善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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『不幸の見本市』を見つけたら。@トン&ピ

おはようございますv 久々に朝の予約投稿です(・∀・)



昔は、あんましわかっていなかったんですが、善徳女王は、「子供」の描き方が凄く上手だなーと思います。
「子供」って、難しい生き物です。庇護者を持たずに育った子供は、生き残る為に、とてもしたたかで、強くもなりますし、反対に、ただ強がるだけの子供は、甘ったれているだけ、と言うこともあります。
そう考えた時、トンマンって、本当に苦労しているんだなーと…作中の誰よりも、苦労して育ったんだなと思いまして。

と言うのは、トンマンって、見れば見るほど、もの凄く用心深いからなんです。
特に、郎徒時代……ソファに再会するまでは、凄まじいの一言に尽きます。
結局、トンマンは自分から「私は女だ」とは一言も口にしませんし、どんなにヤバい時でも、言質を与えるような真似も極力しませんでした。ユシンと違って、口下手でもなんでもないのに、危うい時は、証拠を突きつけられても、貝のように黙り込む。しゃべらない。語らない。証言を残さない。必要な、最低限の情報だけを、口にする。
育ちゆえに、コミュニケーション能力の高さに反して異常に用心深く、自分に関わる情報は滅多に口にしない――善徳女王の脚本家が凄いと思うのは、こう言うキャラクター造型が、凄くしっかりしていることです。
公主時代も、ソファがいる間は基本的にはほわほわしていますが、不用心にはなりません。泣くし、心の中では乙女心が爆発しますが、口に出して言う言葉は、やっぱり慎重です。ポロッと心のうちを漏らす相手は、ソファと……たまにw、ピダムだけです。


んで。
ここで思ったわけです。
今まで、ムンノのことを散々天然だの子育て失敗だのと貶してきましたが、もし孤児の赤ん坊がいたとして、ムンノとソファのどちらに育ててもらった方が『幸せ』かと言ったら、ムンノの方が幸せなんじゃないか?…と。

いや、異論はあると思います。
でも、物心ついた時、一人しかいない親がソファだったら、真っ先に認識するのは「発作で母親が死ぬかもしれない」と言うことだと思うんですよ。
これって、子供にとって、何より残酷なことではないでしょうか。人生で最初に理解するのが、自分のたった一人の親(庇護者)の死って。
大人が親を亡くすのとは、比べ物にならない大変な……最大の恐怖ではないかと思うんです。

しかも、幼いトンマンがソファを喪うと言うことは、ただ親を喪うと言うことではありません。故郷を知らないトンマンにとって、ソファは、故郷でもあり、パトロンでもあり、戸籍でもあります。
ソファは、「義母」なんて簡単な言葉では片付けられない実在理由であり、認識理由でもあり、トンマンの全てなんです。

つまり、ソファがいつ死んでもおかしくない病気を抱えていると言うことは、「トンマンの全てがいつ死んでもおかしくない」と言うことになります。
……それが、保育園に通っているような年齢の子供にとって、どれほど恐ろしいことか、考えるだけでゾッとします。物心がつくと言うことが、この世で最大の恐怖に向き合うことだなんて……そんなことは、普通、滅多にありません。
だから、ソファを喪わない為に、トンマンは法を犯したし、ソファが消えた時、その死の真相を突き止めることだけが、生きる理由になりえたのではないかと思うのです。

そして、物心つく前から、『自分の全て』を護らなければならなかったからこそ、トンマンはそう簡単に自分の心や本音や情報を明け渡さない――無二の親友や信頼する上官にですら、決して根本的な疑いを解かず、自分の心は口にしないような、極めて用心深い性格に育ったのではないでしょうか。

対して、ムンノは、ピダムも他の人も(ムンノ自身もw)そう思っていたように、『死なない男』です。最強の武人で医学知識もあり、お金もある、どう考えても「誰よりも死から遠い男」です。ピダムのトンマンにない幸せは、「常に庇護者を頼みに出来る」と言うことなんです。
彼は甘えることが出来ました。明日も今日と同じようにムンノが生きていると言うことに対して、何の疑いも抱かずに育つことが出来ました。
甘やかしてもらえるかどうか、他人行儀かどうかと言う違いはあっても、「ムンノを護る為に」生きる必要はなかった。ピダムよりなんでも出来て、教師になってもくれる養い親がいた。子供の時に、ちゃんと子供でいることが出来たわけです。


……そう考えると、本当にツラい子供時代って、トンマンじゃないかと思うんですよ。
チュンチュには孤独があり、それもかなりツラいことでしたが、彼には身分があり、日々の糧を得る為に生きる必要はなかった。ユシンは、言わずもがな。ただ、ユシンには、生まれた時から『伽耶』と言う巨大な扶養家族がいた。


郎徒時代、トンマンは尼さんコスプレ中のチョンミョンに言います。

「公主様が、人生を捧げるに相応しい相手か、まだわからない」

そして、その言葉通り、トンマンはチョンミョンに忠実な部下になっても、女であることも、自分の出自に対する苦悩の深さも知らせません。ユシンにも、相談しようとしかけ、でもやっぱり相談せず、当然、他の誰にもトンマンは頼ろうとはしません。
信じて利用することはあっても、自分の心を預けたり晒すような真似だけは絶対にしないんです。


↓続きます↓


* *


と言うわけで、郎徒時代にしろ公主時代にしろ女王時代にしろ、SSでは、トンマンにはあまり心のうちを声に出して語らせたくないなぁと思っています。語るのは、本当に必要な時だけで、それも一言で終わると言うことが多くあればいいなーと。

それに対して、ピダムは肉体的にも精神的にも、トンマンより開けっ広げな部分を出したいなぁと考えています。
やっぱり、私は、ムンノと言う絶対の庇護者を抱えているピダムは、命の危険を感じたことがないぶん、真っ直ぐに生きてきたように思うんですよ。環境的には、トンマンより、ユシンにより似てると言うか。トンマンやチュンチュみたいに、力のない自らを護る為に養った『異常なまでの用心深さ』を備えてはいないなぁと、彼を見ていると感じます。

そして、だからトンマンとチュンチュは傷を舐め合うことしか出来ず、トンマンとピダムは欠けているものを埋め合わせることが出来るのかなーと。
チュンチュよりさらに用心深いトンマンには、常に過度に気を張っている彼女が無条件に気を許せる『庇護者』が必要で、ムンノと言う庇護者の下では無邪気な子供でいるしかなかったピダムには、大人になる為に、彼を庇護者として必要としてくれる人が必要だったから。

(ちなみに、ユシンじゃ駄目だったのは、彼がすでに伽耶の庇護者だったからなんじゃないかなーと思っています。トンマンは、伽耶と天秤にかけられる立場では、決して安らげないし、用心深さを捨てられないはず。)

ピダムは、奇跡的にも、護るべきものを何一つ持っていなかった。彼はなんでも出来たし、なんでも出来る器用貧乏であるがゆえに、特に執着するものもなかった。
ただ、彼は大人になりたかった。ムンノの下で子供で居続けるのが嫌だった。
だから、有り余る能力を捧げるに相応しい『護るべきもの』を求めていて、そこに偶然、生まれてこの方、『誰かに護られる』と言うことを知らず、誰にも自分を預けられないトンマンと言う存在が現れた。

そして、トンマンは、彼が全力で護るに値する、「独りで棘の道を行くしか生き残る術がなく、人を護る為なら自分の身を棄てる女」で、しかも、にも関わらず、「駆け落ちまでしてくれている男にすら甘えられない女」でした。
簡単に言えば、ピダムが知る限り、トンマンは世界で一番孤独で肩肘張っている、所謂「可哀想な人」だったわけです。生い立ちも、生き方も、性格も、何もかもがピダムから見れば「一番可哀想」な、『この世の不幸の見本市』みたいな存在……それが、ピダムにとってのトンマンで、生涯それは変わりませんでした。
そして、トンマンへの憐れみを理由に自らトンマンの傍にいようと決意したのは、実はピダムだけでした。ソファですら、最初にトンマンを抱いて逃げたのは真平王の為で、ピダムみたいに、義理があるわけでもなく、損にしかならないのに自分からトンマンにくっついていった人はいませんでした。


要するに。
ピダムがトンマンを愛し続けられたのは、そう言う理由もあったんじゃないかと思うんです。
憎らしいと思っても、根っこに『世界一不幸なトンマン』と言う、彼女への憐れみがある。他の誰を見ても、「こんな幸せなヤツより、トンマンを護らなきゃ、トンマンがもっと不幸になる。可哀想に」と思ってしまう。
……そう言う部分があるから、トンマンにコケにされても無視されても(え)、耐えられたんじゃないでしょうか。
そして、それだけ深く誰かを憐れむことの出来るピダムって、実は、「人としての最高の幸せ」と言うものを正しく理解し、さらに身をもってよく知っているからこそ、そう思えたのではないかと思うんです。


んで、用心深いトンマンは、57話で、ピダムのそのたった一つの『護るべきもの』に選ばれたと、漸く確信出来た。……だから、誰よりも口の重いトンマンは、57話にして初めて、自分の心情を、本音を、きちんと口に出来た。ミシルは初登場の第1話で「見ろペーハー! アタイだってこんだけ頑張って人材コレクションしたのよ! これからはアタイの時代よ! 誰が寺なんか入るか、ざまーみろ!」(※すみません)と男衆の前で自分の誇りを高らかに宣言し、以後もちょくちょく心情を人前で語っていたのに、トンマンは57話までかかったわけです。
それぐらい、トンマンにとって、誰かに自分の心情をあらいざらい告白すると言うことは、大変な…それこそ、人生最大のトラウマであったのだろうと思います。

口に出来たと言うことが、トンマンには奇跡だったんだ…と、やっとこさ理解出来てきたんです。遅れ馳せながら(爆)


で、まあ纏めると、ピダムったら、男冥利に尽きるね!と言うことですw
トンマンに、『この世で一番頼りに出来る強い人。我が家』として認定されたも同然なわけで、しかも、トンマンのトラウマを克服させてあげられました。所謂「子供」だった時代がなかったトンマンに、初めて「子供」でいられる瞬間をプレゼント出来たんです。
いやもう、マジで「ピダム、良かったねぇえ…!」と思いますw



昔からの考えも合わせると。
トンマンのトラウマが「心情を口に出来ず、子供のように無条件に人を信頼して甘えて、自分を委ねると言うことが出来ないこと」なら、ピダムのトラウマは「倫理無視の合理的過ぎる思考回路と、それを実現出来ちゃう天才っぷりをちゃんと理解して愛してくれる人がいないこと」でした。
しかも、二人して、「あー、わかるわかる、私もそう」とはなかなか言いづらい、かなり特殊な育ちや能力ゆえの深ーいトラウマでした。
それを解決し合える二人だから、トン&ピはピース数の多いジグソーパズルみたいな(←意味不明)、味わい深いオンリーワンなんだぜ☆……と、春の陽気のせいかいつもこうなのか、妄想過多なキャラ語りでした。


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  1. 2012.03.08(木) _08:00:00
  2. キャラ語り
  3.  コメント:4
  4. [ edit ]

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comment

No title

  1. 2012/03/10(土) 10:09:37 
  2. URL 
  3. didi 
  4. [ 編集 ] 
緋翠様、お邪魔します。
久しぶりにド真ん中のトンマン語り。ワタクシモロ手を挙げて同感。同感ですよ。緋翠様ほど深く考察できませんが、ワタクシもずっと思ってました。
トンマンって、魂ごと沈黙してしまうオトメなんだって。
ミシルの饒舌に対して、なんとも不器用に思えて・・・。
観ているこちらとしては非常にハガユイものがありましたが、だからこそ愛おしいヒロインでもありました。
そっかぁ。あれは、「用心深い」ということなんですね。
それから、トンマンにとって、最も過酷だったのは、ソファに育てられたという事実じゃないかというのもずっと思ってました。
ソファなしで、完全な孤児で育った方が気楽だったんじゃないかと思うほど。ピダムがムンノに育てられたから可哀想っていう意見に対し、ずっと違和感を感じていたのは、この辺なんです。

トンマンの庇護者となれたのは、ユシンではなく、ピダムだったというその理由にも、同感。
ユシンには「家」やら「国家」という地面があるから、トンマンという「天」のような存在を自由に受け止めることはできないけど、ピダムならできる。・・・それはずっと、思ってました。
でね。緋翠様の考察でなるほど、と思ったのは、ソファもやはり、ユシンと同じという点。
純粋にトンマンのためだけではなく、もともと国家や王族のためにトンマンを守っていた人だったってこと。
もちろん、愛してくれていたと思うけど、出会った途端にただひとりの女として背景なしの愛情を注いだピダムとは、根っこが違うんですよね。

トンマンは長い間、あやふやな自分をきっちりと大地につなぎとめてくれる人たちに思いを募らせてきたんだと思うんです。
その代表格が、ソファ、チョンミョン、ユシン。
ソファの死の原因を追究してソラボルにきて、チョンミョンの死を受けて女王となる道を選び、その傍らにずっとユシンがいた人生では、彼女は、彼女自身を語ることも許すこともできなかった。
そういう人たちに自分をすっかり委ねることなど、もってのほかだった。

緋翠様のいう、トンマンは世界で一番孤独で肩肘張っている、所謂「可哀想な人」、「不幸の見本市」という表現には、泣けました。
トンマンが理解されていくという爽快感に、うっとりしました。
もともと、自己憐憫とは無縁の前向きハッスルガールですが、その本質を曇らせてしまうほどのトンマンの不幸は、なかなか理解されてないような気がするから。ほんと、トンマンの応援団としては嬉しくて。
ドラマを観てそう思うのではなく、考察を読んでそんな気持ちになるんだから、ワタクシも、相当トンマンに入れあげてますよね。

最後の最後になって、ピダムとともに生きようとしたトンマンもまた、愛おしさ満点。
「子ども時代を描くのがうまい」ということが、ここにつながっていくように思うんです。
ワタクシ、物語の最後のほうでトンマンとピダムの二人の場面をみると、必ず、子ども時代を想起するようになってました。
ピダムの子ども時代なんて、洞窟場面に関連するエピしか描かれていないのに、どういうふうに行動したのか、何を思っていたのか、何となく見えてくるような気がする。
もしふたりが幼少の頃から一緒だったら・・・っていう想像さえ呼び込む。ふたりでいることで、子ども時代の彼らも癒されていくような錯覚があって・・・。
人生の晩年を描きながら、子ども時代を想起させるということは、やはり、彼らの人生のありよう、もともとの生育暦がきちんと描かれているということなんでしょう。

・・・ああ、すみません。長すぎる。本当はもっと書きたいんですけど。
善徳語り・・・、職場の都合で今封印してます。緋翠様のおかげでまた火がつきそうだなあ。
やっぱり、トンマンは比類なきヒロインですよ
ほんと、すみません。まとまりなくて。
勘違い満載かも。

こんな感想送られても迷惑ですよね。今度また、ちゃんとまとめて再訪します。こんなメチャコメに、返信は結構ですから。ほんとすみません。

No title

  1. 2012/03/12(月) 00:24:54 
  2. URL 
  3. はせ 
  4. [ 編集 ] 
はじめまして、はせと申します。
あちこちブログを彷徨ってたらこちらに辿り着きました。
ドラマの二次創作は初めてだったので、こういう世界もあるのだなあと驚きでした(笑)

「不幸の見本市」に興味深く読ませていただいて・・・
トンマンがあまりにも芯が強くて、自分を憐れむ事無く生きてきたように見えるので、子供時代の過酷さには余り頓着してませんでした。
たしかにピダムってムンノに「可哀想?哀れだから?(でしたっけ)助けてあげたい」と言ってるんですよね。チョンミョンが死んだときの泣きっぷりが半端なかったのもあるんでしょうか。あれは凄かった。普段感情を抑えている分、爆発してしまうんでしょうかね。

最後まで純粋に女として愛してくれたピダム。
本当は子供のように守られて抱きしめて支えてかったトンマンが、ずっとピダムの愛情を突っぱねていたのはさぞかし苦しかったでしょう・・・ラブラインならではの苦悩する場面や、二人の関係や心情がどう変化していったのか、もっとドラマで見せてほしかったので残念でなりません。
関係ないのですが、女王時代のトンマンが、ピダムだけはずっと名前で呼んでいたと書いてた方がいらっしゃって、トンマンにはピダムが唯一特別な存在だったのかなあ思いを巡らしてます。

・・・もっと書き込みたかったのですが、時間がなくなってしまった(汗)
またお邪魔させていただきます。失礼しました。

didi様へ

  1. 2012/03/12(月) 00:54:54 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
didi様、こんばんはー!お返事が遅れてすみません(汗) didi様のコメントを読んだら、妄想がまた膨らみ、子役時代をいそいそ(脳内で)振り返ったりしてしまいましたv

そしてそして、トンマン語りにコメントを頂けて、凄く嬉しいです~!なので、お返事不要と言って頂いたのに、短めにお返事を…!(すみません)

> トンマンって、魂ごと沈黙してしまうオトメなんだって。

そうなんです。自分の出自がわかる辺りでも、皮肉ったり強がったり計略を練ったり他の人の心配をしたり、色々なことをしつつ、周囲の人を突き放そうとする姿が、「かわいそう」だなーと…。不器用ですよね、本当に。
それを「用心深い」と言うのが正しいかはよくわからないんですが、なんと言うか、「かわいそうな人だよな」と思ってしまいました。本当は甘えん坊で独りでは生きていけないタイプなのに、いつもギリギリのところで踏ん張って頑張って、「その生き方って苦しいだろうに……」と考えてしまいまして。

> それから、トンマンにとって、最も過酷だったのは、ソファに育てられたという事実じゃないかというのもずっと思ってました。

私もです。両親が揃っていない点を、ピダムは不自然に思わず、トンマンはずっとずっと不満に思っていたところを見ても、それだけ「ソファを守らなければ」と気負う部分が、幼少時から重く圧し掛かっていたように感じられました・゚・(ノД`;)・゚・

> 純粋にトンマンのためだけではなく、もともと国家や王族のためにトンマンを守っていた人だったってこと。

致し方ないこととは言え、ソファもユシンも、トンマンに出会う前に、彼らにとって人生で最も大事なものには出会ってしまっていたんですよね…。しかも、順番が変わっても、果たしてユシンがピダムのように生きられたかはわかりませんし。めぐり合わせって、とても大事なことなんだなと感じました。

> トンマンは長い間、あやふやな自分をきっちりと大地につなぎとめてくれる人たちに思いを募らせてきたんだと思うんです。

そう思います。故郷も親も、いっそ完全にわからないなら新境地へ旅立てたかもしれませんが、トンマンには、あやふやな故郷とあやふやな両親がいて、あやふやだからこそ、それらに繋がりたい気持ちが大きかったんじゃないかなと…。そして、あやふやだからこそ、いつ切れてしまうかわからない縁に全てを委ねると言うことが、とてつもなく恐ろしかったのではないかと妄想しています(笑)

> トンマンは世界で一番孤独で肩肘張っている、所謂「可哀想な人」、「不幸の見本市」

トンマンの「可哀想」と言う表現は、トンマン自身がドラマの中で「自分が可哀想だ」と皮肉っていることから、採用しました。素直に泣いて悲しんで甘えればいいのに、自分の置かれた状況を冷静に理解して、皮肉るしか出来ないなんて、本っ当に可哀想ですよね…!!(←落ち着きなさいw)

> 最後の最後になって、ピダムとともに生きようとしたトンマンもまた、愛おしさ満点。
「子ども時代を描くのがうまい」ということが、ここにつながっていくように思うんです。
ワタクシ、物語の最後のほうでトンマンとピダムの二人の場面をみると、必ず、子ども時代を想起するようになってました。

私もです。二人は赤ちゃんの時に出会ったきりで、それすらも覚えてない(もしくは知らない)はずなのに、トンマンもピダムも、お互いの子供の頃が見えている気がしました。
何より、ピダムは差し出した手を拒まれることがなく、トンマンは安心してその手に我が身を委ねることが出来る……と言うところが、二人の赤ちゃんの時とダブって、思わず涙が…・゚・(ノД`;)・゚・ 赤ちゃんだった頃と、同じ心で惹かれあっているように思えて、二人のラブシーンは凄く琴線に触れます。(そろそろ妄想がヤバいことになってきました(笑))
本当に、そう考えると、僅かなシーンなのに、二人とも生育歴が凄く丁寧に描かれているんだな…と感動しました。


……あああああなんだかお返事が纏まってなくてすみません(滝汗) 昨日から、頂いたコメントが嬉しくて何度もお返事にトライしたのですが、興奮し過ぎで泣けてきて(←危険)、ついに上手く纏まりませんでした…!・゚・(ノД`;)・゚・

はせ様へ

  1. 2012/03/13(火) 23:38:03 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
はせ様、はじめまして!管理人の緋翠と申します。

長旅を経て、よくぞ新しい世界へお出でくださいました(笑) ありがとうございます~!(私の場合は日本のドラマの二次創作の存在は知っていましたが、海外ドラマにもあるのかと驚きましたv)

> 「不幸の見本市」に興味深く読ませていただいて・・・

ありがとうございます!
トンマンの場合、自分を哀れまないことも特徴なので、ストーリーを追いかける段階では、私もトンマンの強がりに誤魔化されがちでした。徐々にトンマンの「可哀想」なところが伝わってきて、泣けてきたと言うか…。
ピダムは、チョンミョンの死んだ時が決定打にはなりましたが(あんな風に泣く人は、実生活でもドラマでも初めて見ました。女優さんすげぇ…とビビった記憶が(笑))、トンマンを細辛と引き換えにする辺りから、トンマンの言動に引っ掛かりを覚えている気がしました。思えば、自分が何か被害を受けたわけでもないのに、ピダムが人を斬る(殺す)のは、作中ではあれが初めてでしたし。

そして、私も、元々情が深いトンマンが普段から我慢しているから、爆発する時は凄まじいのかな…と思います。ピダムを拒絶し続けることも辛かったでしょうし、だからこそ、心を預けてしまった後の反乱に至っては、本当に生きていけない心が打ち砕かれたんだろうなーと…(T_T)
シーズン2を放送してくれて全然構わないと言うか熱望したいところですが(笑)、叶わぬ夢だと思うので、頑張って妄想します…。←

> 関係ないのですが、女王時代のトンマンが、ピダムだけはずっと名前で呼んでいたと書いてた方がいらっしゃって、トンマンにはピダムが唯一特別な存在だったのかなあ思いを巡らしてます。

確か、チュクパンに対しても昔馴染みらしい呼び方をしていましたが、身分の高い人達の中で名前呼び捨てはピダムだけでしたねーv 「司量部令」と呼びかけたシーンがパッと思いつかないくらいです(笑)
宮中の人はトンマンにとっては下克上(?)で追い抜いた人ばかりですし、本当に最初から彼女の部下だったのはピダムだけなので、公私共に特別な存在なのだろうなと勝手に思っていますw


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