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善徳女王の感想と二次創作を中心に活動中。

RhododendRon別荘

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チュモンとイ・サンと善徳女王とキムシン。

チュモンが今日やってたのでチラ見。
主人公チュモンのお母さんが、プヨ王に殺されてました。理由は痴情の縺れです。ちなみに公衆の面前です。王様の息子を始め、皆が見ている中、「私を置いていくなど許さない。もしそうするならお前を殺す(要約)」と王様は宣言。「私の心はチュモンとその父のものです。アンタなんかどうでもいい(要約)」と答えた主人公のママ(プヨ王妃でもある。王様が横恋慕し、主人公のパパから奪った模様)を斬り、まだ息のある彼女を抱きしめて泣く……と言う。ちなみに公衆の面前です。王様と王妃様の愛憎劇が、王子や重臣の前で繰り広げられています。

……チャンネル変えました(笑)

見るのはイ・サン。昨日録画しといたやつです。チャングムチームが生まれ変わったんじゃ、としか思えないほどに役者さんが被りまくっています。
わーい楽しい。二次創作意欲は全く湧きませんが(笑)、超完璧な王子様ヒーローと、可憐で魔性の天才絵師なヒロインと、おちゃらけつつも善人な助演達と、期待を裏切らない悪役チームと、どーんとその迫力で場を締める王様がいる。めちゃくちゃバランスがいい。内容も王道で、でも練ってあって面白い。今のところ、疑問なのは世孫を廃位にした後、王妃は誰を後継者にするつもりなのか、ってことぐらい。対抗馬いなきゃ意味なくないか、と言う……。

さて!
そんな感想とは全く関係ない、今日知ったニュースに対する愚痴です。例によって酷いので、続きにしまっておきます。でもトンマンファンなので、言わずにはいられない!(笑)

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  1. 2010.08.22(日) _00:29:16
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カットに見えるトンマンの苦悩。

※本日三本目の記事です。



公式ブログより、60回から62回までのカットシーン情報まとめです。

ちなみに↓は61回のワンシーンでカットはされていませんでしたが、個人的ツボポイントです。
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ヨンチュン、死体の着物の隙間から覗く指輪を目敏く見つけ、一言。
ヨンチュン「これは陛下の指輪ではありませんか! 何故この者に……!?」


ヨンチュン、何故トンマンの指輪を知っているww
しかも凄い目敏い! 指輪、一部しか見えてなかったのに、すぐにトンマンのだとわかるのか…。手に注目するタイプなのかあるいはよっぽどトンマンに注目していたのか(笑)(ほら、あの、女王様の衣装は袖が長いせいか、普通に立ってる時は絶対に手なんて見えないじゃないですか。会議の時だって、基本的にはトンマンの手は膝の上ですし……どこでチェックしたんだ、と不思議に思いまして)
ドラマでは苦労ばかりのヨンチュンでしたが、国婚の時と言い、トンマンのプライベートな部分に敏感だったりショックを受けたりするヨンチュンがツボです。お兄ちゃんだわ…!(え)


今日、久し振りに57、58、61話のチュンチュを見たのですが、やっぱり何考えてんのかわかりにくいですね!(笑) ユシンやアルチョンが終始一貫しているのに対して、二人よりデリケートな地位にいるチュンチュは心の中がめちゃくちゃ揺れ動いている気がします。
ただ、一つはっきりしているのは、チュンチュはピダムを恨んではいない、と言うことかなあと。チュンチュがピダムをミシルの息子だと言うのは、必ず、トンマンがピダムを死なせたくないが為に必死で庇う時なんですよね。チュンチュはどんどん顔つきが厳しくなっていきますが、あくまでトンマンの煮えきらない態度に業を煮やしている感じがします。
話変わって、カットになったトンマンからチュンチュへの遺言シーンで、第一声から苦言を呈された為か、途端に不貞腐れたチュンチュの座り方が好きです(笑) 子供でも臣下でもなく、普通に成人男性としての座り方をしているんですよ。全く畏まってなくて、ツボです(また、マニアックなところを…)

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  1. 2010.08.25(水) _22:05:49
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「2」@善徳女王43&44回

熱海の捜査官と言うドラマがありまして。このドラマを、管理人見ております。
民放のドラマを見るのは久し振りで、しかも途中からとは言え毎回毎回リアルタイムで見るなんていつ振りだよオイ!な感じなんですが、とにかくツボにはまってます。脚本と演出が。役者さんに関しては、ちょっとキツいところもあります。なんちゅーか、世界観を壊してる人が何名かいるのが…orz(※あくまで管理人視点です)

さて、その熱海の捜査官。
このドラマ、刑事物であるからして、当然事件があります。事件は何年か前に起きた、少女四人の失踪事件。バスごと消えたようです。
その四人のうちの一人が、現れた。
そこから事件の捜査が再開される。捜査をするのは、広域捜査官。日本版FBI。

事件を解くキーワードは、「ライン」と「2」。
「ライン」を挟んで存在する「2」つの事象、存在。
こちら側と、あちら側。追う者、追われる者。知る者、知らぬ者。犯す者、守る者。
男と女。少年と少女。
「2」が、「対」が繰り返され、リプライズされる世界。

「ライン」とは何か?
それは、「2」のモチーフと四人の少女の名前から、何となく想像はつく。
・東雲麻衣:東雲(夜明け)、麻衣(舞)。天照が岩戸から出る際のアメノウズメは、夜(死)の世界を昼(生)へと導く。
・月代美波(つくよ みなみ):月読、波。月読は若返りの水「変若水」を持つと言われる。
・椹木(さわらぎ)みこ:さわら(早良)と言えば、あちらの世界の代表的存在。タタリガミ。そして、巫(みこ)。
・萌黄泉:そのまんま、黄泉。
あとこの四人と関わる少年も、「四十万新也」……「しじま」、「静寂」。
まーテーマとしてはありがちな、『死』がこのドラマのテーマなんだろうなーと思うのですが、この「2」の手法が私はツボなので、楽しく見ています。グロテスク過ぎないところも、ちょっとおどろおどろしい雰囲気を保ちながらコミカルに進んでいくところも好きです。敢えて言うなら、これ、あと一回で伏線全部回収出来るのか…!?と心配になるぐらい。

んで。
この「2」は、善徳女王にもたくさんあって、なんちゅーか、好きですv
コンビと言うのともペアと言うのとも違いますが、例えばハジョンとポジョン、ユシンとポジョン、トンマンとミシル、トンマンとピダム……何より、主役が双子ですもんね!(笑)

とまあ前置きはここまでにして、久々に善徳女王の感想です! BS版ではなく、kntv版の感想なのでご注意下さい。

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  1. 2010.09.11(土) _18:06:43
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女王時代のちょっとしたツボシーン集。

↓の画像は管理人が「この時代に一度結ばれてて欲しい!」と思うトンマンとピダムです。

女王時代初期

この画像を選ぶまで気付いてなかったんですが、これって司量部ですよね…? おお、司量部(しかも多分ピダムの執務室)に来るトンマンなんて、なんて貴重なんでしょう!(笑)
トンマンもピダムも笑ってるし、ビジュアルも無理がないし(笑)、この頃にラブラブになってくれてたら嬉しいですね。あ、いえ、ラブラブって言うと語弊がありますが、公私共にパートナーになって、でも恋人同士でも結婚するわけでもない不安定な関係なもので破綻してしまう……と言う展開を勝手に妄想しています(…)

それにしても常々残念に思っているのは、どう言うわけだかトンマンのバックに花がないと言うことですね!!!
ユシンやソルォンが花背負って出てくるのに、なんでトンマンのバックっていつも無機質なんですか。後ろに花があるだけで五割増で華やかになるんですよ!? 実際、ミシルは花背負って出る時は美人度が増してるし。なのになんで男ども(言葉遣いが…)が花背負って出てくるシーンで、トンマンの背後に花がないのか! 会議中のユシン・アルチョン・ピダムの花郎軍団に花なんて要らんだろぉおおお!!

とまあ叫び過ぎなのでちょっとテンションを下げまして。
続きから、女王時代に密かに管理人がツボったシーン集とその写真です。写真は全て公式ブログより拝借、ネタバレし放題ですのでご注意下さい!

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  1. 2010.09.22(水) _21:24:51
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善徳女王完全版45&46話雑感。

イケメンの法則。別名・仁左衛門様の法則。
これは、「乱れ髪がカッコいいかどうか」と言う法則です。乱れ髪になった時、水も滴りそうな美男子に見えたらその人は美男子、見えなかったらそうではない、と言う…。(『太閤記』の仁左衛門様の蘭丸の乱れ髪はマジでヤバイですよ!!)(って、それを映像で知ってるお前は何歳だよって言う…。笑)

この法則で行くと、ピダムとウォリャはイケメンです。美男子です。うるわしやー。

でも。


アルチョンは、違う。


……と言うことを、46話を見て改めて実感しました。
いくら私がアルチョンファンでも、多分誰よりも酷い目に遭っているアルチョンが可哀想でも、あのボロボロアルチョンはイケメンには見えません。……つまり、アルチョンは美男子ではないんですね。うわーん。

あ、ユシンですか?
ユシンは、我が家では「ソルチと似てるよねー」と言われています(うおおおおおい)
不思議ですよねー。スーツ着た写真で一番イケメンなのはユシンなんですが。ぶっちゃけガイドブックのインタビュー写真、ピダムよりウォリャより素敵なんですが。……なんで時代劇だとイケメン度が落ちるんでしょう?
ピダムはインタビュー写真はしょっちゅう変な顔(コラ)してるし、変な髪形してるし、ウォリャは、前に見たテレビでの日曜日のお父さんスタイルがどうにも印象が強くて、普通の格好をしてるとイケメンに見えなくなってきておりまして…(笑)

あー、ユシンに関しては、現代ものも見てみたい気がします。……多分と言うか絶対、見ないとは思うんですけれども(あんまりドラマを見ない管理人です。汗)


続きから、45話&46話雑感です。
kntv版の感想中心ですー。45話の雑感は、前に拍手返信の記事に書いたものを手直しした感じですので、見覚えがある方もいらっしゃると思います(笑)

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  1. 2010.10.01(金) _00:20:03
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整理してみよう@ミシルの乱・前半戦

ミシルの乱は製作陣の気合を感じる出来栄えで、前半戦だけで、王宮(宮殿)、地下迷宮、フンミョン団の砦、ヨムジョンの賭博場兼隠れ家、復耶会の砦、チュジン公の陣……と、色んな場所が出てきます。
んで、それらが複雑に絡み合うので、ぶっちゃけよくわからん!な部分がわりと発生。第一、フンミョン団の砦(本拠地)とか、わかってる人いるのか!?私はガイドブックを見るまでよくわからんかったぞ!?と理解力の低い管理人としては、せっかくなので、この機会にトンマンやその周囲の行動について纏めておこうかと思います。ミシル側は動きがない分、見てれば理解出来るので問題なし!

●場所の説明●
・王宮(宮殿)→乱を起こしたミシルが衛国府令として掌握。トンマン陣営のうち、多くの者が反逆者としてここに捕らえられている。
・地下迷宮→ミシル宮、神堂、花祀堂などを繋ぐ秘密の地下通路。仁康殿から外に出るものもあるが、ミシルはそれらを把握している。
・フンミョン団の砦→ヨムジョン率いるフンミョン団の本拠地。山城と言えるが、商人ヨムジョンの私邸のようなものなので、兵力はあまりない。
・ヨムジョンの賭博場の側にある隠れ家→月城の都会にあるところが利点だが、砦ではないので、防衛機能は皆無に等しく、また兵もあまり置いておけないのが欠点。
・復耶会の砦→ウォリャが掌握しており、防衛機能はフンミョン団の砦に勝る。秘密結社として長年培ってきた用心深さがあり、ミシル陣営にもその場所は知られることがない。
・チュジン公の陣→上州亭チュジンが五千の兵を率いて徐羅伐郊外に布陣。徐羅伐では最大の兵力となったが、地方貴族であるチュジン自身の身分は高くない。


てな感じで、メモしていきます!
47話のネタバレがあるので、まだ見ていない方はご注意下さい。

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  1. 2010.10.03(日) _11:14:44
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善徳女王47&48話雑感。

ガ、ガイドブック下巻が破損しました…!(ll゚д゚ll)ガーン

ストーリーガイドの前のセット解説ページが半分取れてしまった…読みすぎですか開き過ぎですかそうですか…(゚つд`゚)・。

とちょっぴり落ち込みつつ47話と48話の感想を。いつも通り箇条書きで、BS版とkntv版がごっちゃになっているのでご注意下さい。


頂いたコメントへの返信はまた後ほど!

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  1. 2010.10.15(金) _18:41:47
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トンマンを想う。@善徳女王51~53話雑感。

またまたBS版を見ずに完全版を見てしまった…!
我が家では父がイルジメに続き女王時代もギブアップしたので、一人で見ております。イ・サンは、じいちゃんが死んだ途端に暴れん坊イ・サンが本性を現し、「やっぱりお前恨み骨髄だったんじゃんww」と思わずウケた管理人。てゆーかファワン様一派に泣きました。うわーん、ひどい、ひどいよーポンちゃん!!(もはやどっちが悪役か判別出来てない管理人)

その一方で、善徳女王は楽しいですーv 女王時代、評判は悪いんですが、私は好きなんですよねー! あれこれ想像の余地があって、すっごく面白い。誰が何を考えているのか、どういう状況にいるのか、台詞にない部分を考えるのが非常に楽しいです。陰謀渦巻いてていいなー。おもしろー。
あ、もちろん恋愛面も好きです。「お前と違ってユシンは私の気持ちを何もわかってくれない。寂しい」とピダムに打ち明けちゃうトンマンと、打ち明けられたと言うこと自体が凄いことじゃん、って点はスルーして、「またユシン……!」みたいにイラつくピダムのやり取りが、この二人らしくって。トンマンがピダムピダム呼び捨てで連呼するのもわんこらしくていいと思います(は?)
周囲の陰謀に振り回されつつ揺らがないユシンも好きだし、外野からあれこれ探るチュンチュも好き。ヒロイン(え?)ウォリャも好き。
楽しいや、やっぱ!
やはし、女王時代がなければ、二次創作してなかったなーこれはwと改めて実感しております。ミシルがいる間もすっごく楽しかったんですが、RPGやってるような感じがあって、二次創作したくなるような余白はあんましなかったもので…。(事実、あんまし公主時代は書いてないしなあ) 好みですねーこれは。

ではでは、続きから51~53話のトンマンへの雑感(※完全版につき注意)と言うか呟きです。脈絡なく、めちゃくちゃなことを言っているのでご注意下さい(汗)

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  1. 2010.11.21(日) _11:24:39
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私自身は、いない。@善徳女王54話あらすじ&トンマン解析。

<お初!管理人的今回のあらすじ>
(※長いです。台詞は意味が通じるようにちょっとだけ直してます。kntv版は日本語的に「?」なことがあるので)


自ら宮中に戻ってきたユシンだったが、その信義は変わらない。これまで通り、どんなことをしても伽耶を手放してはならないと強硬に主張。復耶会の行方も語ろうとしない。
チュンチュは、ユシンが倒れれば勢力図が大きく変わり、ピダムが宮中を牛耳ると警鐘を鳴らすも、トンマンは復耶会が王にと望むユシンを野放しには出来ないと切り返す。同時に、復耶会を撲滅すると決意し、チュンチュに警告する。復耶会やピダムはトンマンには従ってきたが、次の王に関してはそれぞれに思惑があり、チュンチュを支持してはいない。ユシン、ピダム、そのどちらもが皇位を狙える場所にいる。聖骨でないお前が王になるには、(女性たるトンマンがそうだったように)自ら矢面に立ち、彼らを手懐け、従わせなければならないと。
ピダムはユシンの流刑を命じたトンマンの心情を気遣い、ユシンを徐羅伐に留めるよう薦めるが、トンマンはそれをはね除け、復耶会が抜けた穴を埋める為の人事改編案の作成を命じる。
ユシンに対する厳しい処罰は、兵部を始めとするかつてのトンマンの仲間達の反発を招く。トンマンの苦悩を知るアルチョンもそれでもユシンを諦めないよう諭し、チュクパンもこの際ユシンと結婚して(彼を守って)はどうかと勧めるが、トンマンは頷かない。かつての仲間達は、ユシンなくしてトンマンはないと考え、貴族達もまた、自らの右腕であるユシンを流刑に処したトンマンの心の内をはかりかねている。
一方、ミセンはこの機にピダムがトンマンと結婚し、さらには一気に勢力を拡大すべきと進言。(ハジョンが「でも結婚はいつも断られてきた」と突っ込むも、ミセンは「心には時期がある。わからないだろう」と主張。)しかし、トンマンの態度に傷ついていたピダムは、人事案についてのみ言及。以前からの計画通り、チュジンを兵部令に、アルチョンを上将軍にすることを確認する。(ハジョンが自分にも役職をくれ、私は才能ある人材だと主張w)
ところがピダムの改編案に反して、トンマンは兵部令はソヒョンに留任させ、上将軍は空位のまま、チュンチュを内省私臣に任命。これまでの司量部の働きによって臣僚の紀綱も十分正されたとして、兵部と司量部を内省私臣の下に置き、司量部に復耶会殲滅の権限を与える代わりに、それに専念するよう命じる。(多分、それ以外の細かいところはピダムの案を受け入れたと思われる。)
皇帝直属であり、常にトンマンと密に連絡を取って司量部を動かしてきたピダムはその措置に納得出来ず、トンマンに説明を求める。人払いをしたのか、トンマンは侍女のいない寝室にピダムと入る。

「何故です。理由を教えて下さい」
「言った通りだ。臣僚の紀綱は――」
「(遮って)私が、信じられないのですか?ユシンが悪いのに、何故私を遠ざけるのです」
「……(視線をそらす)」
「ユシンがいなければ!陛下のお側にいられないのですか。私の忠心は、陛下に対する思いは……見えないのですか」
「(ピダムを見て)見える。私に対する欲望も、私に対する思いも」
「ならば、何故?」
「一つだけ、ミシルを羨ましく思うことがある。ミシルが王ではなかったことだ。ミシルは(視線を下げて)恋をし婚姻すれば、勢力を肥やすことに繋がった。だが」
「(一瞬視線をさ迷わせて、またトンマンを見る)」
「私が恋をし婚姻すれば、紛争の種となる。違うか?(語気を強めて)お前には、私を通して権力と神国を得ようと言う欲はないか?」
「(ぴくりと反応)」
「私に感情がないとでも?(視線を落として潤んだ瞳になり)私も、誰かに支えられ、慰められ愛され、生きていきたい。(ピダムを見て)お前に触れられれば、胸が弾むのだ」
ここでピダム、トンマンにしがみつく。(違)トンマン、危うく抱きしめ返しそうになるも、引き剥がす。(ミセン間違ってなかった!笑)
「だが、駄目だ。(ピダムを強い目で見て)私は…!」
「何故。何故です」
「私はもう女ではない。一国の王なのだ。(強い眼差しのままピダムから視線をそらして)私を捨ててまで王権を維持した父――真平帝。命を捨てた姉上――チョンミョン公主」
「(違うと言いたげに軽く首を横に振るも、何も言えない)」
「智證帝、法興帝、真興帝……その全ての人が私に下した任務は一つだ。新羅を滅亡させないこと。王権を強化すること。そして…(ピダムを強く見て)三韓一統を成し遂げること」
「(ハッとして目をそらす)」
「その時まで、私自身はいない」
「(少し冷ややかにトンマンを見る)」
「ピダム。(頼み込むような口調で)私を所有しようとするな」
「……愛は、所有することです」
「ピダム。どうか、私に選択をさせないでくれ」
「(視線をそらし、さ迷わせる)」
「(前を見据えて凛々しく)誰であれ、私を手に出来ない。私が王である限り」
「……」

暫し視線をぶつけ合った後、ピダムは去る。表に出たピダムは荒々しく手すりに両手をつき、仁康殿を振り返って睨んだ後、やるせなく視線を落とす。
司量部の降格を知ったソルォン、ミセン達は、トンマンの意図を探ろうとする。そこでソルォンが、トンマンは司量部の台頭を重く見たのだと推理。司量部には復耶会殲滅の権限と同時にその責任が与えられた。つまりこれは、復耶会を殲滅出来なければ司量部の落ち度とし、殲滅すればユシンを復権させると言うトンマンの策だと看破する。
外に出たミセン、ハジョンは、状況を打開する為に、ヨムジョンにユシンを始末するよう指示する。今では汚れ仕事はソルォンではなく、ヨムジョンの担当になっていた。
楼台に立ったソルォンは、徐羅伐を見下ろして思索に耽る。そこへトンマンが現れ、二人は言葉を交わす。ソルォンは挑戦的な微笑を浮かべたまま視線を伏せ、トンマンも油断することなくソルォンと景色を眺めている。

「璽主もよくここに?」
「はい、陛下」
「私は円滑に皇位を継いで、自らの政を始めることが出来ました。それは、ソルォン公のお力添えなしには難しかったに違いありません」
「いいえ、全て陛下のお力です」
「璽主の側には、多くの才能豊かな人材がいました。(ソルォンを見据えて)……璽主の遺言は何です?」
「(微笑が消え、真顔になる)」
「璽主がソルォン公に残した遺志です。……それが何であれ、ピダムを揺さぶるな」
「(視線を上げてトンマンを見る)」
「結果として、それが璽主の意に沿うことになります」

ソルォンは何も答えない。トンマンもそれ以上のことは言わない。
徐羅伐を出たユシンに、トンマンの命令書が密かに渡される。ユシンはトンマンの命令に従って、百済の陣営を偵察してから流刑地へ赴くことに。
ユシンが消えたことを知り徐羅伐に舞い戻ったヨムジョンは、新たに偵察部隊を組織していたピダムにユシンが行方を眩ましたことを報告。驚いたピダムは、その一方でヨムジョンが勝手にユシンを暗殺しようとしたことに気付き、怒りを露にするが、ヨムジョンの処罰はせずに逃がした犯人を推理。ウォリャか、あるいはトンマンではないかと考える。
百済の陣営に潜入したユシンがケベクに探りを入れている頃、トンマンはアルチョンを連れて新たに開墾した農地の視察をしていた。トンマンの農業政策は功を奏し、年々収穫量も自作農も増えていたが、トンマンの愁眉は開かない。トンマンはアルチョンに不安だと告げる。
徐羅伐ではユシンが流刑地にいなかったことを報告しにピダムが仁康殿を訪れるが、トンマンは視察の為に不在で、ヨンチュンとチュンチュが留守を預かっていた。視察を知らされていなかったピダムは憤懣やる方なく去ろうとするが、チュンチュはピダムを呼び止め、報告をさせる。報告を聞いたチュンチュは、復耶会を追うべき司量部が許しもなく何故ユシンの行方を調べに行ったのかと問うが、ピダムはユシンとウォリャの繋がりを指摘し、チュンチュの問いをかわす。
ピダムはポジョン率いる偵察部隊を百済の陣営に派遣し、ユシンとウォリャが未だ繋がっていることを確認、ユシンを捕らえる。ユシンが百済の間者であるとされ、徐羅伐に連れ戻されたことを知ったトンマンは怒りを露にするが……。

<54話あらすじ終了>


長っ!(続きも長いです。汗)
ええと、あくまでトンマン解析が目的なので、ユシンの大冒険はカットです。すみません。

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  1. 2010.12.08(水) _22:58:39
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ピダム式求愛、再び。@善徳女王55話あらすじ&トンマン解析。

ほとばしるウザい情熱のままに突き進んでいるこのトンマン解析ですが、あくまでトンマンファンの管理人による私見なので、その点にご注意下さい。ガイドブックとは結構違う解釈をしております。訳も、英語字幕も参照しているので、フジともkntvとも違う部分があります。


<管理人的今回のあらすじ>
(※またまた長いです)

ユシンは百済に逃亡しようとした間者だと疑いをかけられるが、トンマンはそれは自分が指示したことだと説明。焦点はユシンがもたらした百済の大耶城急襲計画と、大耶城にいる『黒』の字を持つ間者の正体に一気に絞り込まれる。
トンマンはイムジョン率いる先発隊を大耶城に派遣し、間者の捜索をさせる一方で、万一に備えてソヒョン率いる大軍を大耶城に派遣することを決定する。そして、ユシンの不在により士気が下がりがちな兵部を自ら訪問し、兵を鼓舞する。
その様子を見ていたピダムは、その夜、池の四阿(東屋)にトンマンを呼び出す。

「(振り返って)それで?」
「島流しにした罪人に何故、国家の重大事を任せるのです?」
「重大事だから、最も信頼出来る者に任せたのだ」
「ですが、罪人です」
「罪人にその能力をもって償わせることは大義に反するのか?」
「ユシンをそこまで信じるのですか」
「お前は信じられないのか?」
「私は陛下以外は疑う。司量部令ですよ」
「ユシンではなく、私を……私を信じられぬのか?私がユシンを誤解しているとでも?」

トンマンの問いに、ピダムは目を細める。ピダムはすでにポジョンからユシンがウォリャと会っていたことを聞いていたが、そのことはまだ伏せていた。

「そう思うのか?」
「その質問の答えは、後日返答致します」
「――(驚き、僅かに困惑している)」

その場を立ち去ったピダムは暫く一人で歩いた後、振り返って口の端を少し上げる。
その頃復耶会の砦では、かつては伽耶のものであった大耶城を失って以来後退していた、弩の技術を取り戻していた。しかしウォリャはユシンの言葉を忘れられず、復耶会を存続させるべきか、あるいは新羅に服従して二番手の道を歩むべきか苦悩する。
一方、司量部の牢に入っているユシンは、ウォリャに助けられたことをアルチョンに告白。アルチョンは事の重大さを指摘するが、ユシンは大耶城のことのみを案じている。

翌日イムジョンが大耶城から帰参するも、ユシンの言う『黒で始まる名前の男』は見つからなかった。
軍事に関してユシンが嘘を吐くとは考えていなかったピダムは僅かに驚くが、機は熟したとして、便殿会議でユシンがウォリャといたことを公表。ユシンが前線を撹乱したことを罪に問うはずの会議は、一気にユシンを大逆罪で処刑すべきか否かで紛糾する。
昨夜の答えがこれかと、またしても彼女を出し抜いたピダムに怒りを覚えたトンマンは、仁康殿でピダムを問い質す。

「お前は本当に今、調査を終えて、報告したのか?いや、お前は既にユシンがウォリャと会ったことを知ってい(て隠してい)たのだろう!」
「はい、陛下。どうして私があなたに嘘の報告など出来るでしょうか。仰る通り、私ははじめから知っていました」
「それなら、何故……何故それを、今、報告するのだ?」
「ユシンがもたらした情報は、非常に重要な軍事機密でした。もし私が最初にウォリャのことを上奏していたら、ユシンの情報に埋没していたでしょう。ですから、私はまずユシンの情報の真偽を確認してから、陛下にウォリャのことを申し上げるつもりでした」
「ビダム!お前は私と言葉遊びでもしているつもりか?お前は最初から、ユシンを更なる窮地に陥らせる為に機を待っていたのだろう」
「復耶会が神国に抗い続ける以上、陛下が伽耶をいだく術はありません。にも関わらず、ユシンは伽耶を見捨てることを出来ずにいます。ならば、陛下に残された道は一つ。ユシンを捨てることです。司量部令ピダム、陛下にお願い致します。ユシンを諦めて下さい」

ユシンを処刑するか、否かで宮中が真っ二つに割れる中、トンマンは苦悩する。トンマンもまた、ユシンのもたらした情報に嘘は有り得ないと考えていたが、現実は違う。策略が噛み合わず苦心するトンマンに、チュンチュが進言する。

「(こめかみを抑えたまま)お前も私にユシンを諦めるよう話をしに来たのか?」
「いいえ、陛下」
「(不貞腐れたように座り直して)それでは、私にユシンを諦めるなと言いたいのか」
「いいえ、陛下。私が申し上げたいのは、このような形で伽耶を捨ててはならないと言うことです。ユシンと伽耶を分けずとも、解決策はあるはずです」
「私は伽耶に出来る限りの慈悲を与えてきた。だが彼らは未来を信じず、ウォリャの復耶会を支持した。私に出来ることが他にあるとでも言うのか?チュンチュ、お前がその答えを知っているとでも?」
「はい、陛下。答えはここに。それは、私、キム・チュンチュです」

チュンチュの言葉に奇策を思いついたトンマンだったが、それが可能であるか(あるいはそこまでするべきか)、確信を持てない。楼台で考え込むトンマンの元に、(恐らくトンマンはユシンのことにのみ頭を痛めていると思い込んでいる)ピダムが現れる。

「陛下。ユシンの処分は如何なさいますか」
「……何故ここに来た?そんなにユシンの処罰が気になるのか」
「(ぐっと詰まって)もし陛下がどうしてもユシンを見捨てることが出来ないと仰るのなら、私がユシンを守ります」
「(訝しげに視線を動かす)」
「ユシンを斬首にと言う声は、日に日に高まります。花郎達も大等達も、あなたに上奏を続けるに違いありません。ですが、司量部令ピダム、自らの政治力を全て注いで彼らを黙らせてみせます。もし陛下がお許し下さるなら、私が(臣僚から)ユシンの命を守り抜きます」
「(ふっと笑って)ユシンの命?それで、お前にユシンを助けるよう頼む代わりに、私はお前と婚姻しなければならないのか?ユシンの命には、それほどの価値があるのか。――お前の望みはそうだろう。違うか?」
「(狼狽えて)はい、そうです、陛下。それが私の望みです。ですが、私は己の愛を利用して、あなたと取り引きをするつもりはありません」
「愛。……なんて心暖まる、穏やかな言葉だろう」
「(涙を堪えて)ご命令を、陛下。もしユシンを助けるよう命じて下さるなら、私はただ陛下の為にユシンの命を守ります。陛下」
「私はお前に命令を下すつもりはない。下がれ」

トンマンにはね除けられたピダムは、ユシンの牢へ。相変わらず大耶城のことしか口にせず、黙々と敵の戦略を推理するユシンに苛立つが、ユシンに焚き付けられ、間者探しを再開する。ピダムもまた、大耶城の危機を感じ取り始めていた。
一方で、トンマンとピダムの会話を聞いていたのか、今度はソルォンが楼台のトンマンの元を訪れる。ソルォンは微笑みながら口火を切る。

「お悩みのようですね」
「多くの戦いを経験されたゆえ、ソルォン公も感じ取っているはず。戦いが起きそうな、不吉な予感を」
「嘘が明らかになってもユシンを信じ続けるのですか。……ええ、そうでしょう。ユシンはいつどこにいても、陛下に、神国に忠実です。ですから、陛下が案ずるべきはユシンではありません。……覚えておいでですか?前に、陛下は私に、ピダムを揺さぶるなと仰いました。(微笑を消して)違います、ピダムを翻弄しているのは、陛下です」
「(ソルォンを見上げる)」
「ピダムの心を動かし、支配しているのは陛下です。ピダムは、陛下次第でどうにでもなります」
「(視線をさ迷わせる)」
「(言い聞かせるような口調で)安らぎを与えさえすれば、ピダムは誰より陛下に忠実な臣下になると、おわかりでしょう」
「(僅かに狼狽えるも、何も答えない)」

仁康殿に戻ったトンマンだったが、ユシンの処罰を求める上奏文や状啓が山と積まれており、外では大等達がユシンの処罰を、ユシン軍は冤罪を叫んでいる。
その頃、ピダムはヨムジョンと間者を発見。ポジョンを間者暗殺に送り込む。夜になり大耶城に到着したポジョンだったが、百済軍の攻撃に間に合わず、大耶城は火の海と化していた。ポジョンは徐羅伐にとって返す。
仁康殿では、トンマンに呼び出されてピダムが茶を飲んでいる。沈黙に耐えかねたピダムは、厳しい顔つきのまま黙りこくっているトンマンにそっと話しかける。

「陛下、何かお話があるのですか?言いにくいことなのですか?」
「(ピダムを見るも、厳しい眼差しのまま)」
「(トンマンの眼差しを避けるように一度視線を伏せてから、トンマンを見上げ、恐る恐る)陛下」
「ソルォン公が、(一度視線をそらして)私がお前を翻弄し、揺さぶっていると……お前に安らぎを与えろと言う。(再びピダムを見て)そうなのか?」
「(目を伏せて)何のことでしょう」
「私を、愛しているのか?」
「(顔を上げる)」
「質問に答えろ」
「(また伏せて)はい、陛下。恐れ多いですが(トンマンを見ようとして見れず)そうです」
「神国は?」
「……はい?」
「神国は、愛していないのか」

「覚えておけ。お前と国婚するとしたら、それはユシンを助ける為でも、お前への愛の為でもない。ただ、お前が必要だからだ。……お前だけが、愛と言う感情に振り回されている。権力を得る為に国婚を望むのが正しいのに、何故、婚姻の為に権力を握ろうとする?」
「陛下」
「どうしてそんなに子供染みているのだ。お前は、徐羅伐で一番純真だ」
「(ミシルの言葉を思い出す)」

「お前はその弱い心で、叶えるのが難しい青臭い夢を見ている」
「だが、愛にしがみついて、愛のままに女に服従する男は、魅力的ではない」

「私を愛していると言ったな。……確かに面白くもなく退屈だが、私は神国を、神国だけを愛さなければならない。愛と言うものは全てをかけるものだ。だから、全てをかけて神国を愛している以上、誰かを愛することは出来ない」
「……陛下が神国だけを愛するなら、私は神国になります。私にとって、陛下は神国そのものです。陛下への愛と神国への愛。その二つは、私にとっては……同じなのです」
「――(僅かに狼狽える)」

そこへ、ヨムジョンが登場。大耶城が百済軍の攻撃を受けていることを注進する。
遅れて到着したソヒョン軍が戦うも、大耶城は落城。難攻不落と謳われた大耶城の陥落に徐羅伐は一気に緊張し、負け知らずのユシン軍の出陣を要請する声も上がるが、ユシンが罪人であることに変わりはない。トンマンがユシンに密命を与えたことにより、貴族達は再び伽耶派ユシンを排除する方向に固まりつつあった。
そこへ、ピダムとソルォンが登場。臨戦無退の覚悟を示したソルォンに、トンマンは軍権を預ける。
会議を終えたピダムはトンマンにソルォンの作戦を説明。自分が神国を救い、神国になると誓う。それに対してトンマンは、神国を救った者に全ての権利が与えられると告げるが…。

<55話あらすじ終了>

続きは、相変わらずトンマン(とトン&ピ)語りです。

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  1. 2010.12.12(日) _00:10:04
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これが、私の忍耐の限界だ。@善徳女王56話あらすじ&トンマン解析。

<管理人的今回のあらすじ>
(※またまた長いです)

ソルォンはトンマンに大徳山に第一次防衛線を敷く戦略を説明。同席する将軍達(元花郎達)にもかつての威厳そのままに命令を下すが、将軍達は少し不安げ。ユシン軍も、自分達の主たるユシンではなくソルォンに従うことに不満もあり、士気が上がらない。ユシンはそんな部下達を叱責し、ソルォンを呼ぶ。
ビダムは司量部にてソルォンに、推火郡でこの戦に片をつけ、神国の為に、そして何より我々の為に勝たねばならないと念を押す。
トンマンもソルォンを仁康殿に呼び出し、二人きりで会談をする。

「兵部の全権をくれ?」
「はい、陛下。私が勝利した暁には、どうか兵部の全権をお与え下さい」
「私と、神国の安危を以って、取引をするつもりですか」
「私にとっては、これが最後の機会です」
「また権力を握る為の?」
「不可能な夢……」
「(怪訝そうな眼差しでソルォンを見る)」
「……三韓一統」
「(視線を巡らせる)」
「陛下が目指す大業。私もその大業の一端を担いたいのです」
「望みはそれだけですか?」
二人、暫し沈黙する。
「あなたの夢、三韓一統に協力します。ですから、もし私が勝利したならば、どうかビダムと国婚して下さい」
「(ソルォンを睨む)」
「陛下」
「(視線をそらして)ピダムの私への想いが……怖いのです」
「(視線を彷徨わせる)」
「真興大帝は神国に栄光をもたらしました。ですが、たった一つ間違いを犯しました。……人です。ご自身の者だと信じた者達を、(ソルォンを見て)全てミシルに奪われました。ミシルだけに忠実な者達のせいで、後継者を育てられなかった。違いますか?……私がいなくなっても、ピダムは神国に忠誠を誓い続けるのか。神国の大業の為に、その身を尽くすのか。――どう思いますか?」
ソルォンは、何も答えられない。

トンマンとの会談を終えたソルォンは、ユシンの牢へ。トンマンが民政に力を注いでいた十年の間に、百済は軍事に力を注ぎ、ソルォンの時代とは比べ物にならない機動力と武器を駆使した戦術を使っていると忠告。ソルォンはそんなユシンに保身を図らないのかと訊ねるが、ユシンは自分はソルォンのように生きると決めていると切り返す。一番でない限り、二番目でも百番目でも、そんなことはどうでもいいと。
ユシンや兵部の者だけでなく、ミセンも長らく戦場を離れていたソルォンが指揮を取ることに懐疑的だった。そして息子のポジョンはソルォンが病魔に侵されていることを秘かに案じるも、ハジョンはソルォンは戦場で育った根っからの将軍だと周囲を鼓舞し、ソルォンは再び将軍として戦場に出られることを喜ぶ。

「何故病のことをお隠しになるのですか。いくら母上の最後の頼みとは言え、何も、ピダムの為に命を懸けなくても……」
「(微笑んで)それは違う。私は根っからの将帥のようだ。ピダムの為とは言え、興奮するのだ、また神国を救えると思うと。ユンチュンが名将とは言え、私とは比べ物にならなかった」
「(不安げ)」

しかしその一方で、ミシルの霊廟でソルォンは真情を吐露する。

「璽主。ビダムは、どうやら私に似たようです。誰かを思う、その心が。……本当なら、恋心など空を飛ぶ鳥にくれてやれと仰った璽主に似るべきだったのに。ですが、璽主の最後の遺言ですから従います。今度の戦を、必ずピダムの好機にしてみせます。……逢いたいです、璽主」

出陣するソルォンを見送るチュンチュは、ソルォンの気勢を褒め称えると同時に、隣に立つピダムの内心を冷ややかに指摘する。ソルォンが勝てば、ピダムは欲しいものを手に入れることが出来る――その言葉に、ピダムは何も答えない。
一方、トンマンはユシンの情報の再調査をアルチョンに命じ、チュクパンに復耶会を手にする為の秘策を実行するよう告げる。チュクパンは郎徒時代から潜入させていた部下を使って、復耶会への連絡方法を聞き出し、ウォリャをトンマンの指定した場所へと呼び出す。

復耶会の砦では、百済軍の猛攻を知ったウォリャがその苦悩を深くしていた。ソルチは避難すべきだと進言するが、ウォリャは伽耶の民の命は私に懸かっている、ユシンが正しいのか私が正しいのか見極めなければならないとソルチの進言を取り下げる。
そこへ舞い込んだ伝言に従い配下の者を引き連れて指定の場所へと赴いたウォリャは、現れた人物がアルチョンとチュンチュのみを連れたトンマンだと知り驚愕する。トンマンの目的は、チュンチュと共に、直接ウォリャと話をすることにあった。(※ちなみに隠居生活のトンマンは、この時の格好をイメージしております)(※さらに、ここで新たに登場した復耶会のにーちゃんはヨウォンさんのイトコだそうです)

「手短に話す。お前達は、伽耶流民に対する陛下の恩恵は知っているはず。まずはそれだ。二つ目は、伽耶出身だとわかる戸籍。それをなくすつもりだ」
「すなわち、私の死後も、お前達が伽耶出身だとわかることはなくなる。三つ目は、この内容を後世のどの王も変えられぬよう、勅書を残すつもりだ」
「その勅書があれば、どんな王であれ、変更は不可能だ」
「それゆえ、お前はユシンを王にすることを諦めろ」
「それで……我々に何をお望みなのですか」
「復耶会に属する全ての者と、蹶張弩(クォルジャンノ)部隊(※脚を使った弩を扱う部隊)は全面的に武装解除し――」
「私の下に合流しろ。ユシンではなく、私の下へだ」
この提案に、ウォリャは僅かに動揺し、ソルチは鼻で笑う。
「三日、猶予を与える。三日後の同じ時刻に、ここで」
「もし私が陛下の提案を断れば、どうなさるおつもりで?」
「お前のせいで、ユシンが死ぬことになる。さらにお前のせいで、伽耶流民は死ぬことになる」
ソルチ、目を丸くする。トンマンは僅かに目を潤ませつつも、断固とした様子で続ける。
「私の慈悲もここまでだ。……王としての発言は、何があっても守る」

城に戻ったトンマンに、アルチョンはあまりに軽はずみな行動だとして苦言を呈す。トンマンはユシンを得る為であり、ウォリャもここまでしなければ心を変えないと説明するが、ユシンを得る為でもしてはならない行動だとアルチョンは苦りきっている。それに対し、人を得る者が天下を得る、と呟いて、トンマンは寝室へ去る。
仁康殿の外へ出たチュンチュは、憤懣やるかたないアルチョンに説明する。

「陛下は困ったお方です」
「私に見せているのだ」
「見せるとは?」
「頭だけでは、人は得られないと言うことを。もがき、苦しみながら成し遂げるのが新羅の大義だと。だから、私と復耶会を繋げてくれた」
「どういうことです?」
「復耶会は、陛下の死後、何が起こるかを恐れている。私は、陛下の死後、王位に就くつもりでいる。それゆえ、私と復耶会は利害が一致するのだ。私は彼らに、ユシンの代わりに王位に就くべき者を示した。それが、私だ」

トンマンからの提案を、ウォリャは深く考える。トンマンもまた、一人、着替えることもせずに張り詰めた面持ちで夜を明かす。
しかしその裏で、トンマンとチュクパンは子供を使って、復夜会の砦の位置を割り出していた。
その一方で、ソルォン軍は敗退。チュジンを戦場に送り込むも、無敗のユシン軍敗退に民心は動揺する。瀕死の状態で帰還したソルォンは、百済には優れた遊軍がいること、また、その機動力はユシンの予測を上回っていることを報告する。兵卒は、その遊軍を化け物だと恐れるようになっていた。

「申し訳ありません、ビダム公。璽主の最後の遺言に従って下さい。人を……人を得ることを目的にするのは危険です。もっと……大きな志を。もっと、大きな夢を、抱くのです。そうでないなら、私のように二番手の道を歩まねばなりません。璽……璽主、璽主の最後の意に従って下さい」
「ソ、ソルォン公……(手を取る)」
「(息絶え、手も落ちる)」

最後にピダムを呼んだソルォンは、最期の忠告を残し、息絶える。彼を支えてきた軍師であり、ピダムの恋心に最も理解を示していたソルォンの死に、ピダムは喪失感を覚えるのだった。
ソルォンはユシンに百済軍の情報を残す。ミセンらは、最期まで彼らを気遣ったソルォンを悼む。

かつての大将軍の敗北に、徐羅伐中が動揺を隠せない。ユシンを戦場に送るべきだとの声が高まるが、ピダムは罪人に国の未来を託すのかと反論。
その一方で呼び出されたピダムはユシンの牢へ赴き、牢の中でユシンが編み出した金城山を使った作戦と防衛線について記された地図を受け取る。どこまでも神国の行く末のみを憂うユシンをあしらいつつも、男としての敗北感を感じずにはいられない。
ピダムはユシンの作戦も用いた自らの作戦をトンマンに説明し、チュジンを戦わせると進言するが、トンマンはそれを許可しつつも、ピダムが去った後、チュンチュとアルチョンを連れて宮殿を抜け出す。その夜が、ウォリャとの約束の夜だった。

復耶会では、意見が真っ二つに割れて収拾がつかなくなっていた。
ウォリャ自身はトンマンを信じて新羅に恭順する意思を固めつつあったが、ソルチを始めとする過激派はトンマンが提示した条件は受け入れられないと突っぱねる。
結局、約束の刻限を過ぎても結論は出ず、現れないウォリャに痺れを切らしたトンマンはアルチョンのみを連れて自ら復耶会の砦を訪れることを決意。(ところでなんでこのシーンでトンマンは笠を取ってるのに、チュンチュはしたままなんでしょうかw)チュンチュもアルチョンも止めるが、トンマンはチュクパンとその密偵の少女から教えられた場所へと向かう。
砦に現れたトンマンとアルチョンは、たちまち復耶会の兵に取り囲まれる。現れたウォリャを見たトンマンは、彼らの前で持参した伽耶人の名簿を火にくべて、最後の選択を迫る。一方、チュンチュは離れた場所にいた侍衛府を引き連れ、復耶会へ。

「まだ信じられぬか?これ以上、何を望む?何をすれば(高めた声を落ち着けて)私の民になるのだ?このままユシンを殺し、お前達を殺し、お前達が新羅人を殺し……そんなことを繰り返すのか?本当に、それを望むのか?」

そこへ、侍衛府の兵を連れたチュンチュが現れる。一気に緊張が高まる中、トンマンはウォリャに「これが私の最後の通告だ」と宣告した後、チュンチュに命令する。

「お前はここに残り、ウォリャと話をつけろ。でなければ、チュンチュ、お前も(軽く辺りを見回して)そして、お前達全員を、(ウォリャを見て)絶対に生かしてはおかぬ」

宮殿に戻ったトンマンを待ち受けていたのは、チュジンの軍が敗れる寸前だと言う報告だった。トンマンは、現れないチュンチュをこれ以上待つわけにもいかず、便殿会議を開く。議題は一つ、二万もの大軍が徐羅伐に迫っていると言う火急の事態を如何にして乗り越えるかである。
そこへ、ようやく演武場にいるチュンチュの下にウォリャと復耶会の兵が現れて跪き、トンマンとチュンチュに忠節を誓う。それと時を同じくして、鎧を身に着けたユシンが登場。愕然とするピダムと満足げなチュンチュ、そして抗議する大等の前で、トンマンはユシンに剣を授け、神国を救うよう命じる。

「若汝ユ信導、是為ユ信軍。ユシンが導いてこそ、ユシン軍と言える。――上将軍キム・ユシン。ユシン、汝を再び上将軍に任命する。汝に、この戦が終わるまでの間、王権と軍の全権を委任する。それ故、大神国の領土を守り、我が神国を救え」
「上将軍キム・ユシン、全身全霊を尽くします」

<56話あらすじ終了>

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  1. 2010.12.17(金) _00:10:41
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戦略と政略と愛憐。@善徳女王57&58話トンマン解析。

えーと、あの長いあらすじ、とりあえず止めます!その、長いし大変で…(コラァアアア)
あ。でも好きな場面の台詞の抜粋だけは、続けます。トン&ピも、ここら辺の台詞はすでにSSでも取り上げましたが、あの時はほとんどkntvのままだったのでリベンジします!


<善徳女王57&58話あらすじ>
トンマンの命令により再び上将軍となったユシンは、戦場へ。ケベクと激闘を繰り広げる。
一方、徐羅伐では百済軍の猛攻を前に、ピダムがトンマンに播遷するよう進言するが、トンマンは自分の代わりにチュンチュを播遷させて、彼女だけを熱望するピダムの愛に疲弊した心身を預ける。徐羅伐防衛の為にピダムを上大等に昇進させたトンマンは、貴族達の私兵をピダムの下に纏めさせて、徐羅伐防衛軍とする。ピダムはトンマンの信愛に応える為に、トンマンの死後は権力を放棄すると言う密約をトンマンと交わす。
トンマンとチュンチュが手懐けた伽耶の最先端の武具を用いて、ユシンは見事に勝利を収めて凱旋。ユシンを労ったトンマンは、国家戦略を切り替え、私兵を廃止することを告げると同時に、ピダムと結婚すると発表する。
一先ずトンマンの命令を受け入れた貴族達だったが、ヨムジョンがトンマンとピダムの密約を知った為に事態は急変。貴族達は唐の使臣を巻き込んで、ピダムとトンマンの仲を決裂させて、トンマンの退位とピダムの即位を目論むが…。

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  1. 2010.12.27(月) _21:56:21
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人物相関図@善徳帝時代(第51回~第62回)

コメントで相関図ネタを頂いたら相関図ネタが(自分の中で)盛り上がったので、勢いのままに管理人的相関図を作成してみました。
とりあえず、一番人間関係がシンプルそうな(笑)、トンマン即位後から!(出来るだけネタバレがない範囲で作成しました。チュンチュの役職だけネタバレしててすみませぬー)

相関図@女王時代1

なんと言うゴチャゴチャ感。おまけに画像が汚いよー・゚・(ノД`;)・゚・
あ。ちなみに百済軍はあんまし関係ないので省きました。
また、トンマンを除くとヨムジョンの画像が一番大きいと言うなかなか笑える図になっていますが、他意はありません。縮小する時、これ以上縮小したら顔潰れそうだなーと思ったので、このサイズに…!

続きに、これの文字なしバージョンや画像のみバージョンをしまっておきますので、もし良かったら、プリントアウトして自分流の相関図を書き込んでみて下さいー。んでもって、それを披露して頂けるとめちゃめちゃ嬉しいです(*´∀`)

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  1. 2011.01.07(金) _22:03:43
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BS版最終回を見ました。

久々に、リアルタイムで。
と言うわけで、感想を一言。

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  1. 2011.01.27(木) _20:25:12
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01/27のツイートまとめ

hisuiR

……ちょっと今日は精神的に疲れる1日だったので、頂いたコメントへのお返事は明日にさせて下さい。拍手もコメントも、本当にありがとうございます。真っ赤な目で何度も読ませて頂いております。←目薬させー。
01-27 23:42

結論:ポニーとフジが改悪しただけで、本来の善徳女王最終回は素晴らしかった。…BS版も完全版もマジで有り得んわ…あんなのが正しい善徳女王だと思われるのが悔しい…(゜つд`゜)・。
01-27 23:40

あまりにBS版の改悪が酷く、「ひょっとして私は善徳女王最終回を脳内で捏造した?」疑惑が浮上したので、kntv版を視聴。去年の4月に一度見て以来、初めて見ました。
01-27 23:36

  1. 2011.01.28(金) _00:05:40
  2. ドラマや本の感想
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