善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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永遠に相思相愛でいる方法。@トン&ピ

なかなかあれこれ更新出来なくて、すみません(汗) 日々妄想は膨らんでいるのですが、メモ的なことばっかり浮かんでしまっています…orz

最近考えたことと言えば、ピダムの「全てを奪います」とは、どういう意味なんだろうかと言うことです。(←凄い今更感が…w)


* *


即位式にて
↑即位式のトンマンと花郎の皆様。

よく、「君の愛したもの(産んだ子)なら、僕は愛せる」的な台詞をファンタジーの権化☆宝塚では耳にするんですが、ピダムの言うことはそれとは全く違います。んで、「全て」とはなんだろう……って言うか、その全てに新羅が入るのなら、それは愛だけでなく野望でもあるんじゃなかろうか……と、急にモヤモヤし始めたのです。
その時ふっと、ピダムの愛し方って、つまり、24時間365日年中無休で愛して欲しいってことなのかなあと思いまして。

なんと言うか、「常に私のことを想っていて欲しい。何をするにも、私をまず思い浮かべて欲しい」と言った、時間的に相手を支配するには、相手が余計なことを考えたら駄目じゃないですか。ピダムだったら、トンマンが彼のことを考えている瞬間が全てになる為には、「彼と全く関係のないユシンのことや、政治のこと、ミシルのことを考えている瞬間」を、奪ってしまわないといけないんですよね。
だから、ピダムが奪いたかったのは、実はトンマン自身ではなく、彼女を取り巻く「全て」のものだったんじゃないかと思うんですよ。
ユシンやミシルの生殺与奪権を握って離そうとしなかった(あるいはその権利を持っていることをトンマンに主張した)のも、彼らの生殺与奪権を握ると言うことは、イコール彼らを手にしたと言うことになるからであって、ユシンもミシルも神国も奪い、自分のものにしてしまえば、トンマンがいくらそのことを考えようと、それが「ピダムの付属品」について考えていると言うことに、(理論的には)なりますよね。

前に、ピダムのことを「鹿に懐いてもらおうとして、その鹿の住んでる山を買収するタイプ」と評したんですが、「鹿=トンマン」なら、「山=トンマンを取り巻く全て」だったんだなーと、今になって今更ながら思いましてw

ピダムは、根本的には理屈っぽいところがあって、愛情と言うものに対しても、それを理論的に構築しようとした。「有り得ないものは、有り得ない」の精神の下、まず理論的にトンマンの「全て」を奪って我が物にして、そのことによって愛を得ようとした。

ピ「彼女を取り巻く全てが私の物であるなら、彼女が何に想いを向けようと、それは全て、私に想いを向けていると言うことだ」

って、理屈から言って自分を安心wさせられないと、ピダムは落ち着かなかった。
そして、トンマンから全てを奪った上で……つまり、「自分の周りのもの全てがトンマンに通じてるピダム的には、完全に相思相愛になった状態で、トンマンと結婚する」と言うのが、ピダム的な『正しいお付き合い』だった。
権力にモノを言わせて嫁にするんじゃなく、ピダム的にはもうこの上ない相思相愛になった上で、皆に認められて恋愛結婚する。それがピダムの夢。ミシル曰く、「青い夢」。トンマン曰く、「お前は徐羅伐で一番幼いなあ…(※こんな口調ではありません)」な求愛方法。
一番になりたければ、二番以下を消せばいいと言うことなのかと思いきや、そうじゃなかった。

永遠に彼女にとっての一番で在り続けたければ、二番以下の世界の全てを、自分の付属品にしてしまえばいい。

と、ピダムは考えたし、それを実行しにかかった。
……これが、ピダムの恐ろしさであり、遠大過ぎて、一般人には「無理だろソレ。って言うか思いついても実行しようとはせんわ普通」としか言いようがないピダムのヘンタイ的な(コラw)愛し方、相思相愛になる方法なんかな…と思いました。
だから、ピダムにとっての神国とか三韓一統とかは、あくまで「二番以下のもの」であって、一番に比べれば、実はどうでもいい。でも、一番の人と相思相愛になるのは、二番以下のものを全部自分のものにしておきたいから、神国も三韓一統もやっちゃうぞー☆程度のもの。

42話でピダムと清遊に出たミシルは、息子のそう言ったものの考え方、女の愛し方を知ったからこそ、ピダムを殺さなかったんじゃないかなーと言う気がします。
ミシル自身は、神国も三韓一統もくだらないなんて到底思えないし、その重みと戦って生きてきた。だからこそ、才能豊かな天才ミシルが(ミシルはこれぐらい自意識高そう。←)成し遂げられなかった野望を果たすのは、案外、同じ天才でも青い夢を見てるようなヤツかも…と、直感的にピダムを生かしたんじゃないでしょうか。息子だからと言うことも勿論あるでしょうけど…。


んで。
ピダムがそうやって愛したトンマンは、結果的にピダム的相思相愛になりました。
トンマンがピダムにとっての一番であったように、ピダムはトンマンにとっての一番になれたし、ピダムがいない世界に、トンマンの居場所はなくなった。ピダムは、トンマンから「全て」を奪った。ピダム自身が望んだ、「自分が反逆者として処刑され、トンマンは生き残る」と言う選択肢すらも、彼はいつの間にかトンマンから奪っていた。
ピダムは自分の愛し方でトンマンを愛して、それは叶ったわけですが、その為に、トンマンもピダムも、共倒れ以外の逃げ場を全て失ってしまった気もします。


なーんてことを、近頃ほけほけ考えてました(ノ∀`;)
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  1. 2012.06.10(日) _22:47:19
  2. キャラ語り
  3.  コメント:4
  4. [ edit ]

<<6月9日と10日に頂いたコメントへの返信 | BLOG TOP | リレー連載『偽りが変化(か)わるとき ~砂漠編』  by 緋翠>>

comment

  1. 2012/06/11(月) 05:13:48 
  2. URL 
  3. poko 
  4. [ 編集 ] 
こんばんは。
ピダムの愛し方について、そうそう!そうだよね…と思いながら読んでいました。
ピダムの「全てを奪う」愛し方は、平凡な人間にはそら恐ろしく、猟奇的(笑)にも思うのですが、
それを私好みの男前様がするのが、堪らなく、
即位式の例のシーンなどは、すり切れるほど見てました…そう言えば。

現在、その後の実行期間を再々再々…視聴中でして、たまたま…(やっと入手したKNTV版)。

普通は、
…と思ったけど、やっぱり大変! 誰にも言ってないし、や~めた!
てなことになるそうなのに、ピダムの男前らしからぬ粘着質な行動に再度萌えてます。

ピダムが全てを奪おうとするのは、ミシルのマインドコントロール(最期の言葉であり、新羅を長い間実効支配してきた人の言葉だから、重く受け止めて…)によるものだ(100%)と思っていました。

死後も尚、トンマンに戦いを挑むため、
ピダムに「全てを奪え」という言葉を投げかけ、絡め取ることに成功したのかな…と。
特殊な環境で育ったピダムには
一般的な方法で恋やら愛を成就させる術がわからず、そこんところをミシルに見抜かれて(見込まれて?)、ピダムが後継者になった…しかも、その青臭さもポイントだったかも…!?
やはり、善徳は面白いですね。

その「青臭い」絡みで、
ピダム最期のところで、ミシルの言葉を思い出すシーンがありますよね。
ピダムは自分の青臭さを自嘲しているのか、
マインドコントロールがとけたのか…
彼があそこで何を悟ったのか悟らなかったのか、
未だにいまいちストンとこないのですが、緋翠様はどう思われますか?

のんびり書きすぎて、おはようございます、になってしまいましたf(^_^)

poko様へ

  1. 2012/06/13(水) 23:45:49 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
poko様、こんばんは~!
ピダム話にコメントを頂けて嬉しいですvv

> ピダムの「全てを奪う」愛し方は、平凡な人間にはそら恐ろしく、猟奇的(笑)にも思うのですが、
> それを私好みの男前様がするのが、堪らなく、
> 即位式の例のシーンなどは、すり切れるほど見てました…そう言えば。

「ただしイケメンに限る」と言うやつですね(爆)
私も今テレビ東京のおかげでミシルの乱を見れているのですが、改めて見ると、「なんでこんなめんどくさいヘンタイ男をトンマンは愛したんだろう……」と、トン&ピファンの風上にも置けない感想を持ってしまったんですがw、ドラマの中で、あの麗しい役者さん達がしているからこそ、アリな関係なんだなーと思ってしまいました。
勿論、トン&ピは大好きなんですけど(強調)、でも、猟奇的と言うか、フツーじゃないですよねw

> やっと入手したKNTV版

おお、おめでとうございます~!!やっぱりkntv版がいいですよ!!と回し者のように宣伝しておきますw(私も42話まではkntv版を持ってないので、ぜひ欲しいところです…!・゚・(ノД`;)・゚・)

> ピダムが全てを奪おうとするのは、ミシルのマインドコントロール(最期の言葉であり、新羅を長い間実効支配してきた人の言葉だから、重く受け止めて…)によるものだ(100%)と思っていました。
> 死後も尚、トンマンに戦いを挑むため、
> ピダムに「全てを奪え」という言葉を投げかけ、絡め取ることに成功したのかな…と。

これは改めてミシルに注目して見ていて思ったんですが、基本的に「自分が」なミシルにとって、ピダムを生き残らせるだけならまだしも、彼に自分の部下達を残すことって、並大抵のことじゃないですよねー……と思った時、49話の冒頭で、ミシルがトンマンを殺すべく射た矢を、ソヨプ刀に阻まれたことが大きかったのではないかと言う気がしました。あの瞬間、ミシルは、彼女を負かした相手は、トンマン一人でも真興大帝一人でもなく、「連綿と続く王者の血」みたいなものなのではないかと痛感した部分があって、だから49話の最後に、「ピダムは私の息子です」とすんなり認めたのではないかと…。
「自分一人では倒せない相手も、血と才気と意志を継ぐ者によって倒せるかもしれない」と言う思いが、ミシルのピダムに対する態度を確固たるものにしたんじゃないかなーと思いました。(確か、その前までは、ピダムと接触はしても、彼との親子関係は否定する立場で貫いていたような…)

> ピダム最期のところで、ミシルの言葉を思い出すシーンがありますよね。
> 彼があそこで何を悟ったのか悟らなかったのか、
> 未だにいまいちストンとこないのですが、緋翠様はどう思われますか?

あ、私の場合は、まずミシルのマインドコントロールはないなぁと。ミシルは印象的な言葉を発しますが、それは相手を操っているのではなく、相手の中に元々ある感情とか才能を引き出しているだけだと思うんですよ。
ピダムには、自分の大事な本を守る為に、それを奪った人間のみならず、奪った人間に関わる「全て」の人間を殺した、と言う過去がありましたよね。つまり、ピダムの「大事なものを手放さない為に、全てを奪う」と言う考え方は、そもそも彼の中にあって、ミシルはそれを見抜いて「自重しなくていいんじゃないの」とブレーキを緩めてあげたのではないかなと言う気がします。ただ、ミシルはその考え方で女王を愛したらどうなるかはわかっていたでしょうし、その難しさも知っていたはずです。だから、「青い夢」だと評したんじゃないかと。

んで、最終話でその言葉をピダムが思い出したのは、「青い夢」が、彼なりに叶ったからこそ、思い出したように見えました。
「青い夢」の台詞の直前、ピダムは完全にユシンの言葉を無視して(笑)、天幕から出た人影を見て「陛下なのか?」ってしつこく確かめてるじゃないですか。
ピダムの最期の望みは、「反逆者として、貴族を道連れに死ぬ」ことと「陛下に伝えたいことがある」からそれを伝えること…つまり、会えるならトンマンに会って、「トンマナ」って囁くことだったと思うんです。でも、トンマンは裏切ったピダムを憎み、許さないだろう…と考えていたのに、なんと、「止めてください」と止める家臣を振り切って、トンマンが危険を承知で自ら表に出て、ピダムにその姿を見せてくれた。トンマンは、ピダムが彼女を裏切り指環を突き返してもまだ、彼の最期の望みを叶えてくれた。
……と言うわけで、ピダムとしては、ある意味最上の形で「青い夢」を叶えられて、未練もなくなったんじゃないかなと、思いました。ピダムが晴れやかに見えるのは、あそこでトンマンを見つけた瞬間、ピダムはトンマンから「愛してる」と言ってもらえたようなものだからではないかと…。
どうも、私の中では最終回のピダムは「悔いなし!」なキャラに見えているみたいですw

管理人のみ閲覧できます

  1. 2012/06/21(木) 23:46:14 
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  3.  
  4. [ 編集 ] 
このコメントは管理人のみ閲覧できます

nana様へ

  1. 2012/06/23(土) 14:36:45 
  2. URL 
  3. 緋翠@管理人 
  4. [ 編集 ] 
nana様、再びこんにちは~!

> この見解、目から鱗でもあり、ガツンと腑に落ちた感じがしました☆

うおわわわありがとうございます…!「ガツンと」と言う辺りが、なんだか穏やかならざる感じで少々心配ですが(笑)、「こんな見方をするやつもいるんだなー」と思って頂ければ幸いですv
そして、またドラマを見直したり、リンク先の皆様の記事から刺激を受けたりして、新しい見方を発掘していきたいです。心の深い部分……かどうかは、ちょっと妖しいですがw


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