善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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十年前は。@月組、たまちゃん

十年前の1月、管理人は初めて関西に行きました。
何をしに行ったのかと言うと、

『大和ネイサンと霧矢アデレイドを観る!!』

為でした。
宝塚にハマって間もない頃で、でもきりやん好きな母と大和さん好きな私がこんなに楽しめる演目はもう二度とないだろう、と言う直感に従い(実際、なかった(爆))、上洛。←?
修学旅行でも行ったことも行く予定もない関西だったのに、京都大阪奈良は無視して、花の道で大興奮、ヅカ店に大興奮、大劇場に大興奮と、母をドン引きさせたものでした…(-∀-)

あれから十年、ヅカ趣味も終わろうとしています。
だって、きりやんがいなくなっちゃうんですよ。
。゚(゚PД`q゚)゚。

大和さんが辞める時も悲しかったんですが、水さんもいたし、なんか「これで(私の)宝塚は終わった」とまでは思わなかったんですよね。宝塚にハマった時に、「きっとトップになるぞ(*´∇`*)」とワクワクした人が残ってたし、何より「きりやんのトップを見ずして、宝塚から離れられるか!(#゚Д゚)」と言う強い強い執念(え)があったので、大丈夫(?)だったのです。
でも、そのきりやんも、この春卒業します。
きっとこれからあのアデレイドちゃんのような素敵すぎるミュージカル女優が誕生します。

……。
…………。

寂しいわぁぁあああ。
。゚(゚PД`q゚)゚。

きりやんの男役としての歌、生々しいオッサン役、大好きだったのに…。←誉めてます
ラストがきりやんラブな大野先生と、BLUEMOONBLUE以来、何かとご縁のあるサイトーくんなのが、せめてもの救いです。『更に狂わじ』の主題歌みたいに、きりやんの声を生かした主題歌をぜひぜひお願いします…!
んでもって、きりやんが健康にサヨナラ公演を終えられますように。まりもに素敵な衣装が来ますように。沢希さんにいい歌がありますように。
初日が…と思うと、胸が締め付けられて、益々咳が出ますねー!←迷惑なw
稽古場映像では、ショーでギルダみたいな格好をしたまりも様が出てきたので、めっちゃ楽しみですvv


続きはノベライズのたまちゃん(璋子)メモです~。
ネタバレし放題の上に、管理人の主観だらけなのでご注意ください。


* *


あれです、母の言う通り、清盛はノベライズ読んでる時が一番楽しかったです(爆)

前回の御簾全開、扇なしに直答万歳の歌合わせにはマジでドン引きしました。製作陣の『時代考証』がいかにお安いお題目かが丸わかりのシーンだったっす…。
あんなに容易く姿の見れる着た切り雀の女院が、どうして手の届かぬ月に例えられるって言うんでしょうか。
なんちゅーか、乱れた恋愛関係なんか問題視するのはバカげてると思いますけど、女院を近代のサロンの金持ちマダム程度にしか見せる気のない演出には、歴史好きとしてはすんごい腹が立ちます。乾燥地域みたいに砂埃さえ見せて汚しときゃ、身分差がわかるとでも思ってるんですかね?
龍馬伝もそうでしたけど、コーンスターチ撒く前に学ぶべきことがあると思うんですが。



●ノベライズのたまちゃん妄想レポ・前編●

ノベライズを読んだ感じでは、たまちゃんは本当におっとりした深窓の令嬢でした。
満たされない渇きや怒りと言った負の感情を知らない、博愛主義の女人と言いますか。
白河院の血が、愛憎の深さゆえに「もののけ」であるなら、たまちゃんはその対極に位置しています。たまちゃんワールドでは、皆が愛し合えるし、仕事に忠実です。
たまちゃんなら、仕事は「白河院の姫君」であり「皇后」であることですから、当然、そのおつとめは果たします。つまり、義父の意、次に夫の意に従います。
なりりん(得子)を屈託なく入内させ、自ら鳥羽院に推薦するのも、それが後宮を束ねる皇后としての仕事の一つだから、と言う感じです。崇徳帝の為に歌詠みを探して欲しいと頼んだり、叔父子として愛してみたらと提案するのも、それぞれ崇徳帝、もしくは鳥羽院が心安らかになれるよう願ってのことですし。
※鳥羽院は、一度も「白河院に抱かれないでくれ」とは言っていない。

んが、たまちゃんを熱愛する鳥羽院は、それが物足りない。
自分は2歳年上のたまちゃんを猛烈に愛してもがいているのに、たまちゃんはいっつもにこにこ、多少手荒に扱っても抗わず、挙げ句の果てには、遠回しに「私ももう33歳だから、若い更衣をお側に」と言われてしまい、大ショック。
とうとう、鳥羽院はなりりんと手を組んで、たまちゃんを皇后、国母、女院と言う至高の座から追い落とし、不幸や辛酸を味わわせてやろうと決意します。鳥羽院がたまちゃんに贈った思い出の花である水仙の庭も、なりりんお好みの菊の庭になりました。
んが、女房の堀河局がいくら怒っても、たまちゃんはなりりんに対し、敵意ゼロ。たまちゃんは、なりりんが更衣の役割をきちんと果たして、鳥羽院の娘を産んだことを喜びますが、なりりんはそれを国母の余裕と考え、たまちゃんを益々憎みます。

たまちゃん(´▽`)オツトメ、ゴクロウサマニゴザリマスル
鳥羽院(;#゚"д"゚)タマコタマコタマコォォオオ
なりりん(`ω´)ナニ、アノオンナ!

たまちゃんの心を掻き乱したい!!

鳥羽院もなりりんも、目標はそこにあります。

さてその頃、美しいものを愛で、美しく生きたいとか言ってるナルシス青年佐藤義清は、鳥羽院と待賢門院たまちゃんの暮らす院御所を警護する北面の武士でした。
たまちゃんの御前で堀河局を負かす歌の才能を見せた義清は、それをキッカケに、その堀河局とビジネスライクな恋人関係にもなっています。たまちゃんの浮世離れした博愛主義にハラハラし通しだった堀河は、ここぞとばかりに知ってることを何もかもあらいざらい若い義清に愚痴りました。義清もまた、垣間見たたまちゃんの美しさに惹かれていたので、ちゃんと話を聞いて、たまちゃん知識を溜めて益々たまちゃんに対する興味を増していきます。
その義清は、堀河局に取り入ったことで歌の好きな崇徳帝に近侍するようになり、崇徳帝の孤独を知るようにもなりました。

一方、たまちゃんは、水仙のない庭に寂しさを感じながらも、文句は言いません。その庭を眺めるばかりです。
そんなたまちゃんに、義清は崇徳帝の孤独を訴える形で近付きます。たまちゃんも義清が息子・崇徳帝に気に入られていることを知っているので、その言葉には耳を傾けますが、どうすればいいのかたまちゃんには確たる答えが浮かびません。たまちゃんはこれまで、たまちゃんなりに、皆のことを精一杯愛してきました。息子の趣味友・義清を覚えているのもその証拠です。

そして、なりりんが待望の皇子を儲け、それを祝う宴の日。たまちゃんストーカーとなっていた義清(22歳)は、たまちゃんがその宴に呼ばれていると知って、賭けに出ます。鳥羽院に召されて歌を詠む時、その宴に唯一人呼ばれなかった崇徳帝の歌を詠み、父たる鳥羽院に冷遇される崇徳帝の哀しみを訴えたのです。
場は不穏な空気に包まれました。すると、たまちゃんの四男で反抗期真っ盛りの雅仁親王(13歳)が、その場の空気を笑い飛ばして、義清に便乗するように、「側女ふぜいが」と、鳥羽院の寵愛をかさに着たなりりんの専横を批判します。23歳のなりりんはなりりんで、たまちゃんを睨んで「私は、この福福しい女が憎いだけ」と嫉妬を露にし、鳥羽院は貴族達もいる前なのに、思わず怒鳴って二人を黙らせてしまいます。
その瞬間、たまちゃんは入内以来初めて涙を溢し、誰をなじるでもなく、呟きます。

たまちゃん「(っд;)私には……愛しく思う気持ちと言うものが、わからぬのじゃ……。私はただ……亡き院の仰せのままに……私をお育てくださった、亡き院の仰せのままに……」

御簾のうちのたまちゃんの顔は見えませんが、涙混じりの可憐な声に、夫とストーカー大興奮。

鳥羽「(*゚ω゚)」
義清「(*゚ω゚)」
雅仁「(゚∀゚)アハハハハ、キイタカヨ!?アレガ、ハハウエトハネ!」

たまちゃんは、白河院の敷いたレールに従い、そのレールから外れることなく皆を慈しむことが愛だと思ってきたのに、自分の産んだ子供達は、たまちゃんの為に苦しんでいる……そのことを知って、たまちゃんは深く傷つきます。
その子供の雅仁親王は、母の頼りない言葉を虚ろに笑い飛ばし、冷めきった宴は終わりました。

たまちゃんと別れて御所に戻ってから、鳥羽院はなりりんから「まだ待賢門院が愛しいのか」と責められます。が、鳥羽院はやっぱりたまちゃんLOVEです。泣いているたまちゃんに完全に心を奪われていました。

鳥羽「すまぬ……されど、たまちゃんを愛しく想えば愛しく想うほどに、たまちゃんを傷つけたくなる。そして、たまちゃんを傷つければ傷つけるほど、たまちゃんのことが愛しくなる……(*´ω`)」
なりりん「(((;#゚ω゚;)))」

なりりんは、自分は鳥羽院の対たまちゃん自虐プレイ用の道具かと、腹が立って仕方ありません。

片や、ストーカー義清は、堀河局に支えられて退出するたまちゃんを、自分の作戦通り心を開き始めたとガン見、北面の武士であることを最大限に活用して、その後を尾行します。
そして、水仙のないあの庭で独り佇む傷心のたまちゃんをロックオン、美しいものを求める義清は、若さゆえの無謀さとフットワークの軽さで、きらきら煌めく涙の雫で瞳を濡らす美しいたまちゃんの元へ忍び込み、ここぞとばかりに口説くのでした。

義清「(*゚ω゚)私にはあなた様の御心がわかります。あなた様は、傷ついておられる。幼き頃より、傷ついていることに気がつかぬほどの、長きにわたって。その瞳の奥に、誰も見たことのない美しいものが宿っているのが……私にはわかる(ぎゅっ。←手を握る)」
たまちゃん「(´;ω;)……何をする。控えよ」

39歳のたまちゃんは、さすがに傷心でボロボロになりながらも、押し倒してきそうな勢いの義清を拒みますが、義清は聞き入れません。やっと見放題のたまちゃんの美貌と涙に、MAX盛り上がってます。

義清「待賢門院様。これが、愛しいと言う気持ちでござります」
たまちゃん「義清。ならぬ」
義清「(名前呼ばれたー!)お救いしとうございます……女院様」

親子ほど年の違うたまちゃんを抱きしめ、義清はそう言い放ちます。若さって怖い。
そして、「愛しいと言う気持ち」と言う台詞に、愛すると言うことがわからなくなっていたたまちゃんの身体からも、力が抜けていきます。そのまま、究極のお姫育ち(=捕まったら、襲われても声を立てない、逆らわない)のたまちゃんは、義清の勢いに押されるように身を許してしまう……と言うか、女房もいない今、許さざるを得ないのでした。

こうして、息子の趣味友に襲われると言うトンデモ展開を迎えたたまちゃん。
堀河は、なんでこんな時に限って聞き耳立ててないんだ!?と言いたくなりますが、もしかしたら義清は堀河以外の女房もタラシこんで、たまちゃんを完全に独りにさせたのかもしれません(怖)
たまちゃんは果たして「愛しいと言う気持ち」がどういうことか、と言う難問への答えを知ることが出来るのでしょうか。


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  1. 2012.02.03(金) _01:26:51
  2. 宝塚とかドラマとか。
  3.  コメント:8
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  1. 2012/02/04(土) 08:38:37 
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このコメントは管理人のみ閲覧できます

するめの唄様へ

  1. 2012/02/04(土) 18:01:14 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
するめの唄様、こんばんはーv
先日は宇宙人ネタにお応えくださり、ありがとうございました!私もあれからプルブームが来て、男子シングルにハマったキッカケになったニジンスキーの演技を引っ張り出してきたりしちゃいましたw

> ナムさんファンの私が、緋翠様の文才と物語の巧みさに惹かれてお世話になっているのは、緋翠様が宝塚を観て培ったものがあるからかもしれないと思っています。

まず、凄く嬉しいお言葉をありがとうございます…!我ながら、周囲と合わせると言う精神に欠ける人間だと思うので、するめの唄様のような方にいつも助けて頂いてしまっています(汗)

するめの唄様の仰る通り、宝塚は、時代劇と並んで、「美」と「物語」と言うものに対する私の価値観を育んでくれました。それまでの私は、歴史は好きでも物語には本当に興味がなくて…(汗)
宝塚を好きになったのも、最初は善徳女王と同じく外見から入ったと言うかw、衣装と美術の華麗さから入り、その後で「物語」に魅了されるようになりました。特に、宝塚的には賛否両論ある演出家なんですが(笑)、木村信司先生の脚本が私のベースにあるように思います。

変な話なんですが、理系ながら、昔から国語は得意だったんですよw ただ、教科書にある話がとにかくつまらなくて国語を嫌いになり、小説もさして読まずにいたんです。
宝塚からは、その「つまらない」と言う不満を「何故つまらないのか? 何を変えれば面白くなるのか?」と言う分析に昇華させることも教わった気がします。数時間逃げ場なしで「つまらない」と向き合う忍耐力も、いささか学習したような…(笑)
手塚治虫さんはどうだったのかはわかりませんが、今は、この分析が凄く大事なんだなーと思いますv

> 緋翠様のお母様に一番感謝しなければいけませんね(笑)

本当にそうですね!!(笑)
母だけでなく、両親の影響ってこう言うところで物凄く強いんだなーと感謝しきりです(*´∇`*)

管理人のみ閲覧できます

  1. 2012/02/05(日) 11:49:48 
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  3.  
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このコメントは管理人のみ閲覧できます

するめの唄様へ

  1. 2012/02/06(月) 18:01:07 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
するめの唄様、再びこんにちはーv
隠しコメントなのに、お返事があれこれ隠せていなくてすみません!w 今回はちょっぴり隠します(*´∇`*)

いきなりですが、するめの唄様とコメントをやり取りしていると、スパーンと爽快な気分になります。理系らしいと言うと誤解を招くかもしれませんが、文章が明快で、文意もはっきりしていて、私の中の理系脳が目覚めます(笑)
処世術として気を遣いはしますが、本質的にはこだわりを持ちつつ、分析、探求が出来ることが大事なんだなーと…。ある意味自虐的なんですがw、相手の思考回路を知るのが、私にはいい刺激になるようです。キャラ語りとかもその延長ですね!(笑)

隠したままの方が良いかも…と言う部分なので、詳しいお返事は省きますが、そう仰って頂けてすっっごく嬉しいです!(*´∇`*)
私も、そのことが慰めになっています。後悔せずに済んでいます。本当に、感謝しきりです…。

私も「ニジンスキーに捧ぐ」は傑作だと思いますーvv
プルって、ネタ的な振り付けや衣装のどちらかが必ず入る気がするんですが(笑)、あれだけは全てが芸術的で、プルの芸術性を疑う人にはぜひ見て欲しいなーと思っちゃいます。

物語と美術品…は、ある程度の年齢にならないとダメでしたね(爆) 博物館は大好きで、大自然も大好きでしたが、特に絵画については、今も「ただの絵じゃん。本物の景色の方がよっぽど価値がある」と思いがちです。←コラ!
理系と一口に言っても、幅がありますね~。口真似になってしまいますが、面白いです(笑)

とうとう霧やんも卒業ですか・・・

  1. 2012/02/08(水) 13:58:22 
  2. URL 
  3. すー※さん 
  4. [ 編集 ] 
お久しぶりです、緋翠様!

紫吹 淳さんのドラキュラに一目惚れして(旅行社のポスターに)で、大劇場まで夫と行きキリヤンを見たのは何年前になるでしょうか?

目力と独特の華のある方だと大好きな役者さんになりましたが、彼女もとうとう宝塚を巣立つのですね

キリヤンは善の華と悪の華を兼ね備えた方なので、幅広く活躍して欲しいですね


すーさん様へ

  1. 2012/02/08(水) 23:21:23 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
すーさん、こちらではお久し振りです、こんばんはーvv

そうなんです、きりやんも卒業です・゚・(ノД`;)・゚・
リカさんのドラキュラと言うと、薔薇の封印でしょうか。見には行かなかったんですが、映像で見て、太陽王のきりやんにときめきましたv←え

善の華と悪の華を兼ね備えた……わかる気がします(笑)
きりやんの役作りが大好きで、トップになってからも何度も泣かされてきたので寂しくて寂しくて仕方ありませんが、これからの活躍を私も祈ります・゚・(ノД`;)・゚・←全然割り切れてないですねw

No title

  1. 2012/03/12(月) 01:04:45 
  2. URL 
  3. 匿名さま 
  4. [ 編集 ] 
嘘だらけの韓国歴史ドラマよりましかな。

匿名の方へ

  1. 2012/03/13(火) 23:41:21 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
そうですねー。でも、嘘だらけと言ってしまうと、日本にもわりとトンドモ設定の歴史ドラマはあるので、ドラマとしてその時代の風が伝わって、内容的に楽しめればそれでいいと思っています。歴史書の中身が知りたければ、自分で調べるので^^


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