの、という点での差が大きくて、負けてる。

なので自分の怠慢を棚にあげて、ピダムに力を与えるならそれに匹敵する利点を自分に。て言われてもナー・・・と。だったら女王が結婚という政略をとる事態になる前に立太子して貰えるよう、力を尽くしたんだろうかと。私だったらこの提案、お前の尻拭いに使う体はない、て断りますけど。

そしてトンマン。「女王の子の父」という地位を与えるのはこの9年の間も、女王が春に王位継承者として与えることのできる最大のアドバンテージだった訳ですよね。それを与えなかった理由は、春が王座を渡すに足る人物であるか見極めようとしていたのか、女王にも臣下にも文句をつけられないだけの後継者としての春の成長を待っていたのか、それぞれの勢力を競わせる為にも一つの勢力に大きなポイントを与える訳にはいかなかったのか、それとも姉の残した可愛い甥との関係に、殺伐としたものを持ち込みたくない、持ちこめないトンマンのギリギリの逃げなのか。(その逃げを今まで春が見逃してくれていたのは、自分を後継者にしてくれるだろうと信じていたからで、それを裏切ったのだから女王にとって一番苦痛である駒も出すもんねー、なんでしょうか。)

色供関係を受け入れられず、ゴリ押しで後継者指名もできないというのなら、その上で春の為を思うなら、もっと早く突き放して春が自分で成長するよう促すという手もあったはず。それを9年もの間放置していたとしたら、そこには何か戦略として意味があるんでしょうか。ないとしたら、トンマンが春を甥っ子として可愛がっていたい、ただの叔母さんでいたかったということになりますが。

どうにも甘えの連鎖の中から抜け出せない、お互いに対し大人になれない二人に見えてしまいます。

うわ~ん

  1. 2011/11/06(日) 21:55:13 
  2. URL 
  3. りば@やはり一人アサッテの方向へ・・・ 
  4. [ 編集 ] 
あえて何もしなかった訳ですね、トンマンをたてるために・・・

えー、(下)で回答を戴いたようなものですので、6日朝の我がコメントには返信を戴かなくて結構です、て言ってもダメですか。なら一言「ご苦労さん♪(肩ぽむ)」とかで勘弁してもらえませんか・・・しくしくしくしく。

りば様へ

  1. 2011/11/06(日) 22:05:02 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
りばさん、こんばんはーv
おお、ご質問ありがとうございます!チュンチュのことで質問を頂くのは珍しいので、興奮しましたw

> で、思うんですが、この9年で春が為したことってなんでしょう?(馬に乗れるようになったこと以外に・・・)自分を後継者として認めさせるだけの実績をあげる努力をしたんでしょうか。

これは、私にとっても凄く大きな問題でした。ええと、感覚的には、チュンチュのキャラと照らし合わせて、「チュンチュの言動は終始一貫している」と感じていたんですが、論理的には説明出来ずにいたんです、上手くは。
で、今回のSSでそれがはっきりしたと言うか、チュンチュのキャラクターの変遷が理解出来ました。

そもそも、チュンチュは初登場時から、彼なりに『後継者となる為の努力』はしていました。が、それはユシンのように戦績を上げることでも、ピダムのように法の番人や王の右腕としての功績を積むことではありませんでした。チュンチュの場合は、努力とは、自らの知性を使って「政治力で人心を巧みに操ること」でした。
つまり、チュンチュの努力は、『人心を操ること』に現れていると私は考えています。

その上でチュンチュと言うキャラクターを見ると、彼には活動期(積極的に自分の能力を活かし、努力し、権力を得ようとしている時)と沈黙期(一歩引いて、ご意見番に徹している時)がありました。
活動期は、初登場~43話前半、47話終盤~49話前半と、56話後半と、58話~最終回。沈黙期は、その間です。
その違いが何かを考えた時に、思い至ったのは、43話でチュンチュがトンマンに「王」の座を譲ったことでした。

チュンチュは、権力と言うものをある意味トンマン以上に理解している人間です。その彼が、新羅に戻った時から全員を欺いてまで権力を追った彼が、何の政治的理由もなく努力を怠ることは、人格が変わっていない限り有り得ません。
とすると、彼が権力を求めて努力しなかった時とは、「チュンチュが権力を得ることで、チュンチュにとって、政治的に大きなマイナスが生じる時」としか考えられません。

と言うわけで、私はチュンチュが権力を得る努力をしなかった期間とは、「トンマンが『王』である時」、もしくは「王権を確立する為の戦いをチュンチュが代わりにしなければならない時」だと思っています。

トンマンを王に立てると決めたから、トンマンが「チュンチュとは争わない。ミシルを喜ばせるだけだ」と身を引こうとしたように、チュンチュは自ら身を引いた。即位後も、トンマンの政策が成し遂げられるよう、ミシルがそうしたように王権を王でない誰かが脅かすことのないよう、敢えてご意見番に徹した。
ユシンやピダムは、権力を握っても、所詮トンマンと王位を争えるほどの『大義名分』がないから構わないけど、チュンチュには『大義名分』があるからこそ、ピダムが「女王の夫であり、上大等」と言う『大義名分』を得るまでは、「努力」をしなかった。
ちなみに、立太子は、危険な賭けだと思います。例え実の父子であっても、王と太子で王座を争うことはあるのに、「叔母と甥」と言う王位継承者としての根拠が五分な者同士では、太子チュンチュは確実にトンマンの王権を牽制し、分割する存在になります。

と言うわけで、「立太子も含め、権力を握る努力をしないこと」が、チュンチュなりのトンマンへの忠義だったし、トンマンもそれはわかっていた。

……んじゃないかなーと思うんです。
だから、チュンチュにとってはトンマンのやったことは心情的&政治的な裏切りであり、それゆえにトンマンに対して以後一切寛容な顔をしなかったのではないかと。そしてトンマンは、事態がはっきりとしない間はチュンチュに対してピダムを庇うことはしても、彼の有罪が確定した瞬間に、チュンチュの意志を汲んだ指揮をしたのではないかと思いました。

……いえ勿論、だからチュンチュお前に何が出来たんだよ百済戦の時、と言われると身も蓋もないんですけどw、その失態がピダムに『大義名分』を与える原因になったと自覚したからこそ、それ以降の超積極的なチュンチュがいるのではないでしょうか。

今回のSSでも、舌先三寸がチュンチュの文字味と言うことで、あの手この手でトンマンに揺さ振りをかけ、トンマンの旗幟を鮮明にすることが目的の一つであって、『色供』云々は、チュンチュはもうトンマンの王権確立に尽力はしない、と言う意思表示的な感じで使いました。


……と、ここまで書いたところで、りばさんからコメントがwww
うわーん、すみません…!
いやその、実は「下」をほとんど書き終わった時にりばさんからコメントを頂いて、あれこれ書き足したんですよー!チュンチュの政治的状況をもっと説明しなきゃ、と思いまして…。
なので、コメントを頂けて本当に良かったんです。むしろ、「りばさん、ありがとうございます!」とこのコメントの最後に改めてお礼を述べるつもりでしたw なので……

緋翠「…………(Pさんのように切ない眼差しで、肩を撫でる)」

でこちらこそご勘弁をー!そして、ぐだぐだ書いたのを消すのも勿体ないなーと載せる私をお許しくださいv


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